八幡市のハチの巣駆除は市が行わない|防護服の無料貸出と業者の窓口

八幡市の公式ページ(2023年12月公開)によると、市は個人宅など市有地以外にある蜂の巣、ヘビ、その他の害虫の駆除を行っていません。代わりに、駆除業者の協会を紹介しています。ネズミについては、今回確認した八幡市の公式ページで個別の相談窓口を見つけられなかったため、相談の可否は環境業務課へ直接確かめるのが確実です。

取りやすい場所に巣があるなど、自分で駆除できる場合に備えて、市は防護服を無料で貸し出しています。貸出は市民が対象で、1泊限りです。数に限りがあるため、貸出を希望するときは必ず事前に環境事務所の環境業務課へ問い合わせます。来庁の際は、運転免許証など本人確認ができる書類を持参してください。防護服は横50センチメートル、縦40センチメートル、高さ30センチメートルの箱に入っているため、持ち帰る手段も考えておきましょう。

八幡市のハチの巣駆除は市が行わない|防護服の無料貸出と業者の窓口:確認項目
確認すること公式ページの案内
市の駆除個人宅など市有地以外の蜂の巣・ヘビ・その他の害虫の駆除は行わない
業者の相談先駆除業者の協会を紹介(受付は午前10時から午後5時まで)
防護服の対象と期間市民が対象。1泊限りで、数に限りがある
借りる前の連絡必ず事前に環境業務課へ問い合わせる
受け取りの持ち物運転免許証など本人確認ができる書類

参考:八幡市|蜂(はち)やヘビ等の駆除について

読者の疑問

八幡市は蜂の巣を駆除してくれますか?

比較ガイド

個人宅など市有地以外の蜂の巣は、市では駆除していません。自分で駆除できる場所なら防護服を無料で借りられ、業者に頼む場合は駆除業者の協会が紹介されています。

防護服を借りる前に|自分で取れる巣かどうかを先に決める

市の案内は、取りやすい場所に巣があるなど自分で駆除できる場合に防護服を使う、という前提です。軒下の高い位置、屋根裏、壁の中、木の高い枝のように手が届きにくい巣は、防護服を借りられることと、安全に取れることが別の問題になります。迷うときは巣に近づかず、離れた場所から写真を撮って、業者に見せられる状態にしておきましょう。巣の種類の見分けは 蜂の巣の種類を形で見分ける方法 が参考になります。

1泊限りの貸出なので、受け取りの日、作業の日、返却の日を逆算して決めます。公式ページには延長の案内がないため、天候などで作業が延びた場合の扱いは、借りる前に環境業務課へ聞いておくと安心です。殺虫剤など防護服以外の道具をどこまで自分で用意するかも、同じときに確認します。

市は、蜂から身を守る注意も載せています。蜂は黒くて動くものに反応するため、白っぽい服を選び、帽子で髪を隠すこと、香水や整髪料を避けること、「カチ、カチ」という警告音が聞こえたら慌てず静かに離れること、足音や大声の振動にも反応することが挙げられています。刺されたときの応急処置のあとは、すぐ最寄りの医療機関で診察を受けるよう案内されています。体調に不安がある人は、作業そのものを業者に任せる選択もあります。

  • 巣の場所と高さを離れた場所から確認し、手が届く範囲か判断する
  • 受け取り・作業・返却の日程を1泊の範囲で組む
  • 防護服以外に必要な道具があるかを環境業務課に聞く
  • 作業を見守る人がいるか、刺されたときの受診先はどこかを決めておく

参考:八幡市|蜂(はち)やヘビ等の駆除について

アライグマ・ヌートリアの捕獲器は無料貸出|八幡市の貸出条件

八幡市は、個人宅などでのアライグマ・ヌートリアの駆除は行っていませんが、捕獲器の無料貸出を行っています。公式ページ(2025年3月公開)では、捕獲器の大きさは高さ約31.5センチメートル、幅約26.5センチメートル、奥行き約81.5センチメートルです。貸出を希望するときは、産業振興室の農業振興課へ事前に連絡します。

連絡できるのは平日の午前8時30分から午後5時15分までで、土曜日、日曜日、祝日などの閉庁日は対応していません。申し込みの電話を入れる時間帯と、捕獲器を受け取りに行ける日を、あらかじめ合わせておく必要があります。

アライグマ・ヌートリアの捕獲器は無料貸出|八幡市の貸出条件:確認項目
項目公式ページの案内
貸出期間原則1週間。空き状況によって延長できる
設置できる場所借用者が所有または管理する敷地内。公共の場所や他人の所有地には設置できない
見回りとえさ設置した捕獲器の見回りとえさの取り付けは借用者が行う
アライグマ・ヌートリアが入ったとき生け捕りのまま農業振興課へ連絡。閉庁日・閉庁時間は翌開庁日に連絡
ほかの動物が入ったときタヌキ、ハクビシン、イタチ等は借用者自身で放獣する
事故への備え借用者自身の責任で捕獲器を管理する

参考:八幡市|アライグマやヌートリア用捕獲器の貸出について

捕獲器を借りる前に|設置する曜日、見回り、放獣の扱いを決める

貸出期間が原則1週間と短いうえ、閉庁日は連絡できないため、いつ設置するかが重要です。たとえば金曜日の夕方に設置して動物が入った場合、市へ連絡できるのは翌開庁日になります。市は「生け捕りのまま」連絡するよう案内しているので、休みの日にも自分で見回れるか、家族や近所の協力が得られるかを先に確かめましょう。

アライグマは、市のページで特定外来生物として挙げられています。環境省は、特定外来生物の飼育、栽培、保管、運搬を原則として禁止し、野外へ放つことも原則禁止としています。捕獲した個体を自分で車に乗せて別の場所へ運んだり、どこかで放したりすることは、市の連絡の流れとは別の行為です。必ず市の案内に沿って、農業振興課へ連絡してください。

ほかの動物が入ったときは、借りた人が放獣するのが市の貸出条件です。タヌキやハクビシンなどが出入りする場所では、放す場所や扱い方、けがへの備えを、借りる時点で農業振興課に聞いておきましょう。扱いに不安があるなら、借りないという判断も選べます。

自宅の屋根裏や床下にアライグマが出入りしている、すぐに捕獲に来てほしい、捕獲器の設置や管理を自分でできないという場合、市は民間業者による駆除・防除を希望する人に、京都府ペストコントロール協会への相談を案内しています。建物の中の音が気になるときは 天井裏で音がするときの最初の確認 も参考にしてください。

参考:環境省|外来生物法:何が禁止されているの?

動物の死体を見つけたとき|野良猫・野生動物は無料回収

八幡市の公式ページ(2026年8月10日公開)では、野良猫や野生動物などが亡くなっている場合、市が無料で回収するとしています。連絡先は市民生活部環境事務所の環境業務課で、受付は平日の午前9時から午後4時30分までです。ページには、7月から受付時間を試行的に変更し、10月から本格実施する予定という注記があるため、連絡の前に最新の時間を公式ページで確かめてください。

回収された動物の死体は合同で焼却されるため、お骨を返すことはできません。埋葬を望む場合は、民間の動物霊園などに相談するよう案内されています。屋根裏や床下で見つけた死体が回収の対象かどうか、どこまで出しておけばよいかは、素手で触る前に電話で確認しておくと安心です。

動物の死体を見つけたとき|野良猫・野生動物は無料回収:確認項目
亡くなった動物手数料と引き取り方法
野良猫・野生動物など無料で回収(環境業務課へ連絡)
ペットの猫・小型犬等持ち込み1体400円、引き取り1体500円
ペットの犬等(中型犬以上)持ち込み1体800円、引き取り1体1,000円

参考:八幡市|動物死体の回収

業者に頼む前に|格安表示のあとに高額請求された害虫駆除の事例

八幡市は2026年2月に、害虫駆除の高額請求トラブルへの注意を公表しています。事例として、ゴキブリが出たので「500円から」と書かれた業者に電話したところ、料金の説明がないまま「室内全体の燻蒸が必要」と言われ、20万円を請求された例が載っています。別の例では、「約千円から」の業者に頼み、薬剤散布の後に提示された金額が50万円でした。蜂の巣やアライグマでも、広告の最低料金だけで依頼先を決めず、訪問前に総額の目安と作業範囲を確認する考え方は同じです。

市のアドバイスは3点です。まず、業者への依頼が本当に緊急で必要かを冷静に考えること。次に、作業のあとで広告と違う高額な請求を受けたら、支払う意思は示しながらも、その場での支払いは避けること。さらに、事前の提示額と請求額が大きく違う場合や、作業後に別の契約を勧められて結んだ場合は、クーリング・オフができる可能性があるため、速やかに書面か電子的な方法で通知することです。トラブルになったときは、八幡市の生活情報センターへ相談するよう案内されています。

見積書の読み方は 見積書が「一式」だけのときの頼み方 と 相見積もりの比べ方 に、請求トラブルを消費者ホットラインへ相談する準備は 188へ相談するときの資料 にまとめています。

参考:八幡市|作業後に高額請求される害虫駆除トラブルにご注意!