スズメバチの営巣駆除の補助|対象は法人以外、アシナガバチは対象外

五條市は、夏から秋に活動するスズメバチの危険を防ぐため、駆除業者に委託して行ったスズメバチの営巣の駆除費用に補助金を出しています。市の案内では、巣が大きくなると危険が増し、駆除費用も高くなるため、早めに見つけて対応するよう呼びかけています。

対象者は、スズメバチの営巣がある建物や土地を所有、使用、管理する法人でない人、または日常生活でスズメバチの危険にさらされている法人でない人です。所有者に限られていない点は確認しておきましょう。ただし、駆除業者によって駆除したことが必要です。ここでいう営巣は、現にスズメバチが活動している巣を指し、アシナガバチなどの巣は対象になりません。

スズメバチの営巣駆除の補助|対象は法人以外、アシナガバチは対象外:確認項目
項目市の案内
補助額駆除業者に委託した駆除経費の2分の1、上限1万円(100円未満の端数は切り捨て)
対象の巣現に活動しているスズメバチの巣。アシナガバチ等の巣は対象外
対象者営巣のある建物・土地を所有、使用、管理する法人でない人、または日常生活でスズメバチの危険にさらされている法人でない人
受付先着順。予算がなくなり次第終了
申請の期限領収書の領収日から30日を経過する日、または駆除した年度の2月末日のいずれか早い日

参考:五條市|スズメバチの営巣の駆除を補助します

読者の疑問

五條市はスズメバチの巣を駆除してくれますか?

比較ガイド

市のページが案内しているのは、駆除業者に委託して行った駆除費の補助です。市が巣を取りに来るという説明は確認できませんでした。補助は費用の2分の1で上限1万円、先着順です。

補助の申請で不備になりやすい写真|駆除前後の3種類をそろえる

申請には、駆除費用の明細が書かれた領収書の原本、駆除した場所の位置図または見取図、営巣場所とハチの種類が分かる駆除前と駆除後の写真が必要です。市は、写真が不鮮明だったり必要事項が確認できなかったりすると、補助の対象外になると注意しています。

巣に近づいての撮影は危険です。自分で近づいて撮ろうとせず、見積もりの段階で、業者に駆除前後の写真を撮ってもらえるかを尋ねておくと安全です。領収書は原本が必要で、申請期限は領収日が起点になるため、支払いの日付も控えておきましょう。補助制度の全体像は蜂の巣駆除の補助金の確認事項にもまとめています。

補助の申請で不備になりやすい写真|駆除前後の3種類をそろえる:確認項目
写真撮り方不備になる例
遠景建物のどの位置に巣があるか判別できる距離から撮る巣の場所が特定できない
近接スズメバチの巣と分かる形や模様がはっきり見える鮮明な写真を撮るピンボケ、手ブレ、暗くて巣の形やハチの種類が判別できない
駆除後の完了写真駆除前と同じアングルで、巣が完全に取り除かれたことが分かるように撮る駆除後の写真がない、前後でアングルが違い場所を特定できない

参考:五條市|スズメバチの営巣の駆除を補助します

蜂駆除用の防護服は無料で借りられる|借りる前に確認すること

五條市は、蜂駆除用の防護服を無料で貸し出しています。在庫に限りがあるため、事前に電話で問い合わせるよう案内されています。蜂の活動期は予約が集中するので、借りたあとはなるべく早く返却するよう求められています。借りるときは、蜂駆除用防護服借用申請書を提出します。

市のページには、防護服の使い道や貸出の対象者について、詳しい説明は書かれていません。補助金の対象は、駆除業者に委託した駆除の経費です。防護服を借りられても、巣の大きさ、高さ、スズメバチかどうかで危険は大きく変わります。危険を感じる巣は業者に任せ、借りる場合は蜂駆除の防護服と服装の確認点を見てから、窓口で貸出の範囲を尋ねましょう。

参考:五條市|スズメバチの営巣の駆除を補助します

ハチ駆除を頼むときは、連絡先を市に尋ね、極端に安い広告に注意

市は、駆除業者の連絡先を市に問い合わせるよう案内しています。スズメバチの巣の駆除を頼むときは、高額請求のトラブルに十分な注意が必要です。国民生活センターなど公的機関が、インターネット広告で極端に安い基本料金を示しながら、最終的に高額な費用を請求する手口を注意喚起していると、市のページに書かれています。

市は、複数の業者から見積もりを取り、追加料金の有無を確認してから契約するよう求めています。見積もりでは、基本料金に何が含まれるか、巣の大きさや高さで金額が変わるか、再訪問や処分費が別かを聞き、書面で受け取ります。納得できないまま急いで契約せず、蜂駆除の高額請求を防ぐ確認も見直してください。

参考:五條市|スズメバチの営巣の駆除を補助します

田畑や庭の鳥獣被害は、自己防衛策のあと鳥獣被害報告書へ

農林水産業、生活環境、生態系への鳥獣の被害があり、さまざまな自己防衛対策をしても防げない場合、五條市は農林政策課(森林係)に鳥獣被害報告書を提出するよう案内しています。市は、法令に基づいて奈良県猟友会五條支部へ有害鳥獣の捕獲を依頼し、個体数を調整できるとしています。2024年4月15日更新のページです。

先に行う自己防衛策として、収穫後の作物や生ごみなど餌付けの原因になるものを放置しない、イノシシやシカの行動の拠点になる耕作放棄地を作らない、田畑を防護柵で囲むなどの侵入防止策を取る、の3つが挙げられています。ネズミやアライグマ専用の窓口や貸出制度は、今回確認した市のページには見つかりませんでした。特定の動物の相談先は、農林政策課か環境政策課に電話で尋ねるのが確実です。

鳥獣を許可なく捕獲することは、鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律で基本的に禁止されています。市のページは、狩猟期間中(11月15日から2月15日。イノシシとニホンジカは3月15日まで)の狩猟鳥獣の捕獲や、特別に許可を得た場合を除き、違反すると1年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金に処せられることがあります(罰則は現在の刑名で書いています)。自己判断でわなを仕掛けず、まず報告書の提出を検討します。

参考:五條市|鳥獣の被害について

クマの目撃は農林政策課か五條警察署へ|誘引物を片づける

五條市の公式ページには、西吉野町や大塔町でツキノワグマとみられる動物の目撃情報があると書かれています。2025年11月28日更新の案内では、クマは秋から冬にかけて餌を求めて人里まで行動範囲を広げるとされ、山林周辺で作業する人は特に注意が必要です。クマを目撃したときは、すぐに農林政策課か五條警察署へ連絡するよう案内されています。

おびき寄せない工夫として、農林作業中にラジオなど音の出るものを携帯して存在を知らせること、生ごみや野菜・果実の廃棄残さを適切に取り除くこと、収穫物の収納庫にきちんと鍵をかけることが挙げられています。遠くにクマがいたら、落ち着いてその場を離れ、大声を出したり走って逃げたりしないよう呼びかけられています。家の周りの点検はクマ出没への対策も参考にしてください。

参考:五條市|クマにご注意ください!

セアカゴケグモは市のほぼ全域で確認|触らず手袋を使う

市の公式ページは、セアカゴケグモが五條市のほぼ全域で確認されていると案内しています(ページの更新日は2019年1月)。毒性は強いものの攻撃性はなく、素手で捕まえたり巣に触れたりしなければ、かまれることは特にないとされています。高齢者や子どもは抵抗力が弱いため、屋外での行動に注意するよう書かれています。

側溝のふたや植木鉢の裏、ブロックやフェンスのすき間、庭先やベランダの履物の中などに潜むことがあります。庭木の手入れや溝掃除では手袋をし、屋外に置いた帽子やサンダルを使う前に、クモがいないかを確かめます。かまれたときは、すぐに病院へ行き、医師の診断を受けるよう案内されています。

参考:五條市|セアカゴケグモに注意しましょう!!

契約前の不安は、市と県の消費生活相談へ

五條市と奈良県は、悪質商法や訪問販売の契約トラブルなど、消費生活全般の相談窓口を開いています。市の窓口は毎週水曜日の10時から15時(市役所閉庁日を除く)です。県の中南和相談所は、土曜、日曜、祝日、12月29日から1月3日を除く9時から16時30分に受け付けています。契約の前でも後でも相談でき、勧誘のパンフレットや契約書があれば持参するよう案内されています。

ハチ駆除の依頼では、突然来た業者に不安をあおられていないか、契約を急がされていないか、ほかの業者の見積もりと比べたかを、市の案内にある点検項目に沿って見直します。クーリング・オフは法律で定められた期間内に限られ、適用されない契約もあるため、署名の前に迷ったら相談します。

参考:五條市|消費生活相談