藤井寺市はハチの巣を駆除せず、市の登録業者を案内しています
藤井寺市環境衛生課の「ハチの巣について」(2023年8月3日更新)は、市ではハチの巣の駆除を行っておらず、駆除したい場合は民間の業者に依頼するよう案内しています。費用は依頼者の負担になるため、十分に確認したうえで依頼してほしいとされています。
市の「昆虫・小動物等防除業者のご紹介」(2026年4月6日更新)は、ハチなどの虫や小動物の被害で困った人に、市の登録業者として3社を案内しています。そのうち1社には、害虫・ネズミのみ対応という注記があります。ハチ、ネズミ、アライグマなど、頼みたい内容を最初に伝えて、その業者が対応できるかを確かめてください。会社名と連絡先は、市のページで最新の内容を確認できます。
見積もりを比べるときは、ハチの巣駆除の費用を比べる見積もりの読み方で、場所、再訪、処分の扱いを整理しておくと役立ちます。
| 確認すること | 藤井寺市の案内 |
|---|---|
| 市によるハチの巣駆除 | 行っていない |
| 依頼先 | 民間の業者。市の登録業者3社を案内している |
| 費用 | 依頼者の負担 |
| 対応範囲 | 1社は害虫・ネズミのみ対応との注記がある |
| 依頼の前に | 費用と作業内容を十分に確認する |
藤井寺市はハチの巣を駆除してくれますか?
市は駆除を行っておらず、民間の業者へ依頼します。費用は依頼者の負担で、市は昆虫・小動物の防除を行う登録業者3社を案内しています。
ハチの種類で、市が説明する性格と注意点が違います
市のページは、アシナガバチを、ケムシやカメムシなど多くの害虫も餌にする蜂で、毒針はあるものの性格は比較的おとなしく、刺激を与えない限り刺されることは少ないと説明します。巣は茶碗をひっくり返したような形で、下から幼虫の育つ六角形の部屋が見えます。生垣や植込み、樹木の枝、軒下に作られやすいとされています。
ミツバチは、一度刺すと針が抜けてそのハチが死ぬため、むやみに人を攻撃しないとされます。刺されたときは皮膚から針を抜くことが必要だと市は書いていますが、腫れや息苦しさなど強い症状があるときは、自己判断せず救急や医療機関に相談してください。
| 蜂 | 市の説明する特徴 | 注意点 |
|---|---|---|
| アシナガバチ | 体長2cmから3cm。巣は茶碗を伏せた形で外皮がなく、六角形の部屋が見える | 生垣、植込み、枝、軒下など生活に近い場所に巣を作るので注意が必要 |
| ミツバチ | 12mm前後。春(4月から6月ごろ)に新女王の誕生に合わせて巣分かれする | むやみに人を攻撃しないが、刺されたら針を皮膚から抜く必要がある |
| スズメバチ | 攻撃性が高く、5月初旬から11月中旬に活動する。巣の入り口は一つ | 4月から6月の初期に見つかれば、比較的安全で費用も安く除去できると説明されている |
スズメバチは初期の小さな巣のうちに気づくと費用面で有利です
市の説明では、スズメバチは1匹の女王蜂を中心に組織をつくり、巣の入り口は一つです。4月から6月までは最初の働きバチが羽化するまでの間で、女王蜂1匹が巣作りをしている時期にあたります。この間に巣を発見できれば、比較的安全で、費用も安く除去できるとしています。
この説明は、小さいから自分で取れるという意味ではありません。初期でも種類の見分けや高所での作業にはリスクがあり、近づいて確認することは避けたいところです。春から夏に軒先や換気口、物置の周りを離れた場所から見て、蜂の出入りがあれば記録し、早めに登録業者へ相談する材料にします。スズメバチらしい蜂が出入りするときの相談も参考になります。
- 見つけた日時と、巣の場所(軒先、換気口、物置など)
- 巣の高さと、人が通る場所からの距離
- 蜂の出入りの多さや大きさ(離れて見える範囲で)
- 写真は離れた位置から撮り、巣に近づかない
アライグマの捕獲器は家屋被害があるとき貸出。引き取りは市
藤井寺市の「アライグマについて」(2026年2月19日更新)は、市内で目撃情報が多数寄せられているとし、見かけても近づいたり刺激したりせず、その場から静かに離れるよう求めています。ヒトにも感染する病原菌を持っている可能性があるため、触らないことも書かれています。
被害を防ぐ対策として、エサやエサになるもの(生ごみやペットのエサ)を屋外に放置しないこと、床下や屋根裏に侵入できそうな隙間があればふさぐことが挙げられています。家屋への侵入などの被害がある場合、市は捕獲器を貸し出し、アライグマが捕まったときは市が引き取りに伺います。詳しい貸出条件は、環境衛生課への問い合わせが案内されています。
市は捕獲を行っていないため、捕獲器の設置場所の管理や見回りをどう分担するかは、貸出条件として環境衛生課に確認が必要です。届出なく捕獲することは法律で禁止されていると市は書いています。大阪府も、捕獲の前に最寄りの市役所へ問い合わせ、捕獲者台帳への登録と捕獲器標識の配布を受けるよう案内しています。アライグマを庭や家で見かけたときの相談と記録も参考になります。
| 項目 | 市の案内 |
|---|---|
| 貸出の対象 | 家屋への侵入等の被害がある場合 |
| 貸出条件の詳細 | 環境衛生課へ問い合わせる |
| 捕まったとき | 市が引き取りに来る |
| 捕獲を行うとき | 市への届出が必要。自分で持つ捕獲器でも必要 |
| 市による捕獲 | 市では捕獲を行っていない |
市内の捕獲状況の図は、場所の目安として読みます
市が公開している「アライグマ捕獲状況」は、令和7年4月1日から令和8年2月18日までの記録で、捕獲数40頭、罠設置回数103と記されています。図に表示された場所は、おおよその位置と注記されています。
この数字は、設置された罠の回数に対して捕まった数を示すもので、自宅の周りにアライグマがいるかどうかを決める材料にはなりません。市が目撃情報が多数あると書いていることと合わせて、被害の様子を記録し、捕獲器を借りるかどうかを環境衛生課と相談するときの参考にします。
タヌキとの見分けは、市が示す特徴を手がかりにします
市のページは、アライグマに似ている動物としてタヌキ、アナグマ、ハクビシンを挙げ、関西広域連合のパンフレットで見分け方を紹介しています。タヌキの主な特徴として、次の点が挙げられています。
夜間の写真や、音だけの手がかりでは判断しにくいことがあります。判別できないときは見た目を断定せず、日時と場所、写真を添えて環境衛生課に伝えます。アライグマとタヌキの違いの記事も、見分けの限界を知る助けになります。
- しっぽにしま模様がない
- ヒゲと耳のふちが黒い
- 目のまわりは黒いが、眉間の黒いすじはない
- 体色は茶色に近い
- 手足の指は4本で、イヌやネコのような肉球がある
- 高いところは苦手
ネズミは府の基本情報と、登録業者の対応範囲を確認します
今回確認した藤井寺市の公式ページには、ネズミだけを扱う案内は見当たりませんでした。登録業者のページに害虫・ネズミのみ対応という注記があるため、ネズミの相談を業者へ頼むときは、対応範囲の確認が最初の一歩になります。
大阪府の「ねずみの駆除について」は、家ネズミ3種としてクマネズミ、ドブネズミ、ハツカネズミを挙げ、クマネズミは天井裏や梁など高い場所、ドブネズミは床下やごみ箱の周りなど低い場所を好むと説明しています。駆除の基本として、餌になる物を与えない、巣の材料を除く、通路をふさぐという環境面の方法を示し、トラップだけでは不完全だとしています。ネズミの対策一覧から、関連する記事も探せます。
請求トラブルは藤井寺市消費生活センターへ相談します
藤井寺市消費生活センターは、月曜日から金曜日(年末年始と祝日を除く)の10時から12時、12時45分から16時に相談を受けています。受付は15時30分までで、場所は市役所1階5番窓口、電話または来所で、1回あたり30分以内が目安です。対象は市内在住の人で、事業者の相談は受け付けていません。
国民生活センターは、ネットの格安料金と実際の請求が大きく違う害虫・害獣駆除の相談が増えていると公表しています。契約書類、広告の画面、見積書を手元に置いて相談すると、説明がしやすくなります。土曜日、日曜日、祝日に相談したいときは、市のページが国民生活センターの相談窓口を案内しています。







