まず、収集場所を特定できる情報をそろえる

動物の名前が分からなくても、住所に加えて、交差点名、建物のどちら側か、道路と敷地のどちらにあるかを伝えられます。「公園の近く」だけでは範囲が広いため、入口の名称や近くの目印を組み合わせてください。

死亡しているか判断できない場合は、触ったり棒でつついたりせず、「動いているか分からない」と伝えます。動いている動物の相談は死体の収集とは異なります。首輪などが安全な位置から見えるなら知らせますが、飼い主を調べるために自分で外す必要はありません。

まず、収集場所を特定できる情報をそろえる:確認項目
連絡で伝える項目説明の例
場所○丁目の交差点から東側、歩道の植え込み脇
土地の区分道路上/自宅の庭/集合住宅の敷地
動物の様子猫くらいの大きさ、種類不明、動きは未確認
周囲の状況通行する人が多い、車道側には近づけない
読者の疑問

家の庭なので、道路の端へ出せば回収してもらえますか?

比較ガイド

収集対象に合わせるために道路へ移すことは勧められません。庭で見つけたことを伝え、私有地での受付条件と引き渡し方法を自治体に確認してください。

大阪市の道路上は、地域の環境事業センターへ

大阪市は、飼い主の分からない犬・猫などの野生動物の死体が道路上にある場合、地域を担当する環境事業センターが無料で収集する制度を案内しています。市内でも担当センターは地域で異なるため、公式ページの地区別案内から確認してください。

この案内の受付時間は、月曜日から土曜日の午前8時から午後4時30分までで、祝日を含み、年始を除きます。受付時間や最新の案内を確認して連絡し、到着時間を自己判断で決めつけないようにします。大阪府内の別の市町村では窓口や条件が違うため、大阪市の制度をそのまま当てはめないでください。

参考:大阪市|飼い主のわからない動物の死体の取扱い

敷地内とペットの遺体は、別の条件を聞く

自宅の庭や店舗の敷地で見つけた場合は、所在地の自治体へ「私有地内です」と最初に伝え、収集の可否、引き渡す場所、費用、依頼できる人を確認します。大阪市の道路上の案内から、私有地でも無料で入って回収してもらえるとは判断できません。

マンションや賃貸の敷地なら、管理会社や貸主にも知らせます。屋根裏や床下など建物内では、取り出すための点検や開口と、取り出した物の回収は別の作業です。業者へ頼む場合は、搬出、周辺の清掃、開けた場所の復旧がどこまで含まれるかを確認してください。

飼っていた犬や猫などについて、大阪市は別ページで有料の引き取りを案内しています。市の制度では骨灰の返却やお参りに対応しないため、その点も希望に合うかを確認します。見つけた飼い主不明の動物と、飼っていたペットの申込みを混同しないことが大切です。

参考:大阪市|ペットなどが死んだ場合の引き取り

野鳥は、収集と感染状況の調査を分けて相談する

同じ場所で多数の野鳥が死亡している場合は、近くの自治体へ知らせてください。環境省は、死亡した野鳥に素手で触れないことと、鳥が死んでいるだけで直ちに鳥インフルエンザと考える必要はないことを案内しています。写真だけで死因を決めることはできません。

大阪府のFAQでは、すべての死亡野鳥が調査対象になるわけではなく、鳥の種類や羽数に応じて調査すると説明しています。相談窓口は各農と緑の総合事務所で、大阪市内は動物愛護畜産課です。種類が分からないときも、羽数、発見場所、いつから増えたかをそのまま伝えます。

調査と日常の収集では担当や条件が異なる場合があります。複数の窓口へ連絡する場合は、すでにどこへ何を伝えたかを知らせ、回収前に確認が必要か聞いてください。自己判断で袋に入れて持ち込んだり、別の場所へ移したりせず、担当窓口の案内に沿って対応します。

参考:大阪府|死亡野鳥のウイルス検査に関するFAQ