倉敷市の相談先は、動物の種類で課が分かれます

倉敷市コールセンターのFAQ「家にイタチ・ネコ等が入って困っているのですが?」は、担当を三つに分けて示しています。特定外来生物に関することは環境政策課、狩猟及び鳥獣保護に関することは農林水産課、動物の愛護及び管理に関する法律に基づく業務は保健所生活衛生課です。このFAQの更新日は2024年3月30日です。

ネズミ・衛生害虫のFAQは保健所生活衛生課、公共の側溝のユスリカなど不快害虫の案内は環境衛生課のページです。窓口名を表にまとめました。電話をかける前に、どの動物や虫なのか、民有地か公共の場所かを整理しておきましょう。電話番号は変わることがあるため、公式ページで確認してください。

倉敷市の相談先は、動物の種類で課が分かれます:確認項目
窓口倉敷市の案内で確認できる担当相談の例
保健所 生活衛生課ネズミ・衛生害虫のFAQの担当。動物管理係は野犬の捕獲や犬の登録などを担当自宅のネズミ・ゴキブリの駆除の可否、動物の愛護管理
環境政策課(自然保護係)特定外来生物(セアカゴケグモ、オオクチバス、ヒアリなど)ヒアリかどうか確認が必要なアリ
農林水産課・各支所の産業課狩猟及び鳥獣保護に関することハトの糞、鳥の巣、地面に落ちたヒナ
環境衛生課不快害虫駆除のページの問い合わせ先公共の道路側溝や用水路のユスリカ

参考:倉敷市コールセンター|家にイタチ・ネコ等が入って困っているのですが?(FAQ)

読者の疑問

倉敷市はネズミやゴキブリを駆除してくれますか?

比較ガイド

個人の自宅(民有地)でのネズミ・ゴキブリ・ノミ・シラミ・ダニの駆除は行っていないと、市のFAQが答えています。個人で対応するか、防除を行う事業者へ依頼します。

ネズミ・ゴキブリ・ハチ・イタチ・ネコ:民有地では市が駆除しません

保健所生活衛生課が担当するFAQ(2026年4月1日更新)によると、倉敷市は個人の自宅(民有地)でのネズミ・ゴキブリ・ノミ・シラミ・ダニの駆除を行っておらず、個人での対応を求めています。業者による駆除を希望する場合は、タウンページやインターネット検索で、ネズミ・衛生害虫の防除を行っている事業者を調べて問い合わせるよう案内されています。

ハチも同じです。FAQ(2024年3月30日更新)は、民有地・事業所内の蜂の駆除は市が行っておらず、電話帳などで蜂駆除業または消毒業に掲載されている事業所へ依頼するよう答えています。市の施設の巣は、管理する部署が対処します。イタチ・ネコについても、個人のお宅や事業所内での捕獲は行っていません。県の案内では、市町村長に許可権限を移した26種にイタチは挙がっていないため、自分で捕まえず、取り扱いを確認してから相談しましょう。

つまり、倉敷市に電話しても、駆除の予約や訪問調査が受けられるとは限りません。市に確認できるのは担当課や制度の有無で、駆除の費用や工事の内容は業者との契約で決まります。見積もりの内訳の確認と業者を選ぶときの質問を準備して問い合わせましょう。

参考:倉敷市コールセンター|家の中にネズミ・ゴキブリ・ノミ・シラミ・ダニが出て困っているのですが、駆除してもらえますか?(FAQ)

市が行うのは、公共の側溝や用水路のユスリカなど

倉敷市の「不快害虫駆除」(2025年1月25日更新)は、公共の道路側溝や用水路に発生する不快害虫(ユスリカ)を市が駆除すると案内しています。駆除してほしい具体的な場所を伝える必要があり、時間の指定はできません。

市有地のハチやシロアリなどの害虫は、その土地や施設を管理する部署への相談です。一方、公共の場所以外、つまり個人所有の土地や建物での害虫駆除は市で実施していないと書かれています。業者を探す場合は、タウンページの「消毒業」または「ハチ駆除」の欄を見るよう案内があります。

このページの書き分けからは、公共の側溝か私有地かで、市が対応できる範囲が変わることが分かります。隣の空き地や共用部など、誰が管理する場所なのか分かりにくいときは、管理者を確認してから連絡先を選びましょう。

参考:倉敷市|不快害虫駆除(環境政策部 環境衛生課)

ハトの糞・鳥の巣は農林水産課へ。卵やヒナのある巣は許可が必要です

倉敷市は、ハトは法律で捕獲が制限されており、許可なく獲ることはできないとFAQ(2024年3月30日更新)で答えています。市街区域でのハト駆除は行っておらず、防鳥ネットなどの対策は本人が講じる必要があるとされています。担当は農林水産課で、児島・玉島・船穂・真備の各支所の産業課・産業係にも窓口があります。

ベランダや玄関に巣があるとき

FAQは、ベランダや玄関などに巣がある場合は、ハトがいなくなってから巣を撤去し、防鳥ネット等で対策するよう案内しています。一方、別のFAQ(2025年10月2日更新)では、中に卵やヒナがいる巣の撤去には野生動物の捕獲許可が必要で、許可なく捕獲や駆除をすると鳥獣保護管理法で罰せられることがあるとしています。卵やヒナがいる間は自分で撤去せず、状況を伝えて窓口の案内を待ちましょう。

卵やヒナがいない産卵前の巣や、ヒナがすべて巣立った後の巣は、捕獲許可が不要で撤去して問題ないと、同じFAQは示しています。見分けがつかないときは、近づいて確かめず、農林水産課か各支所に相談します。ハトの巣作りの初期に確認したい場所と防鳥ネットを付ける前の確認も参考になります。

高架橋などの糞とヒナが落ちているとき

高架橋などからの糞害は、各施設の管理者に相談するよう市は案内しています。巣から落ちたヒナについては、車の通らない安全な場所にそっと置き、安易に保護せず見守るよう答えています。岡山県も、地面にいる巣立ち直後のヒナは拾わず離れるよう呼びかけており、明らかにけがをしていて心配なときは、県鳥獣保護センター(池田動物園内)などへ相談するとしています。

参考:倉敷市コールセンター|ハトの糞で困っています。どうしたらよいのでしょうか?(FAQ)

ヒアリかもしれないアリを見つけたら:環境政策課と環境省のダイヤル

岡山県は2026年8月28日、水島港国際コンテナターミナルでの県独自の調査で見つかったアリが、特定外来生物のヒアリと確認されたと発表しました。確認された範囲全域で防除作業が行われ、人的被害の報告はないとされています。不安になる人もいますが、アリ全般をヒアリと決めつける必要はありません。

倉敷市のFAQ(2024年3月30日更新)は、ヒアリの特徴として、赤茶色で腹部が黒っぽい赤色であること、体長が2.5〜6.0mm程度であること、集団の中にいろいろなサイズが混ざっていることを挙げています。間違えやすい生き物として、キイロシリアゲアリやアリグモの例も示しています。素手で触らず、可能な範囲で確かめ、確認が必要なときは環境政策課へ連絡するよう案内しています。

刺されたと思われるときは、まず安静にし、体調に異変を感じたら直ちに最寄りの病院を受診するよう示されています。見分け方は、環境省の「ヒアリダイヤル」やチャットボットでも確認できると紹介されています。市のFAQには市販の殺虫スプレーで殺虫する方法も書かれていますが、使う場合は製品の表示に従ってください。

参考:倉敷市コールセンター|ヒアリと思われるアリを見つけたのですが?(FAQ)

業者に頼む前に:準備する情報と、賃貸・共用部の連絡先

市に駆除を頼めない以上、相談の中心は業者になります。ネズミなら音の時間と場所、フンの大きさ、食品やペットフードの置き方、ハチなら巣の場所と高さ、大きさ、出入りするハチの数を整理します。イタチやネコが入ったと思うときは、見た日時と侵入したと思う場所を、写真か図でメモしておくと調査で役立ちます。

賃貸や集合住宅では、先に管理会社か大家、共用部は管理組合へ連絡します。市は民有地の駆除をしないため、誰が業者を手配して費用を負担するかは、契約書や管理規約で確認します。賃貸で害獣被害が起きたときと集合住宅のネズミも合わせて読んでください。

業者の見積もりは、調査、駆除、侵入口の封鎖、清掃、再訪問を分けて書いてもらいます。相見積もりの比べ方を使って、2社以上で作業範囲をそろえると、違いが分かります。

契約や請求で困ったら、倉敷市消費生活センターへ

県の相談窓口ページ(2026年9月9日更新)によると、倉敷市消費生活センターは倉敷市西中新田にあり、月曜から金曜(祝日・年末年始を除く)の8時30分から17時が受付です。電話または来所で相談できます。業者との契約や請求で納得できないときは、早めに相談しましょう。

全国共通の消費者ホットライン188からも、近くの窓口につないでもらえます。契約を急かされたときの確認と請求トラブルを188へ相談するにはも参考にしてください。

参考:岡山県消費生活センター|県内の相談窓口