富田林市の捕獲檻の貸出:対象と連絡窓口
富田林市は、自然環境を守るため、アライグマを捕獲する人に捕獲用の檻を貸し出しています(2025年8月1日更新)。市は、アライグマが北米産でペットとして輸入されたものが捨てられたり逃げたりして野生化したこと、農作物の被害や住宅のベランダへの侵入といった生活環境被害が急増していること、接触による動物由来感染症の媒介のおそれがあることを説明しています。
ヌートリアは南米原産のネズミの仲間で、アライグマと同じく特定外来生物として、捕獲用の檻の貸出の対象です。貸出や返却、捕獲後の回収依頼の連絡は、2025年6月2日から「富田林市アライグマ等対策業務連絡窓口」(事業者名が併記されています)に変わりました。受付は月曜から金曜の午前9時から午後5時30分で、祝日は除きます。このページのお問い合わせ先には環境衛生課が載っていますが、檻の貸出や返却の電話は案内された連絡窓口にかけます。
| 場面 | 市の案内 |
|---|---|
| 借りる・返す | 連絡窓口に電話(平日の9時から17時30分、祝日を除く) |
| 貸出期間 | 最大2か月。続けて借りるときは再申請 |
| 設置中 | 毎日見回りをする |
| 捕獲したとき | 午前中(9時から12時)に電話する |
| 回収 | 平日のみ。休祝日に捕まったら水を与えるなどして餓死しないよう管理 |
| ほかの動物が入ったとき | アライグマ・ヌートリア以外は、申請者自身が放獣する |
参考:富田林市|アライグマ・ヌートリアの捕獲にご協力ください
富田林市のアライグマの檻は、どのくらいの期間借りられますか?
貸出期間は最大2か月です。続けて借りたい場合は再度の申請が必要なので、期限の前に連絡窓口(平日の午前9時から午後5時30分、祝日を除く)へ確認してください。
毎日の見回りと、休日に捕獲したときの備え
市は、設置した捕獲檻を毎日見回るよう求めています。出張や旅行などで数日家を空ける予定がある時期は、貸出を受ける日や設置する日を調整したほうが、檻の中の動物を放置するおそれを減らせます。貸出期間は最大2か月で、続けて使うには再申請が要るため、期限の前に連絡窓口へ確認しましょう。
回収は平日だけなので、休日や祝日に捕獲した場合は、檻の中の動物が餓死しないよう水を与えるなどの管理が必要です。連休の前に設置するかどうかは、この点を踏まえて決めます。市は接触による感染症のおそれも説明しているため、近づきすぎず、触れずに連絡窓口の指示に従ってください。法律の整理はアライグマ駆除の法律と許可にまとめています。
野鳥の巣・卵は、市が原則駆除しない方針です
市の「野鳥・巣等の捕獲や駆除について」(2024年5月31日更新)は、野鳥の捕獲や飼育、野鳥の卵の採取は鳥獣保護管理法で保護されていてむやみにできないこと、野生鳥獣との共存が望ましいことから、野鳥や卵の捕獲や駆除は原則行っていないと案内しています。
自宅に巣ができた場合は、ヒナや卵が巣立ってから、手袋とマスクをつけて巣を取り除くよう案内されています。ベランダの隅やエアコン室外機の下や裏など、巣を作りやすい場所を普段から清潔に保つことも勧められています。ハトは繁殖力が高く天敵も少なくて増えやすいため、公園などで餌やりをしないよう呼びかけています。卵やヒナがいるときの判断は害鳥駆除で鳥の巣を撤去する前に確認することも参考になります。
ごみ置場のカラス対策には、補助の案内があります
環境衛生課の「カラスよけネット等購入者に対しての補助金交付について」は、複数の家庭が利用するごみ置場に使うネットや生ごみガードを購入した場合に、費用の一部を補助する案内です。カラスよけネットは購入価格の2分の1で1個あたり1,000円まで、生ごみガードは2分の1で1個あたり7,500円までとされています。
ネットはごみ置場1か所につき1個まで、1回の申請で5個までです。生ごみガードは1回の申請で1個まで、各町会につき各年度2個までとされています。申請には、印鑑、ごみ置場の位置図、領収書の写し、カタログまたは写真、振込先の分かるものが必要です。この案内は2020年5月29日更新と表示されているため、現在も同じ条件か、申請の前に環境衛生課へ確認してください。ごみ置場の対策はカラスのごみ対策、集積所のネットとボックスにまとめています。
市の鳥獣被害防止計画から分かる、市内の被害の傾向
富田林市鳥獣被害防止計画(令和6年度変更、計画期間は令和6年度から令和8年度)は、対象をイノシシ、シカ、アライグマ、カラスとしています。アライグマは農地だけでなく人家の近くにも出没し、被害地が年々拡大する傾向にあるとされ、捕獲頭数は令和3年度が105頭、令和4年度が105頭、令和5年度が119頭と記されています。令和6年度から8年度の取り組みとして、アライグマ捕獲檻の貸出も挙げられています。
イノシシは、民家周辺の法面や水路、道路などの掘り起こしが見られ、夜間や早朝に山あいの路上での目撃や交通事故もあると書かれています。令和6年度には市内で初めてシカの捕獲が確認され、計画に新しく加えられました。農家向けには、ワイヤーメッシュや電気柵などの防護柵への補助事業があります。住宅地でのイノシシの相談はイノシシ駆除は市役所に依頼できるかも参考になります。
| 動物 | 計画に書かれた傾向 | 計画に書かれた取り組み |
|---|---|---|
| アライグマ | 農地から人家近くにも出没し、被害地が拡大傾向 | 捕獲檻の貸出 |
| イノシシ | 民家周辺でも掘り起こしがあり、山あいの路上での目撃や交通事故もある | 猟友会への捕獲業務の委託、箱わなの設置、防護柵への補助 |
| シカ | 令和6年度に市で初めて捕獲を確認 | 計画に新しく追加 |
| カラス | 農作物の被害が市全域で、早朝・夕方に集団で行動 | 計画の対象鳥獣 |
ハチの巣とネズミは、市の分類ページに案内がなく、府の情報と保健所へ
富田林市の「野生鳥獣・害虫」の分類ページで、確認した時点で案内されていたのはアライグマ・ヌートリアの捕獲に関する情報でした。市がハチの巣を駆除する案内や、防護服の貸出の案内は、確認した範囲では見当たりませんでした。巣を見つけたら、環境衛生課に市の対応があるかを電話で確認してください。
大阪府のよくある質問では、スズメバチは攻撃性が高いので巣に近づかず、専門業者に駆除を依頼するよう案内されています。衛生害虫の相談は大阪府富田林保健所の衛生課が受けており、相談者が駆除できない場合は駆除業者の団体の連絡先を紹介するとされています(2017年3月6日更新)。ネズミの相談が対象に含まれるかは、電話で確かめてください。業者に依頼する前の質問は害獣の現地調査を頼む前に伝えること・用意するもので整理できます。
業者との契約で困ったら、富田林市消費生活センターへ
富田林市消費生活センターは、月曜から金曜(祝日と年末年始を除く)の午前9時から正午、午後1時から午後4時に相談を受けています。相談1件の時間は原則30分程度で、相談内容の録音は遠慮するよう求められています。また、医療と住宅に関する相談は受けていないと案内されています(2023年12月18日更新)。
害獣駆除の契約は、工事の内容によって住宅に関する相談になる場合もあるため、電話で対象になるかを先に聞くと安心です。見積書や契約書、チラシ、勧誘を受けた日時のメモを手元に置いて相談します。見積もりの比較は害獣駆除の金額は何で決まるか、見積りの内訳も参考になります。







