摂津市の害獣・害虫の相談は環境政策課が窓口
摂津市は、害虫の種類や駆除方法についての相談を環境政策課で受け付けています。駆除そのものは、害虫が発生した土地や建物の所有者または管理者が行うのが原則で、各自で対処できないときは、駆除を専門に行う団体として大阪府ペストコントロール協会が案内されています。この団体を通じた駆除は有料です。
窓口は市役所新館4階で、開庁時間は平日の午前9時から午後5時15分です。相談の前に、蜂の巣の場所、ネズミの音や痕跡の様子、動物を見た場所と時間帯を書き出しておくと、市の制度に当てはまるかどうかを短い時間で確認できます。
| 相談したい内容 | 市の対応(公式案内より) | 先に確認したいこと |
|---|---|---|
| スズメバチの巣 | 家庭の屋外に営巣した場合などは市が実施 | 住居用の民家か、賃貸の建物か |
| アシナガバチ・ミツバチの巣 | 私有地の蜂は原則行わず、世帯の要件に当てはまる場合に実施 | 65歳以上のみの世帯などに当たるか |
| ネズミ | 私有地内の駆除は行わず、捕獲用の籠を無料で貸出 | 本人確認書類と、事前の連絡 |
| アライグマ | 市は直接捕獲せず、檻を貸出(原則30日) | 台数に限りがあり、車での来庁を勧められている |
| 市内で亡くなった動物 | 環境政策課が回収 | 府道や河川は別の管理者 |
摂津市は蜂の巣を駆除してくれますか?
私有地の蜂の駆除は原則市が行いません。65歳以上のみの世帯、対象の手帳をお持ちの方のみの世帯、家庭の屋外でスズメバチが営巣した場合の要件に当てはまれば、市が実施します。賃貸住宅は管理会社に依頼します。
蜂の巣を市が駆除する3つの要件と、対象にならない住まい
市の「ハチとクモについてのQ&A」(2020年8月21日更新)は、私有地での蜂の駆除や巣の除去は市が行わないとしたうえで、3つの要件のいずれかに当てはまる場合に限って市が実施するとしています。要件は、65歳以上の方のみで構成された世帯、身体障害者手帳1・2級、精神障害者保健福祉手帳1・2級、療育手帳A・B1の交付を受けている方のみで構成された世帯、家庭の屋外でスズメバチに営巣された場合です。
いずれも住居用の民家や私有地に限られ、マンションやアパートなどの借家・借室は管理会社(者)に依頼するよう案内されています。賃貸の連絡順は賃貸で蜂の巣を見つけたときの連絡と費用の確認も参考になります。要件に当てはまらないときは、自分で行うか、大阪府ペストコントロール協会に相談して業者の紹介を受けます。更新から年数がたっているため、申し込む前に環境政策課で現在の扱いを確かめてください。
- 世帯の全員が65歳以上か、手帳の種類と等級が要件に当たるか
- 巣があるのは家庭の屋外か、賃貸の建物か
- 蜂の種類が分からないときは、近づかずに離れた場所から写真を撮る
アシナガバチ・ミツバチ・スズメバチで違う、市の見守りと依頼の目安
市の「蜂の巣を発見したら!!」(2018年3月更新)は、アシナガバチは蛾や毛虫などを食べる益虫で、巣も1年で放棄されるため、生活に支障のない場所ならそっとしておくよう案内しています。どうしても駆除したい場合の服装や時間帯の目安も載っていますが、高さや足場に不安があるなら無理をせず業者に相談しましょう。巣の形で種類を見分ける方法は蜂の巣の種類を形で見分ける手順も参考になります。
ミツバチは性格がおとなしく、強く刺激しなければ刺すことはほとんどないため、むやみに駆除する必要はないとされています。ただし冬を越して巣が大きくなることがあり、住宅地では早めの除去が必要なので、専門業者に依頼するよう案内されています。新しい女王バチが群れを連れて移動する分封の塊には、水をかけたり石を投げたりせず、そっとしておくよう呼びかけています。スズメバチは攻撃性が強く、巣の駆除は専門業者に依頼します。
ネズミ:市は駆除しないが、捕獲用の籠を無料で貸し出す
摂津市は、私有地内に出没するネズミの駆除は行わないとしています。そのかわり、捕獲用の籠を無料で貸し出しており、環境政策課(新館4階)へ免許証やマイナンバーカードなど本人確認ができる書類を持って行きます。貸出状況によってはすぐに借りられないことがあるため、事前に連絡するよう案内されています。置き場所の考え方はネズミの捕獲器はどこに置くかにもまとめています。
市のネズミのページ(2024年1月11日更新)は、こすり痕、糞、かじり痕のある周辺や出入りするすき間、飛び移る場所に仕掛けることと、1センチメートルのすき間があれば入れることを挙げています。ふさぐ材料には、さびない金だわし、厚手の板、専用の粘土が示される一方、段ボール、新聞紙、ガムテープは巣の材料にされることがあるため不適切とされています。毒エサは死んだネズミに気づかず腐敗するおそれがあるので、暖かい季節や場所は避けるよう案内されています。
| 市のページが挙げる場所 | 見る点の例 |
|---|---|
| エアコンのパイプ周り | 壁との境目にすき間がないか |
| 窓周りと雨戸の戸袋 | 閉めたときにぴったり合うか、戸袋にすき間がないか |
| 床下通気口と基礎(土台) | 通気口の覆いや基礎の継ぎ目にすき間がないか |
| 台所のパイプ周りと風呂のガス排気口 | 配管が壁や床を通る部分に開きがないか |
| 押入れ上部の天井板 | ずれがないか |
アライグマ:檻の貸出は原則30日、車での来庁を勧められています
アライグマは特定外来生物で、飼育したり放獣したりすることは原則として禁じられています。摂津市は農作物の被害や家屋への侵入被害を防ぐ目的で捕獲器を貸し出していて、貸出時に使い方と注意事項の説明があります。貸出期間は原則30日で、ページは2026年5月7日に更新されています。
捕獲器は縦40センチメートル、横40センチメートル、長さ120センチメートルほどと大きいため、車での来庁が勧められています。台数に限りがあり希望日に借りられないことがあるので、事前に連絡のうえ、本人確認書類を持って環境政策課へ向かいます。市のページには、踏み板式と釣り餌式の2種類が紹介されています。
市は、アライグマには鋭い牙や爪があり直接捕獲するとけがの危険が高いとして、直接の捕獲は行っていません。大阪府アライグマ防除実施計画に基づく檻での捕獲を市民の協力を得て進めており、目撃した場合は檻の設置への協力が求められています。近づいたり触ったりエサを与えたりしないでください。貸出条件の考え方はアライグマの箱罠と自治体の貸出条件も参考になります。
市内で亡くなった動物の回収と、府道・河川の連絡先
市のQ&A(2026年5月7日更新)によると、自宅の敷地内を含め、市内でカラスやのら猫、ハトなどが亡くなっている場合は、環境政策課に連絡すると回収に来てもらえます。連絡は平日が環境政策課、土日祝が当直室で、受付は午前8時45分から午後3時45分までです。午後3時45分以降の受付は翌日の回収になり、1月1日と2日は回収を行っていません。
府道や中央環状線の上で亡くなっている場合は茨木土木事務所、河川や池の中は管理者に連絡します。回収までに時間がかかるとカラスに荒らされることがあるため、ビニール袋に入れるか布で覆うよう協力が求められています。全体の連絡先の考え方は動物の死骸を見つけたときの連絡先にまとめています。
業者に頼む前に、消費生活相談ルームの使い方を知っておく
市の要件に当てはまらず業者へ依頼するときは、見積もりや契約で困った場合に、市役所新館4階の消費生活相談ルームで専門の相談員に相談できます(2026年4月1日更新)。日時は月曜から金曜の午前9時から午後5時で、受付は午後4時30分までです。土日祝は消費者ホットライン188にかけると国民生活センターにつながり、午前10時から午後4時の案内です。
相談するときは、見積書や契約書、広告の画面、勧誘を受けた日時のメモを手元に置きます。現地調査や見積もりが無料と言われたときに確認する点を読んでおくと、どの作業が有料で何が追加になるかを、契約の前に質問しやすくなります。







