交野市の窓口は環境衛生課と環境事業課などに分かれます

交野市の公式ページを見ると、ハチの巣やアライグマ、有害鳥獣の捕獲許可は環境衛生課、動物の死体の処理は環境事業課が案内しています。契約や請求の相談は総務課が所管し、市役所本館2階の消費生活センターで受け付けています。同じ市役所でも課が違うため、電話の前に何の相談かを整理しておくと話が早く進みます。

交野市の窓口は環境衛生課と環境事業課などに分かれます:確認項目
相談内容市の窓口市の案内の要点
ハチの巣環境衛生課市は駆除を行わない。個人で行うか専門業者へ依頼する
アライグマの被害環境衛生課捕獲器を貸し出している。集中すると待つことがある
有害鳥獣の捕獲許可環境衛生課狩猟免状を持つ人と共同で申請する
動物の死体環境事業課飼い主不明の動物は職員が現場で収集し、手数料は不要
契約・請求のトラブル消費生活センター消費生活相談員が平日に相談を受ける
読者の疑問

交野市は蜂の巣を無料で駆除してくれますか?

比較ガイド

市の案内では蜂の駆除は行っておらず、各個人で駆除するか専門業者に依頼します。市に相談しても駆除作業が手配されるとは書かれていないため、費用や作業範囲は依頼先と決めます。

ハチの巣は市が駆除せず、蜂の種類で市の説明が違います

交野市の「蜂の巣駆除について」は、2018年5月16日に更新された案内です。市では蜂の駆除を行っておらず、各個人で駆除するか専門業者に依頼するよう書かれています。春から秋にかけて蜂の営巣が活発になるとも説明されています。

市の説明にあるキイロスズメバチの習性は、依頼先を考える手がかりになります。7月から8月にかけて巣が手狭になると新しい巣へ引っ越し、元の巣は比較的近くの閉鎖空間にあって、最後の働き蜂が羽化するまで両方を行き来するそうです。巣を除去しても元の巣から働き蜂が来て新しく巣を作るため、市はこうした駆除は専門家に任せる必要があるとしています。

アシナガバチをスプレーで駆除する方法も市のページに書かれていますが、薬剤の使い方は製品の表示に従ってください。高所での作業や、種類が分からない巣は自分で扱わず、業者への依頼を考えます。見分け方はスズメバチらしい蜂が出入りするときの相談も参考になります。

ハチの巣は市が駆除せず、蜂の種類で市の説明が違います:確認項目
蜂の種類市が示す巣・様子の特徴市の案内の要点
アシナガバチおわんを伏せたような半球状で、下から六角形の部屋が見える蜂専用スプレーで本人が駆除するか、専門業者等に依頼する
ミツバチの分封女王蜂と多数の働き蜂が、軒下や樹木に2日ぐらい留まる危害を加えなければ襲ってこないので、いなくなるのを待つ
スズメバチ縞模様の球状で、出入口が1から2か所ある攻撃性・威嚇性が高いため、巣に近づかない

参考:交野市|蜂の巣駆除について(環境衛生課)

室内に入った蜂や、巣を落とした後の蜂への市の説明

市のQ&Aによると、室内に入った蜂は、手で握ったり振り払ったりしない限り人を刺すことはありません。巣以外の場所では危険性が少ないので、明るい方角の窓を開けて、出ていくのを待つよう案内されています。

巣を駆除した後も蜂が飛び回る場合は、巣の中にいなかった働き蜂が戻ってきているためで、放っておけばやがていなくなるそうです。同じ場所にまた巣を作り始めるときの対処も市のページに書かれていますが、再発が続くときは、前の巣の撤去方法や周囲の環境を含めて業者に相談したほうが原因を絞りやすくなります。

蜂に刺されないための注意として、市のページは巣の周りでの行動や服装、身の回りの管理について次のような点を挙げています。

  • 巣に近づかず、石を投げたりつついたりして刺激しない
  • 巣の近くで香水やヘアスプレーなどの芳香のある物を使わない
  • 黒っぽい衣服や純毛製品は避け、白っぽい服を着る
  • 洗濯物を取り込むときは、蜂が潜んでいないか点検する
  • 駐車中の自動車の窓は閉めておく

参考:交野市|蜂の巣駆除について(環境衛生課)

アライグマは捕獲器の貸出を相談し、侵入口は別に塞ぎます

交野市の「アライグマについて」(2017年6月8日更新)は、野生化したアライグマが市内各所に出没し、農業被害や家屋への侵入が出ていると説明しています。繁殖期にあたる春先は活発に動いて人家の近くに現れることが多くなり、木登りが得意なため天井裏に入ることもあるとされています。

近隣に住み着いている、すでに侵入した様子があるといった場合、市は捕獲器の貸出を案内しています。貸出が集中した場合は待つことがあります。貸出の条件や期間、費用は、今回確認した市のページに書かれていないため、環境衛生課へ直接確認してください。

捕獲器を借りても、侵入口が開いたままでは被害の原因が残ります。捕獲と封鎖を別の作業として、害獣の侵入口を塞ぐ材料の選び方と侵入口を塞ぐ時期の考え方で順番を確認しておくと安心です。

アライグマは捕獲器の貸出を相談し、侵入口は別に塞ぎます:確認項目
やること市の案内
捕獲器被害や侵入の様子があるとき貸出を相談できる。集中すると待つことがある
侵入口軒下、戸袋、住宅基礎が主な侵入ルート。板や金網でしっかり塞ぎ、困難なら専門業者へ
足跡侵入があった場合、周辺や外壁に足跡が残っていることがある
餌生ごみは屋外に放置しない。やむを得ず外に置くなら頑丈なポリバケツなどを使う
果実取り残した果実や落ちた果実は強い誘引要因になる
庭木枝が屋根に触れていると移動しやすいため剪定する

参考:交野市|アライグマについて(環境衛生課)

タヌキやアナグマは捕獲できません。許可と免状の条件を確認

市のアライグマのページには、見た目が似ているタヌキとアナグマについて、鳥獣保護管理法により捕獲することはできないと注意が書かれています。夜に庭へ来る動物の正体が分からないまま檻を置くと別の動物が入る場合があるため、姿の写真や足跡の様子を記録して市に伝えます。

有害鳥獣の捕獲許可のページ(2024年4月22日更新)では、野生の鳥獣や鳥類の卵の捕獲等は法律で禁止され、生活環境や農作物の被害があり、対策を講じても防げない場合に許可を得て捕獲できるとしています。鳥獣の捕獲には狩猟免状が必要で、免状を持つ人と共同で申請するか、持たない人が持つ人に依頼する場合は依頼書を出します。被害状況調査書、捕獲実施計画書、場所の地図、被害状況の写真などが必要で、事前に環境衛生課へ問い合わせる案内です。

アライグマは特定外来生物で、大阪府は、捕獲の前に最寄りの市役所へ問い合わせ、捕獲者台帳への登録と捕獲器標識の配布を受けるよう案内しています。市の貸出を使う場合と自分の器具を使う場合で手順が違うかは、交野市のページから分からないため、環境衛生課に確認します。無許可の捕獲は、大阪府の案内で1年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金とされています。

参考:交野市|有害鳥獣捕獲許可について(環境衛生課)

動物の死体は環境事業課。国道と府道は別の事務所です

交野市の「動物の死体処理」(2026年8月19日更新)によると、市が処理する動物は燃やすごみと同じ四交クリーンセンターで処分され、依頼は環境事業課が受けます。受付は月曜日から金曜日の9時から17時までで、年末年始は除かれます。

飼い主不明の動物は、職員が現場を訪れて収集し、手数料はかかりません。自宅のペットは別の扱いで、職員が自宅へ収集に行くと基本料金と1体ごとの料金で1,800円、環境事業課へ自分で持ち込むと1体600円という手数料の案内があります。ページの見出しは動物全般ですが、野生動物の死骸の細かな扱いは書かれていません。電話で動物の種類と場所を伝え、受付できるかを確認してください。

ケガや病気で弱った野生鳥獣を見つけたときは、大阪府の案内が、救おうとして連れ帰るのではなく、そのままそっとしておくよう求めています。許可なく捕まえたり飼ったりすることは法律で禁止されています。

動物の死体は環境事業課。国道と府道は別の事務所です:確認項目
発見した場所連絡先
次の国道・府道以外の場所環境事業課(飼い主不明の動物は職員が現場で収集)
第二京阪国道(1号線)大阪国道事務所 北大阪維持出張所
168号線・府道枚方土木事務所

参考:交野市|動物の死体処理(環境事業課)

契約や請求で困ったときは交野市消費生活センター

交野市の消費生活センターは市役所本館2階にあり、消費生活相談員が購入や契約のトラブルを受け付けています。2026年4月21日更新の案内では、毎週月曜日から金曜日の9時30分から12時、12時45分から16時までです。

国民生活センターは、害虫・害獣駆除のネット広告の格安料金と実際の請求がかけ離れる例が増えていると公表しています。ハチの駆除で不安をあおられて契約した例も紹介され、複数の見積もりを比べる時間を与えない事業者とは契約しないことなどを助言しています。契約書や見積書、広告の画面を手元に置いて相談すると、状況を説明しやすくなります。

参考:交野市|各種相談のご案内(総務課)