御所市はハチの巣を駆除しない|スズメバチとアシナガバチで案内が違う
御所市の公式ページによると、市は個人の所有地や管理地にあるハチの巣の駆除業務を行っていません。駆除は、巣ができている場所の所有者または管理者が自らの責任で進めることになります。公園や道路など市が管理する場所の巣は、管理者としての責任で対応するため、所管する部署へ連絡するよう案内されています。
市はスズメバチの巣について、軒下や生垣、地中、木の幹などに作られ、円形や楕円形のマーブル模様で、ハチの出入り口が1か所であることが特徴だと説明しています。攻撃性が高く個人での駆除は危険なため、有料の専門業者に依頼するよう勧めています。一方、アシナガバチは攻撃性が弱く、巣を刺激しなければ襲われることはほとんどないとされ、冬にハチが出入りしなくなるまで見守る方法も紹介されています。
市のページは、アシナガバチの初期の巣なら市販の殺虫剤で対処できるとしつつ、刺されないよう安全に十分注意し、危険を感じたら無理をせず専門業者に頼むよう求めています。薬剤を使う場合は製品の表示に従います。種類の判断に迷うときは巣に近づいて確かめず、離れた場所から形と場所を写真に残し、蜂の巣の種類を形で見分ける方法やスズメバチとアシナガバチの違いを参考にして業者へ伝えます。
| 巣の種類 | 市の案内 | 補助金の扱い |
|---|---|---|
| スズメバチ | 攻撃性が高く、個人での駆除は危険。専門の駆除業者(有料)へ依頼する | 活動中の巣なら補助の対象 |
| アシナガバチ | 攻撃性は弱く、刺激しなければ襲われることはほとんどない。見守る方法もあり、危険を感じたら業者へ | 対象外 |
| ミツバチなど | 補助金の注意事項に、ミツバチなどの巣は対象外と書かれている | 対象外 |
参考:御所市|ハチの巣の駆除「スズメバチ駆除費補助金」のご案内
御所市に連絡すれば、ハチの巣を無料で取りに来てもらえますか?
市は個人の所有地や管理地にあるハチの巣の駆除業務を行っていません。所有者か管理者が自分の責任で駆除業者へ依頼します。スズメバチの巣なら、駆除後に費用の2分の1(上限1万円)を申請できます。
スズメバチ駆除費補助金|対象になる人と対象外になるもの
補助の対象は、スズメバチの巣がある市内の土地、建物、工作物を所有、使用、または管理している個人か自治会で、専門の駆除業者に頼んで巣を駆除した場合です。市税等の滞納がないことも条件ですが、申請者が自治会の場合は除かれています。
補助額は駆除に要した費用の2分の1で、上限は10,000円です。店舗、事業所、工場など、もっぱら事業に使っている土地などの巣は対象になりません。駆除のために建築物の一部を壊す必要が生じた場合の費用と、その復旧費も補助に含まれません。見積書では、巣の駆除作業と、壁や天井を開ける作業を分けて書いてもらうと、申請できる金額を整理しやすくなります。
| 項目 | 市の案内 |
|---|---|
| 対象の巣 | 活動中のスズメバチの巣に限る。アシナガバチやミツバチなどの巣は対象外 |
| 申請できる人 | 巣のある市内の土地・建物・工作物を所有、使用、管理する個人または自治会。市税等の滞納がないこと(自治会を除く) |
| 対象外 | 店舗・事業所・工場など事業用の土地等の巣。建築物の一部を壊す費用とその復旧費 |
| 補助額 | 駆除に要した費用の2分の1、上限10,000円 |
| 申請の期限 | 巣の駆除日から1か月以内。巣1個ごとに申請する |
| 予算 | 予算の範囲内。年度の途中で申請できなくなる場合がある |
補助金の申請の流れと必要書類
市のページは、巣を駆除した後に申請する流れで説明しています。そのため、業者へ依頼する前に、作業の前後の写真を撮ってもらえるか、領収書に費用の内訳が出るかを確かめておくと、後で書類をそろえやすくなります。駆除前と駆除後の写真は、危険なので駆除業者に撮影を依頼するよう、市が案内しています。
申請書(兼請求書)は、御所市クリーンセンターの環境政策課へ提出します。押印は認印で構いませんが、インク内蔵式の浸透印は使えません。書類に不備があると手続きに時間がかかるため、領収書と写真は巣ごとに分けて保管します。巣を2個駆除したときは、2件の申請になります。
- 申請書(兼請求書)に必要事項を記入し、認印を押す
- 振込先口座の通帳の写し
- 巣の駆除前と駆除後の写真
- 巣の駆除に要した費用がわかる領収書の写し
- 駆除を実施した場所の位置図または見取図
ハチ駆除業者の探し方と見積もりで確認すること
市のページでは、職業別電話帳の「ハチ駆除」「害虫駆除」の欄に載る業者のほか、一般社団法人奈良県ペストコントロール協会が駆除業者を紹介していると案内しています。市内業者の例も掲載されています。駆除料金は業者ごとに決められ、巣の大きさや巣が作られた場所によっても変わるため、複数の業者から見積もりを取り、料金を事前に確認するよう求めています。
見積もりでは、基本料金に何が含まれるか、高所作業や出張の費用、処分費、再訪問の有無を聞き、書面で受け取ります。補助の申請には費用の分かる領収書が必要なので、見積書の項目が領収書にも反映されるかも契約前に尋ねておきましょう。料金の見方はハチの巣駆除の費用を比べる方法と、蜂駆除の高額請求を防ぐ確認で整理しています。
ハトの被害は市が捕獲しない|巣の卵・ヒナと許可の線引き
御所市は、ハトやその卵の捕獲、駆除を行っていません。ハトを含む野鳥は鳥獣保護管理法で保護されており、むやみに捕獲や駆除ができないためです。卵やヒナも同じ扱いで、捕獲や卵の採取には許可が必要とされ、許可の申請方法は御所市の農林商工課に問い合わせるよう案内されています。
巣の中にヒナや卵があるときは、勝手に撤去したり移動したりできず、ヒナが巣立つまで見守ります。見守るのが難しい場合は、捕獲許可を受けて自分で撤去するか、駆除処理業者に相談します。ヒナも卵もない空の巣なら、敷地の管理者が手袋とマスクを着けて撤去し、ごみとして処分できます。ふんは、水で濡らして飛散しないようにしてから片づけます。
ベランダなどで巣を見つけたときは、近づく前に離れた場所から写真を撮り、卵やヒナの有無を落ち着いて確かめます。許可の考え方は鳥の巣を撤去する前の卵・ヒナの確認と、ハトの駆除を市役所に頼めるかにまとめています。
参考:御所市|ハトの被害対策
ヘビは市が駆除しない|庭と家のすき間でできる対策
御所市は、ヘビの駆除や捕獲を行っていません。ヘビは生態系の一員であり、マムシやヤマカガシなどの毒ヘビも同じ扱いです。ヘビはネズミなどを捕食し、しばらくするとエサを求めて別の場所へ移動するため、見かけても騒いだり捕まえようとしたりせず、そっとしておくよう案内されています。
寄せつけない方法として、定期的に草刈りをすること、草むらの柔らかい土の穴や木の根元、石垣のすき間などの隠れ家をふさぐこと、家の小さなすき間や穴を埋めることが挙げられています。家の中や敷地内に入り、どうしても追い払いたいときは、自分で有料の駆除業者に相談します。現場に着いたときにヘビがいなくなっていても出張料がかかる場合があるため、事前に確認しましょう。蛇の相談先の考え方は蛇の駆除は市役所や警察に頼めるかでも確認できます。
アライグマ・イノシシ・シカは鳥獣被害防止計画で方針が示される
御所市の鳥獣被害防止計画は、計画期間が令和8年度から10年度までです。対象の鳥獣はイノシシ、アライグマ、ニホンジカで、対象地域は市全域です。計画には、市内の鳥獣被害の多くはイノシシによるもので、近年はニホンジカの目撃情報が急増していると書かれています。
アライグマについて、計画は捕獲講習を続け、捕獲檻の貸し出しなどを通じて、民間の力を使った捕獲活動に努める方針としています。捕獲は、目撃や被害の確認に応じて、小型の捕獲檻で行うとも書かれています。ただし、これは農林水産業などの被害を防ぐ計画です。貸出の対象者、申込み方法、期間、返却方法といった個別の条件は計画から読み取れないため、庭や屋根裏の被害では、先に農林商工課へ何が借りられるかを尋ねます。アライグマの箱わなに免許が必要かも確認の手がかりになります。
捕獲体制としては、市内の猟友会が推薦した有資格者を、市の鳥獣被害対策実施隊員として委嘱すると書かれています。許可や講習を受けずに自分でわなを仕掛けてよいという意味ではないため、動物の捕獲は市の案内に沿って進めます。
高額な見積もりに迷ったら|御所市・葛城市在住者の消費生活相談
御所市の消費生活相談窓口は、御所市と葛城市に住んでいる人が対象で、対面、電話、メールで相談できます。市のページには、家の工事など高額な契約を結ぶ前の相談もできると書かれており、契約前でも使えます。家庭間のトラブル、労働問題、事業者からの相談は対象外です。
ハチ駆除や害獣対策の契約では、広告の金額と最終的な請求額が違う、その場で契約を急がされるといった場面で迷うことがあります。金額の根拠を書面で出してもらい、納得できなければその場で契約せず、見積書や広告の画面を手元に置いて相談します。駆除の請求トラブルを188へ相談する準備も参考になります。
| 窓口 | 相談日 | 相談時間 |
|---|---|---|
| 御所市役所 市民課 | 毎週木曜日 | 10時から16時 |
| 葛城市役所 新庄庁舎 | 毎週月曜日 | 10時から16時 |
| 消費生活センター 中南和相談所 | 月曜日から金曜日(祝日を除く) | 9時から16時30分 |





