洲本市の獣害は農政課、飼い犬猫の死体と外来生物は生活環境課
洲本市の公式サイトで「野生鳥獣・害虫」の分類を開くと、2026年10月12日時点で並んでいたのは、集落ぐるみの獣害対策事業と、ナガエツルノゲイトウやクビアカツヤカミキリなどの特定外来生物の案内でした。ハチの巣の駆除やネズミ対策の専用ページはこの分類になかったため、制度の有無は市役所に確認する必要があります。
鳥獣被害の相談は農政課の農業・農村振興係で、鳥獣被害防止対策協議会の事務局も同じ係です。特定外来生物のページと動物の死体の処理のページは生活環境課が案内しています。ただし死体の処理は、家で飼っていた犬や猫などが亡くなったときの案内で、野生動物の死骸は書かれていません。野生動物の死骸の扱いは、市役所に窓口を確認しましょう。
| 相談内容 | 公式サイトで案内している窓口 | 備考 |
|---|---|---|
| シカ・イノシシ・サルなどの獣害、集落ぐるみの対策 | 農政課 農業・農村振興係 | 鳥獣被害防止対策協議会の事務局 |
| 特定外来生物(ヒアリ、クビアカツヤカミキリなど) | 生活環境課(県や環境省の窓口も案内) | 2022年4月12日更新のページ |
| 家で飼っていた犬・猫の死体 | 生活環境課、由良支所、五色総合事務所 | 2017年4月13日更新のページ |
| 訪問業者の請求・契約のトラブル | 市民協働課 消費生活センター(本庁舎2階) | 2020年3月1日更新のページ |
洲本市にアライグマはいますか?
令和3年2月時点の防除実施計画では、市内の生息は確認されていません。ただし淡路島北部で目撃情報があり、定着を防ぐ計画が令和13年3月31日まで続きます。現状は農政課で確認してください。
市の被害防止計画の対象は、シカ・イノシシ・サル・イタチ・テン
洲本市鳥獣被害防止計画(令和8〜10年度)の対象鳥獣は、ニホンジカ、イノシシ、ニホンザル、イタチ、テンです。令和6年度の農作物被害は、シカが10.19ヘクタールで約2,060万円、イノシシが5.41ヘクタールで約853万円と報告されています。サルは顕著な農作物被害は確認されていないものの、目撃情報や生活被害の報告がある、とされています。
捕獲は、被害農家または農会長などからの捕獲要望書の提出をもとに、銃器や箱わななどで実施すると計画に書かれています。捕獲時期は基本的に狩猟期間を除く期間です。一方、ニホンザル、イタチ、テンについては計画的な捕獲は行わず、有害個体が発生した場合に状況に応じて個別に捕獲するとされています。
| 動物 | 計画の記載 | 捕獲の扱い |
|---|---|---|
| シカ | 近年は市街地でも目撃され、これまで被害がなかった地域でも被害が出ている | 捕獲計画数は令和8年度550頭 |
| イノシシ | 市内全域で農作物被害。掘り返しによる法面や水路の被害もある | 捕獲計画数は令和8年度1,000頭 |
| サル | 上灘地区の餌付け群が令和6年12月時点で約370頭。市内ではハナレザルも目撃 | 計画的な捕獲は行わず、サル監視員を配置し、被害発生時の追い払いなどを検討 |
| イタチ・テン | 対象鳥獣として計画に記載 | 有害個体が発生した場合に状況に応じて個別に捕獲 |
アライグマは「入れない」防除計画。見たら早めに連絡
洲本市アライグマ防除実施計画(令和3年4月)は、市全域を対象に、防除実施計画の確認の日から令和13年3月31日までを期間としています。令和3年2月時点では市内の生息は確認されておらず、農作物の被害も捕獲もありませんでした。ただし淡路島北部では目撃情報があり、周辺自治体の生息状況や島外からの放獣も心配されるとして、生息が確認され次第、早期に排除する目標を掲げています。
捕獲は原則として箱わなで、市が捕獲班を編成します。捕獲従事者は原則として狩猟免許を持つ人ですが、地域の合意があり、講習の受講、保険加入、免許を持つ人の同行などの要件を満たせば、免許のない人も加われます。わなは朝を中心に1日1回以上見回り、子どもが近づく場所を避けるなど安全に配慮するとされています。住民や捕獲従事者から集めた目撃情報も、市が記録します。
特定外来生物に指定されると、飼育、栽培、保管、運搬が原則禁止されると、市の特定外来生物のページにあります。アライグマらしい動物を見ても、近づいて捕まえたり餌を与えたりしないでください。この計画は2021年の資料なので、現在の生息状況は農政課で確認しましょう。
| 計画の項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象区域 | 洲本市全域 |
| 期間 | 防除実施計画の確認の日から令和13年3月31日まで |
| 捕獲方法 | 原則として箱わな |
| 見回り | わなの設置期間中は、朝を中心に1日1回以上 |
| 捕獲の記録 | わな1基ごとに捕獲記録票を作成し、農政課へ提出 |
家に近づけないための予防は、計画にも書かれています
アライグマの防除計画は、屋根裏、納屋、廃屋などが樹洞や岩穴に似た条件になるため、アライグマが棲みついて繁殖することがあると説明しています。侵入を防ぐため、換気口やすき間を金網などでふさぐことを、住民への普及啓発として掲げています。動物が中にいる状態でふさぐと出られなくなるおそれがあるため、出入りの有無を調べてから作業を相談しましょう。
誘引を減らす取り組みとして、農作物の未収穫物や落果実を放置しない、ペットの残り餌や残飯を屋外に放置しない、ごみは出す時間を守りネットをかける、ことも挙げています。市の「野生鳥獣への餌付け防止」のページ(2021年4月1日更新)も、ごみや食べ物を放置すると餌付け状態になり、人里に出没して被害が出ると説明しています。外置きの餌とアライグマも参考にしてください。
集落ぐるみの獣害対策事業は集落単位。令和8年度の申請期限は過ぎています
「集落ぐるみの獣害対策事業」は、被害防止体制の整備に主体的に取り組む集落を支援する市の事業です。令和8年度は、交付申請関係の書類を令和8年5月29日まで、事業実施後の実績報告関係の書類を令和8年12月21日までに出す日程でした。問い合わせ先は、洲本市鳥獣被害防止対策協議会の事務局(農政課農業・農村振興係)です。
個人や一世帯が申し込む制度ではなく、集落が主体となる取り組みです。令和9年度以降の内容や日程は、農政課のページで確認する必要があります。市の被害防止計画には、有害鳥獣捕獲に従事する人を増やすため、狩猟免許試験の費用助成と、新規狩猟者への箱わなの貸与を行うとも書かれています。住民への貸出ではなく、捕獲に関わる人を増やす取り組みとして記されている点に注意しましょう。
屋根裏の音や侵入口の工事は、市の計画とは別に依頼先を探す
洲本市の計画は、田畑の被害を減らすための捕獲と柵を中心に書かれています。確認した範囲では、住宅の屋根裏に入った動物の調査、侵入口の工事、清掃の案内は見つかりませんでした。こうした作業は、民間業者に見積もりを頼むことを検討する場面になるため、市への相談で捕獲や外来生物の窓口を確かめつつ、工事の範囲は別に整理します。
動物の出入りが分からないときは、天井裏で音がするときの最初の確認の記録のしかたが役に立ちます。イタチやテンのような中型の動物の可能性があるときは、屋根裏にイタチがいる?調査の頼み方も参考になります。見積もりを比べるときは、兵庫県で害獣駆除の見積もりを比べる記事の確認点を使えます。
外来生物を見つけたときの連絡先
洲本市の特定外来生物のページ(2022年4月12日更新)は、ヒアリを見つけたときは環境省または兵庫県の自然環境課へ、クビアカツヤカミキリの成虫やフラスを見つけたときは兵庫県の自然環境課へ連絡するよう案内しています。ヒアリは毒を持ち、刺されると皮膚疾患やアレルギー反応を引き起こす危険性があるとされています。体に異変があるときは、医療機関を受診してください。
訪問業者の請求や契約で迷ったら消費生活センター
契約や請求で迷うときは、洲本市消費生活センター(市役所本庁舎2階の相談室)が相談を受けています。2020年3月1日更新のページでは、平日の午前8時30分から正午、午後1時から5時15分までの開所で、消費者ホットライン188も案内されています。見積もりと食い違う請求や、その場で契約を迫られたときに使えます。







