動物の死体は、発見した場所によって連絡先が変わる

香美町の「動物の取扱い(死体の発見など)」のページ(2026年5月25日更新)では、死んでいる場合は、死んでいる場所の管理者(土地の所有者)に処理してもらうのが基本だと案内しています。町に連絡すると、動物の種類、大きさ、場所の詳細(目印)を聞かれ、現場で確認できなかったときに備えて連絡先をたずねられることがあります。

自分の運転する車で野生動物にぶつかった場合は、二次事故を防ぐため、死体を路肩に寄せるなどして、警察署と道路管理者へ必ず連絡します。道路管理者が分からないときは、全国共通で24時間受付、通話無料の道路緊急ダイヤルが案内されています。

動物の死体は、発見した場所によって連絡先が変わる:確認項目
見つけた場所・状況連絡先・処理の担当(町の案内)
町道、町管理の河川・海岸建設課、または村岡・小代の地域局の農林建設係。管理者が町と異なる場合は町から管理者へ連絡。回収が翌日以降になることもある
線路内(列車にはねられた動物)JRのお客様相談センター
個人の所有地土地の管理者が処理する。素手で触らない
野鳥(渡り鳥)が大量に死んでいる農林水産課、または兵庫県但馬県民局 豊岡農林水産振興事務所 森林課。素手で触らない

参考:香美町|動物の取扱い(死体の発見など)

読者の疑問

香美町で庭に動物の死体があったら、町が回収してくれますか?

比較ガイド

個人の土地では、土地の管理者が処理するのが基本です。素手で触らず、20キログラム以下は燃やすごみとして出すか、クリーンパーク北但へ運びます。20キログラム以上は許可業者に依頼します。

個人の土地での処理は、20キログラムが分かれ目

個人の土地で見つけた死体は、素手で触らずに処理します。20キログラム以下の場合は、燃やすごみの袋に入れて収集日に出すか、ごみ処理施設のクリーンパーク北但へ直接運びます。20キログラム以上の場合は、一般廃棄物収集運搬許可業者に収集を依頼し、運搬の費用は業者へ直接問い合わせます。

供養のために埋葬することもできます。ただし、自分の土地か土地所有者の了解を得た場所で、公衆衛生上の支障が出ないように深い穴を掘り、臭気が出ないよう対策する必要があります。町内にペット用の斎場や動物霊園はなく、ペットが亡くなったら近隣市町の施設を使います。登録された飼い犬が死んだ場合は、狂犬病予防法に基づき30日以内の死亡届が必要です。

参考:香美町|動物の取扱い(死体の発見など)

生きている野生動物・ケガをした動物は、農林水産課か地域局へ

交通事故でケガをしたシカや、畑の防除ネットに絡まって動けなくなっているシカなどを見つけたときは、農林水産課、または村岡・小代の地域局の農林建設係へ連絡します。ケガをした野生の鳥獣を保護した場合の連絡先も農林水産課です。近づいて自分で助けようとせず、場所と状況を伝えてください。

首輪などが付いていてペットと思われる動物は、迷子動物として「遺失物」に当たるため、美方警察署か兵庫県動物愛護センター但馬支所に相談するよう案内されています。飼い主から遺失物届が出ているかもしれないためです。

参考:香美町|動物の取扱い(死体の発見など)

有害鳥獣を防ぐ共同事業の補助は、農会などの団体が対象

町は、山すそや集落内の田畑で、米や野菜、果実が野生動物に食い荒らされる被害が増え、ニホンザルやツキノワグマの出没で日常生活も脅かされていると案内しています(2026年3月16日更新)。電気柵などによる防除のほか、野生動物を近づかせない環境をつくることと、追い払って山へ返すことも重要な対策とされています。

参考として紹介されている「有害鳥獣防除事業補助金」は、イノシシ、シカ、サル等による農作物被害を防ぐ共同防除事業が対象で、補助を受けられるのは農会・農事組合など、農林業を営む者で組織する団体です。補助額は町が定める基準額の50%以内で予算の範囲内、サル用の通電式ワイヤーメッシュ柵(おじろ用心棒)など基準額の85%以内となるものもあります。個人の家庭菜園が単独で使える制度とは書かれていないため、詳しくは農林水産課または各地域局の農林建設係に確認します。

参考:香美町|野生動物(有害鳥獣)による被害をなくすために!

サル対策は「食べ物をなくす・隠す・囲う」と、みんなで追い払う

町のサル対策は、サルに「畑や人家周辺は餌場ではない」「人や集落は怖い」と覚えさせることを軸にしています。サルが狙っている食べ物を、無くす、隠す、囲うの三原則が示され、傷んだ作物や捨てた野菜くず、誰も収穫しない柿やクワの実、鍵のかかっていない納屋や家の中の果物、お墓のお供え物などが、餌になるものとして挙げられています。

追い払いは一人で行わず、集落の人が協力して複数人で行うことが勧められています。群れから離れた「ハナレザル」は攻撃的で、一人で追い払おうとすると威嚇や攻撃を受けることがあるため、周りに声をかけます。家に登られるときは、雨どいなど登る場所に両面テープを巻く工夫が紹介されています。住宅まわりの考え方は、猿の被害対策も参考にしてください。

参考:香美町|サルの被害をなくすために

クマの目撃は農林水産課・地域局へ。初夏と秋に行動が活発になる

町は、ツキノワグマの行動が活発になるのは初夏の交尾期と秋の飽食期だと説明しています。山菜採りやハイキング、山仕事で森林に入るとき、また集落や人家にクマを引き寄せないために注意を求め、クマを目撃したときは農林水産課、村岡地域局、小代地域局へ連絡するよう案内しています(2026年7月7日更新)。

最新の目撃情報は、兵庫県警察の安全安心マップや、兵庫県警察の安全安心アプリ「ひょうご防犯ネット+(プラス)」で見られると、町が2026年7月17日更新のページで紹介しています。クマは普段は人を避けますが、急に出会うと驚いて攻撃することがあるため、見かけたら近づかず連絡します。家の周りの点検は、クマ出没への対策も参考になります。

参考:香美町|「ツキノワグマ」による人身事故の防止について

アライグマ・ハクビシンなどは、町の計画で「出没に応じた箱わな」と書かれている

香美町鳥獣被害防止計画(令和8年度から令和10年度)には、アライグマについて、回虫による人的被害や家屋の破壊などの生活被害の可能性が高く、緊急性を要するため、出没に応じて箱罠を設置して捕獲していると書かれています。タヌキ、アナグマ、ハクビシン、イタチ、テンについては、野菜や果樹の食害や家屋侵入が見られ、出没に応じて箱わなを設置して捕獲しているとされています。

捕獲は、猟友会の有害鳥獣捕獲班が中心です。香住区の体制では、農会の狩猟免許を持つ人が班とともに檻を設置し、罠の安全のために保険への加入や管理協定を結ぶとされています。住民が自分で檻を借りて仕掛ける制度は、確認できた範囲では示されていないため、家屋への侵入や庭の被害は、まず農林水産課に状況を伝えて対応を聞きます。環境省によると、野生の鳥獣の捕獲は原則として許可が必要で、外来生物法の特定外来生物は運搬も原則禁止とされています。アライグマの扱いは農林水産課に確認してください。

参考:香美町|香美町鳥獣被害防止計画(令和8~令和10年度)

駆除業者の料金や訪問勧誘のトラブルは、香美町消費生活センターへ

香美町の消費生活センターは町民課内にあり、悪質商法や契約の困りごとを相談できます(2026年3月16日更新)。町のページには、床下換気扇の点検を名目に訪問し、床下の写真を見せて早急な修理が必要だと迫り、高額な契約をしてしまった例が載っています。害虫・害獣の床下点検でも、同じような手口に注意が必要です。

町は、訪問販売や電話勧誘販売では、契約書面を受け取ってから8日間はクーリング・オフで解除できる場合があると説明しています(ハガキなどでの申し出が必要)。国民生活センターは、複数の見積もりを取る時間を与えない事業者とは契約しないよう助言しています。駆除の請求トラブルを188へ相談する流れも確認しておきましょう。

駆除業者の料金や訪問勧誘のトラブルは、香美町消費生活センターへ:確認項目
困りごと最初に確認する窓口(町の公式案内)
動物の死体、ケガをした野生動物場所に応じて建設課、農林水産課、村岡・小代の地域局
クマ・サルなど有害鳥獣の被害、共同防除の補助農林水産課、各地域局の農林建設係
駆除業者の高額請求、訪問勧誘香美町消費生活センター、消費者ホットライン188

参考:香美町|香美町消費生活センター