香芝市は蜂の巣を駆除しない|補助はスズメバチを業者に頼んだ場合だけ
香芝市環境政策課の案内(2025年6月2日更新)は、市では蜂の巣の駆除を行っていないと書いています。そのうえで、スズメバチの巣の駆除を業者に依頼した場合は、予算の範囲内で、駆除に要した経費の一部を市が補助します。アシナガバチやミツバチなど、スズメバチ以外は補助金の対象になりません。
市は、スズメバチは早ければ5月頃に冬眠から目覚めて巣作りを始めるため、早く見つけられれば駆除の手間や費用が少なく済むと説明しています。巣を作られやすい場所として、軒下、天井裏、室外機、垣根、木の枝が挙げられています。巣のそばへ確認に近づくのは避け、遠くから見える範囲を業者に伝えるのが安全です。種類が分からないときの相談準備は スズメバチらしいハチが出入りするときの相談準備 にあります。
香芝市ではハチの巣を無料で駆除してもらえますか?
市では蜂の巣の駆除を行っていません。スズメバチの巣の駆除を業者に依頼した場合に、予算の範囲内で費用の一部が補助されます。アシナガバチやミツバチは補助の対象外です。
補助額は2分の1・上限1万円|予算の範囲で受付順に決まる
補助額は、駆除に要した経費に2分の1を掛けた額で、100円未満は切り捨て、上限は1万円です。交付総額には予算の上限があり、交付の決定は申請書の受付順に行われます。市は駆除した順ではない点を明記しているため、申請が遅れるほど予算の残りが少なくなる可能性があります。
申請できるのは、駆除した日から数えて90日以内です。さらに、先に受け付けた人の交付で予算の残額が上限額の1万円を下回ると、申請が受け付けられても不交付になることがあると市は注意しています。補助を当てにして駆除の時期や業者を決めるのではなく、業者の費用と日程を先に確認し、駆除後すぐに申請できる準備をしておきましょう。
申請書類は名義と写真に条件がある|不足すると受付できない
申請書と請求書は、環境政策課の窓口か、市ページのデータを使います。添付書類は申請時に持参する必要があり、不足があると受付できない場合があると市は注意しています。また、申請書の様式の備考には、市の職員が現地調査などを行うことがあると書かれています。
領収書は申請者本人の名義で、スズメ蜂の駆除であることが明記されたものに限られます。種類が曖昧なまま依頼すると領収書に書けない場合もあるため、依頼のときに、種類の確認と領収書の書き方を業者に尋ねておきましょう。見積もりの比べ方は ハチの巣駆除の費用を比べる見積もりの読み方 が参考になります。
| 書類 | 市が示す条件 |
|---|---|
| 香芝市衛生害虫駆除補助金交付申請書 | 窓口か、ページ下部のデータを使う |
| 業者が発行した領収書 | 申請者本人の名義で、スズメ蜂の駆除であることが明記されたもの |
| 駆除前と駆除後の写真 | スズメ蜂の巣が全体と詳細ともに明瞭に撮影されたもの |
| 振込口座が確認できる書類の写し | 申請者本人名義の口座に限る(通帳の写しなど) |
| 香芝市衛生害虫駆除補助金交付請求書 | 窓口か、ページ下部のデータを使う |
アライグマ・ヌートリアの檻は農林課で借りる|1人1つ、期間は3週間
香芝市は、アライグマとヌートリアによる被害が農作物だけでなく、住居や市街地への侵入でも起きているとして、捕獲檻の貸出を案内しています。2025年8月13日更新の案内では、申請は市役所2階の農林課で受け付け、貸出は1人につき1つ、期間は3週間です。在庫に限りがあり、在庫がなければ返却を待つ必要があるため、来庁の前に電話で在庫を確認するよう勧められています。
予防の面でも市は具体策を挙げています。農作物の未収穫物や落ちた果実、ペットの残り餌、野外の残飯を放置しないこと、ごみ集積場ではネットをかけて出す時間を守ること、屋根裏へ入れる換気口やすき間を金網などで塞ぐことです。すき間を塞ぐ前には、中に動物が残っていないかの確認が欠かせないので、判断に迷うときは調査を業者に相談します。庭先での見分け方は アライグマを庭や家で見かけたときの確認と相談 も参考にしてください。
捕まったら開庁日に農林課へ連絡|土日祝日と連休は檻を閉める
市の案内は、野生動物は無主物であるため、土地の所有者または被害を受けている人が自分で捕獲する形だと説明しています。アライグマ・ヌートリアが捕獲できた場合は、市役所の開庁日に農林課へ連絡し、閉庁時は対応できません。そのため、金曜の夕方や連休の直前に、檻を開けたままにしないことが重要です。
アライグマ・ヌートリア以外の野生動物が捕まった場合、農林課は引き受けられず、自分で放獣するよう案内されています。かまれたりひっかかれたりするおそれがあるので、素手や無理な接近は避け、放す方法や安全な距離の取り方は、貸出の際に窓口で聞いておきましょう。放獣した動物が何だったか分からないときも、見た目の特徴を記録して農林課に伝えると、次の相談がしやすくなります。
| 状況 | 市の案内 |
|---|---|
| アライグマ・ヌートリアが捕まった | 市役所の開庁日に農林課へ連絡する。閉庁時は対応できない |
| 土日祝日や大型連休 | 檻を閉めるなど、捕獲できない状態にする |
| ほかの野生動物が捕まった | 農林課では引き受けられず、自分で放獣する |
| 檻を借りられる数と期間 | 1人1つ、期間は3週間 |
運ばないのが原則|ネズミなど市の案内が見当たらない動物
香芝市は、アライグマ・ヌートリア防除実施計画を、外来生物法に基づいて2021年4月14日付で近畿地方環境事務所長と近畿農政局長の確認を受けたものとして公表しています。環境省は、特定外来生物の飼育・保管・運搬や、野外に放つことを原則として禁止していると説明しているため、アライグマやヌートリアは、市が説明した手順以外で、自分の判断により運ばないでください。
2026年10月12日に環境政策課と農林課のページを確認した範囲では、ネズミ、イタチ、ハクビシンの駆除を市が行うという案内は見当たりませんでした。野生の鳥獣は、環境省の説明では原則として捕獲や殺傷が禁止され、被害がある場合などに許可を受けて捕獲できる仕組みです。自分で捕獲を考える前に、対象の動物と手続きを窓口で確認してください。ネズミは ネズミが疑われるときの食品・すき間・痕跡の確認、イタチは イタチかもしれない動物が家にいるときの確認 を参考にしてください。
死んだ野鳥とケガをした野生鳥獣の連絡先
死んだ野鳥について、市の案内(2021年10月14日更新)は、カラス、スズメ、ハト、ヒヨドリなどが1羽だけ死んでいる場合や、自然に起きたけがで死んだ場合は、一般的に異常ではなく直ちに対応する必要はないと説明しています。処分するときは素手で触らず、ビニール袋に入れて封をし、一般廃棄物の可燃ごみとして出す流れです。処分は原則として土地の所有者・管理者が行い、国や県の道路なら道路管理者、市の道路なら環境政策課に連絡します。
同じ場所で、見渡せる範囲かつ3日以内に複数の野鳥が死んでいる場合は、環境省の基準に応じて回収と検査が行われることがあると案内されています。ケガをした野生鳥獣については、市が野生鳥獣救護病院を紹介し、病院への搬入は発見した人に委ねられています。救護の対象外には、鳥類のヒナや、アライグマ、ヌートリアなどの特定外来生物が挙げられています。
契約や請求で困ったら香芝市消費生活センターへ
香芝市消費生活センターは市役所2階にあり、2025年8月27日更新の案内では、相談日は月曜日・火曜日・水曜日・金曜日(祝日・年末年始を除く)、時間は午前10時から午後3時まで(正午から午後1時を除く)です。木曜日は広陵町役場の消費生活相談窓口で相談できます。市内在住・在学・在勤のかたなら、香芝市と広陵町のどちらの窓口も使えます。
相談時間外は、奈良県消費生活センターの中南和相談所が案内されています。相談の前に、トラブルの相手の事業所名と担当者名、時系列、契約書ややり取りのメールを整理しておくと進めやすいと市は書いています。ハチの巣駆除の契約で迷ったときは、害獣駆除で契約を急かされたときの確認事項 も確認してください。







