下市町で確認できる有害鳥獣の窓口|農林地籍課が担当

下市町の有害鳥獣対策のページを担当しているのは、本庁舎の農林地籍課です。2026年10月12日時点で、このカテゴリーには、ツキノワグマの目撃情報と、電気柵施設の安全な設置の2件が掲載されています。農林地籍課の関連ページには、2022年4月に公開された鳥獣被害防止計画もあります。

ハチの巣駆除やネズミの相談については、今回確認した有害鳥獣対策と環境・ごみのページに、案内を見つけられませんでした。町のページで分からないときは、役場の代表窓口に、担当課を確認するところから始めましょう。ハチの巣の費用の比べ方は ハチの巣駆除の費用を比べる見積もりの読み方 など、全国向けの記事が参考になります。

下市町で確認できる有害鳥獣の窓口|農林地籍課が担当:確認項目
相談内容町のページで確認できたこと担当
アライグマ・イノシシ・シカ・サルの被害鳥獣被害防止計画(令和4〜6年度)に捕獲の方針農林地籍課
電気柵の設置安全な設置の注意と、点検の呼びかけ農林地籍課
クマの目撃・痕跡大字ごとの目撃・痕跡情報を掲載農林地籍課
ハチの巣・ネズミ今回確認したページには案内なし役場で担当課を確認

参考:下市町|有害鳥獣対策(農林地籍課のページ一覧)

読者の疑問

下市町でアライグマの捕獲檻を借りられますか?

比較ガイド

町の鳥獣被害防止計画(令和4〜6年度)には、町が保有する小動物用の捕獲檻の貸出を続ける方針が書かれています。ただし計画期間は終わっているため、現在の条件は農林地籍課に確認してください。

アライグマは町全域で確認|捕獲檻の貸出を続ける計画

下市町鳥獣被害防止計画(令和3年度作成、対象は令和4〜6年度)の対象鳥獣は、イノシシ、ニホンジカ、ニホンザル、アライグマです。アライグマは町全域で確認され、主に新住、下市、阿知賀地域の農地で、収穫直前の農作物(スイカなど)への被害や、家屋への侵入が出ていると書かれています。今後も被害の拡大が予想されるとされています。

対策として、町は小動物用の捕獲檻を保有し、農業者へ貸し出して駆除を続けてきたと説明しています。下市町アライグマ防除実施計画に基づき、貸出を続けて根絶を目指す目標が置かれ、捕獲は、猟期を問わず、被害のある集落から要請を受けたときに許可する方針です。捕獲を担う奈良県猟友会下市支部の会員には、町が有害鳥獣捕獲の許可証を交付する体制とされています。

この計画の期間は令和6年度(2024年度)までで、2026年10月現在の貸出条件や申し込みの手順は、今回確認した資料からは分かりません。借りたい場合は、農林地籍課に、貸出を行っているか、借りられる人の条件、返却や捕獲後の連絡の方法を先に聞いてください。許可の仕組みがあるため、自己判断でわなを置く前に、町の窓口へ相談しましょう。

アライグマは町全域で確認|捕獲檻の貸出を続ける計画:確認項目
項目計画の記載(令和4〜6年度)
アライグマの確認町全域。新住・下市・阿知賀地域の農地で被害と家屋への侵入
被害の現状(令和2年度)野菜の被害額220千円、被害面積4a
対策町保有の小動物用捕獲檻の貸出を続け、根絶を目指す
捕獲の時期猟期を問わず、被害のある集落から要請があった場合に許可
捕獲計画数各年度30頭

参考:下市町|下市町鳥獣被害防止計画(令和4~6年度、PDF)

電気柵の安全な設置|設置する人が確認すること

下市町は2026年4月28日付で、鳥獣被害防止のために設置された電気柵による死亡事故が報道されたとして、電気柵を設置している人に、安全点検と注意を求めています。ページには、国の機関が作成した電気さくのリーフレット(2006年3月付)がPDFで添付されています。

リーフレットによると、電気さくは、田畑や牧場などで野獣の侵入や家畜の脱出を防ぐ場合に限って設置できます。周囲の人が見やすい位置と間隔で、見やすい文字の危険表示をする必要があります。人が容易に立ち入る場所に、30ボルト以上の電源(家庭のコンセントなど)から電気を供給して設置するときは、漏電遮断器が必要です。バッテリーなど30ボルト未満の電源の場合は、必要ないとされています。

漏電遮断器は、15ミリアンペア以上の漏電が0.1秒以上起こったときに電気を止めるものです。家庭用コンセントにつなぐタイプと、分電盤に設けるタイプがあり、分電盤の工事は資格のある電気工事士が行います。リーフレットは約20年前のもののため、最新の基準は電気さくのメーカーや町の窓口に確認してください。

電気柵の安全な設置|設置する人が確認すること:確認項目
確認する点リーフレットの内容
設置してよい場所田畑や牧場などで、野獣の侵入や家畜の脱出を防ぐ場合
危険表示周囲の人が容易に見える位置・間隔・文字で表示する
漏電遮断器が必要な場合人が容易に立ち入る場所で、30ボルト以上の電源から供給するとき
漏電遮断器が不要な場合バッテリーなど30ボルト未満の電源のとき、人が触れにくい山林や高さの場所のとき
相談先電気さくのメーカー、または最寄りの自治体

参考:下市町|電気柵施設の安全な設置

ツキノワグマの目撃・痕跡情報の見方

下市町は、町内で目撃されたツキノワグマの情報を、令和8年度の一覧として公開しています。2026年8月24日更新の一覧には、8月24日に西山(中飯谷)で、ミツバチの巣箱が散乱していた痕跡が1件載っています。ツキノワグマによる可能性があるという記載で、クマそのものの目撃ではありません。令和7年度分はPDFで公開されています。

町は、この集計が通報に基づくもので、クマと判断した人からの情報のため、イノシシなどクマではない動物の目撃だった可能性も否定できないと注記しています。見かけたときは近づかず、日時、場所、見えた状況を整理して、担当の農林地籍課へ伝えましょう。各地のクマ情報の探し方は 熊の出没情報を関西で確認する に、家の周りの点検は クマ出没への対策 にあります。

参考:下市町|下市町ツキノワグマ目撃情報

農地の被害を減らす町の方針|誘引物の管理と柵の連続設置

計画は、生息環境管理、被害防除、個体数調整の三つを重要課題としています。環境面では、放任果樹の除去をケーブルテレビで周知すること、出没地域の誘引源になる農作物の収穫残渣、廃棄した果樹、生ごみの処理を徹底すること、除草による緩衝帯を整備することが挙げられています。

防除の面では、農地全体を電気柵や金網柵で連続して囲む方法を進めるとされています。柵がある農地でも侵入される可能性があるため、施設の見回りなど管理面の指導が必要という課題も記されています。町は、農業者への侵入防止資材の補助を続けてきたと書いていますが、現在の補助の内容は今回の資料では確認できていません。近隣との進め方は 近所と害獣被害の情報を共有する方法 が参考になります。

参考:下市町|下市町鳥獣被害防止計画(令和4~6年度、PDF)

契約や請求で困ったら|消費生活相談は10〜12月が下市町役場

近隣の吉野町のページ(2025年3月27日更新)によると、消費生活相談員による相談は、毎週木曜日(祝日と年末年始を除く)の午後1時から4時に開かれ、電話相談もできます。会場は3か月ごとに川上村、吉野町、下市町、大淀町の各役場を順に回り、10〜12月は下市町役場、問い合わせ先は下市町の住民保険課と記載されています。

この日程は年度で変わる可能性があるため、利用前に、下市町の住民保険課などで最新の案内を確認してください。駆除業者の見積もりが想定と違う、契約を急がされた、といった相談では、書類と作業前後の写真を持参します。契約前の確認は 害獣駆除の選び方 を参考にしてください。

参考:吉野町|消費者生活相談