見かけたとき最初に連絡するのは、環境政策課と各総合事務所です

上越市の公式案内は、アライグマの個体や痕跡を見かけたときは環境政策課か各総合事務所へ連絡するよう求め、危険なので直接捕獲しないよう呼びかけています。サルを見かけたときは、環境政策課の環境対策係、各総合事務所、最寄りの警察署、上越地域振興局の健康福祉環境部環境センター環境課が連絡先として挙げられています。イノシシの目撃も、環境政策課、各総合事務所、警察署へすぐ連絡するよう案内されています。

見かけたとき最初に連絡するのは、環境政策課と各総合事務所です:確認項目
動物市の案内にある連絡先市が求めている行動
アライグマ環境政策課、各総合事務所直接捕獲しない。餌や農作物、ごみを放置せず、納屋や家に入られない工夫をする
サル環境政策課、各総合事務所、警察署、上越地域振興局の環境センター脅さず目を合わせず離れる。食べ物を与えず、戸締りをする
イノシシ環境政策課、各総合事務所、警察署刺激しない、距離をとる、逃走経路を絶たない

参考:上越市|アライグマ(特定外来生物)に関する情報

読者の疑問

上越市でアライグマを見つけたら、どこへ連絡しますか。

比較ガイド

市の案内では、アライグマの個体や痕跡を見かけたら、環境政策課か各総合事務所へ連絡します。危険なので、直接捕獲しないよう求められています。

アライグマは特定外来生物。直接捕獲せず、県の計画と連携します

市の案内(2024年7月12日更新)は、市内の生息状況調査で広範囲に痕跡が確認され、ほぼ全域で生息している可能性があるとしています。雑食で、木造家屋や神社などに棲みつき、繁殖力が高いこと、国が特定外来生物に指定して根絶を目指していることも説明されています。生活環境の被害としては、屋根裏や廃屋への侵入、爪による建物の破損、糞尿による汚染、鳴き声の騒音、ペットを襲う、ペットの餌を横取りするといったことが挙げられています。見分けはアライグマの足跡の見方も参考になります。

県は令和5年6月に外来生物法に基づくアライグマの防除実施計画を策定し、上越市は長岡技術科学大学と連携して痕跡の調査と捕獲への協力を行ってきたとして、県と連携して防除を進めるとしています。特定外来生物は、生きたまま運んだり野外へ放したりすることも外来生物法で原則禁止されるため、見つけたものを自分で捕まえて移動させる対処は選べません。糞尿を片付けるときは、素手で触れたり吸い込んだりしないよう手袋とマスクを着け、処理後に手を洗う注意が、市の野生鳥獣のQ&Aに示されています。体調に不安があるときは医療機関へ相談してください。

参考:上越市|アライグマ(特定外来生物)に関する情報

農作物被害の捕獲は協議会が実施し、住宅地では行いません

農作物の被害を防ぐため、上越市鳥獣被害防止対策協議会(事務局は農業振興課の中山間地域農業対策室)は、全市域を捕獲の対象範囲として、有害鳥獣の捕獲を新潟県猟友会の市内6支部に依頼しています。2026年4月24日更新の案内では、捕獲は1年を通じて依頼され、禁猟区域を除く市内全域(主な区域はイノシシ等が生息する中山間地域)で行われますが、住宅地や人が多く集まる場所では実施しません。

捕獲の方法は、主に夏にわな、主に冬に銃器です。わなの本体や周囲には、わなを設置した人の住所や氏名を記した標識が掲示され、現場によっては注意喚起の看板もあります。捕獲に携わる猟友会の人はオレンジ色の帽子とベストを着けています。標識や看板を見かけたら、近づかないでください。このページは捕獲の実施状況の周知で、個人が捕獲を申し込む方法は載っていません。協議会の捕獲活動についての問い合わせ先は農業振興課(中山間地域農業対策室)です。一方、市の野生鳥獣Q&Aは、農作物などの被害で防除をしても収まらない場合の捕獲許可について、環境政策課か各総合事務所へ相談するよう案内しています。

農作物被害の捕獲は協議会が実施し、住宅地では行いません:確認項目
困りごと窓口備考
庭・家屋・敷地での目撃や被害環境政策課、各総合事務所サルとイノシシは、警察署への連絡も案内あり
協議会が行う農作物被害の捕獲活動農業振興課(中山間地域農業対策室)猟友会が実施。住宅地では行われない
防除しても収まらない農作物被害の捕獲許可環境政策課、各総合事務所市の野生鳥獣Q&Aの案内。許可の前に捕獲しない
傷病の野生鳥獣の保護上越地域振興局の環境センター、環境政策課、総合事務所有害鳥獣や野生のヒナ・幼獣などは保護しない

参考:上越市|有害鳥獣を捕獲しています

ケガや死亡した動物、カラスの巣は別の扱いです

市の野生鳥獣Q&Aは、ケガをした野生鳥獣は、ある程度なら自然に回復する力があるため、元気なようならそっとしておくよう案内しています。やむを得ず保護した場合は、上越地域振興局の環境センターか、環境政策課や総合事務所へ連絡します。ただし、カラス、ドバト、キジバト、スズメ、ムクドリ、タヌキ、イノシシ、アライグマ、ハクビシンなどの有害鳥獣、野生のヒナや幼獣、逃げ出したペットや家禽は保護しないとされています。

自宅の敷地内で死んだ動物は、土地の所有者が処分し、家庭ごみとして出します。道路上など公共の場所の死骸は、その管理者へ連絡します。いずれも素手では触らないでください。

庭の木にカラスが巣を作ったとき

市の案内は、巣だけで卵を産む前なら許可を得ずに取り除けるとしています。卵やヒナがいる場合は、事前に捕獲の許可が必要となるため、環境政策課か総合事務所へ相談します。巣の撤去は土地の所有者や施設の管理者が自分で行うのが基本で、できないときは害虫駆除業者などに有料で依頼する方法があります。

電柱の巣は電柱の管理者(東北電力、NTTなど)、街路樹は国道・県道・市道の各管理者、公園や公共施設は各施設の管理者が相談先です。卵やヒナのある巣は、手順として自分で撤去しないでください。判断に迷うときは巣に卵やヒナがあるときも確認できます。

参考:上越市|よくある質問 野生鳥獣関係

庭や敷地で予防できること:餌・戸締り・侵入口

アライグマについて市は、餌となる農作物やごみを放置しない、納屋や畜舎、家に入られないよう工夫する、といった対策を示しています。サルについては、食べ物を与えない、生ごみの出し方のルールを守る、野菜など餌になりそうなものを屋外に放置しない、ベランダや屋根に上がることがあるため戸締りを徹底する、という注意が挙げられています。庭の被害の見方は庭にアライグマらしき動物が来るときで確認できます。

イノシシは、市の案内で、遭遇したときは刺激しない、距離をとる、逃走経路を絶たないことが最も重要とされ、塀などで囲まれた住宅地では逃走経路をふさがないよう注意が必要です。追い払おうとせず、離れた場所から様子を見て連絡します。庭に来たときの考え方は庭にイノシシが来たらにも整理しています。

参考:上越市|サルの出没にご注意ください

民間業者へ頼む範囲と、賃貸・集合住宅の連絡先

市の野生鳥獣Q&Aは、夜間に天井裏で動物が歩き回るときの対処として、煙が出るタイプの殺虫剤などで追い出しを試み、動物がいないことを確かめてから、通風孔や外壁の穴を家を建てた大工などに相談してふさぐこと、庭の果実や野菜の管理を徹底することを挙げています。あわせて、有料の害虫駆除業者への相談も案内し、新潟県ペストコントロール協会でも駆除業者のあっせんを行っていると紹介しています。捕獲する場合は事前の許可が必要で、環境政策課か各総合事務所へ相談します。アライグマについては、危険なので直接捕獲しないよう市が求めています。殺虫剤は製品の表示に従って使い、侵入口の工事は侵入口を塞ぐ時期の考え方も参考に、見積もりで作業範囲を確かめてください。

賃貸住宅や集合住宅で、屋根裏や共用部の被害を疑うときは、先に管理会社へ写真と音の状況を伝えてください。入居者が自分で業者を呼ぶと、工事の許可や費用負担で行き違いが出るおそれがあります。ネズミやハチの相談先は、今回確認した上越市のページでは見つけられませんでした。県のページは、ネズミ・衛生害虫の不明点を最寄りの地域振興局の健康福祉(環境)部(保健所)へ相談するよう案内しています。

参考:上越市|よくある質問 野生鳥獣関係