宇治田原町はハチの駆除を行いません|防蜂具を借りられる人

宇治田原町の公式ページ(2026年8月4日更新)には、蜂の駆除を実施するために防蜂具を借りたい人向けの申込要領が載っています。同時に、町では駆除を行っていないと明記され、各自で駆除ができない場合は専門業者等に相談するよう求めています。町へ電話すれば業者が来る、という仕組みではない点を最初に押さえておきましょう。

貸出の対象は、町内に住む人、町内に勤める人、町内に自己所有地を持つ人です。町内に土地を持っているものの、住んではいない人も含まれます。

宇治田原町はハチの駆除を行いません|防蜂具を借りられる人:確認項目
項目町の案内
貸出対象町内在住、町内勤務、町内に自己所有地を持つ人
貸し出すもの防蜂具本体。殺虫剤は渡されないため自分で用意
数2セット。貸出中のことがある
期間申請時に調整し、最長1週間
貸出可能日時役場開庁日(平日)の午前8時30分から午後5時15分

参考:宇治田原町|防蜂具(ぼうほうぐ)の貸出(2026年8月4日更新)

読者の疑問

宇治田原町はハチの巣を駆除してくれますか?

比較ガイド

公式ページに、町では駆除を行っていないと書かれています。自分で駆除する人には防蜂具が貸し出され、自分で駆除できない場合は専門業者等への相談が案内されています。

防蜂具を借りる手順と、事前に決めておくこと

手順は、電話で防蜂具が空いているか確認し、役場の窓口で貸出申請書に記入して希望する期間を調整したあと、防蜂具を持ち帰って各自で駆除し、期間内に返却する流れです。町は、利用中に事故などが起きても責任を負えないと明記しています。借りることが、駆除の安全を町が保証することではない点も理解しておきましょう。

防蜂具があっても危険がなくなるわけではありません。巣の場所や大きさ、出入りするハチの種類で危険は変わります。借りる前に遠くから巣の位置を確認し、スズメバチらしいハチが出入りするときの相談準備を読んで、自分で対応する範囲を決めておくと判断しやすくなります。

  • 巣の場所と高さ(軒下、樹上、地中のどれか)
  • 巣の大きさと、ハチの出入りの多さ
  • 近くを子どもや高齢者が通るかどうか
  • 借りる日と返却日、当日に作業できる人数
  • 殺虫剤を誰がどの製品で用意するか(製品の表示に従う)

参考:宇治田原町|防蜂具(ぼうほうぐ)の貸出(2026年8月4日更新)

スズメバチの巣ができる場所と時期|町の案内から

町の案内によると、スズメバチの巣は種類によってでき方が異なります。キイロスズメバチなどは家屋や樹上に丸い巣を作り、オオスズメバチなどは地中に作ります。地中の巣は、秋になってハチが活発に飛び回るようになってはじめて気づくことがあるとされています。

外に営巣する場合は、初夏に家の周りで作り始めていないかを見ておくよう勧められています。秋になって巣が大きくなると、中に数百匹ものハチがいて駆除が大変になるとされています。地上の巣は1年で放棄されるため、現役の巣かどうかはハチの出入りで確認します。田畑や山すそに伐採した枝葉を積んだままにすると、その隙間に営巣することもあります。初期の巣の形は蜂の巣の作り始めの見分け方で確認できます。

参考:宇治田原町|防蜂具(ぼうほうぐ)の貸出(2026年8月4日更新)

自分で駆除できないとき|専門業者と、町・保健所の役割

町の案内は、高い屋根や地中など、自分で駆除・除去することが難しい巣は専門の業者に依頼するとしています。例として、公益社団法人日本ペストコントロール協会の京都府ペストコントロール協会が挙げられています。

京都府山城北保健所のよくある質問では、蜂や蜂の巣の駆除は行っておらず、お住まいの市役所・町役場か専門の業者に相談するよう案内されています。宇治田原町は同保健所の管内として連絡先が載っています。動物の死体の収容も保健所では行わず、野生鳥獣に関する一般的な対応は基本的に市町村が窓口です。

町は別のページ(2025年11月17日更新)で、自宅にスズメバチが営巣するような特段の危険がある場合を除き、生き物をむやみに駆除せず静かに見守るよう呼びかけています。自宅に営巣する場合は、見守るだけでは済まない例として挙げられていると読めます。玄関や通学路の近くなど生活の動線に近い巣は、近づかずに業者の現地調査を頼みましょう。

参考:京都府・山城北保健所|よくある質問(野生鳥獣の通報など)

業者を呼ぶ前に|蜂駆除の料金トラブルの例

京都府の消費生活の放送原稿「蜂駆除のレスキュートラブルについて」(2023年9月27日更新)には、5センチ大の蜂の巣について電話で巣1個4千円、他の処置をしても2万円までと聞いて依頼したところ、作業後に別の巣もあったとして合計11万円の明細を示された相談例が載っています。広告の安い表示をうのみにしない、事前に自治体へ確認する、納得できなければその場で支払わない、という3点が助言されています。

見積もりだけのつもりで呼んだ事業者とその場で契約した場合も、訪問販売に当たるときはクーリング・オフができる場合があるとされています。困ったときは最寄りの消費生活センターに相談します。複数社の見積もりをそろえる手順は害獣駆除の相見積もりで確認できます。

参考:京都府|蜂駆除のレスキュートラブルについて(消費生活安全センター、2023年9月27日更新)

窓口の使い分け|環境係・農林係・消費生活

町の窓口一覧では、農林環境課の環境係が環境保全・犬の登録・ごみを、農林係が農業・農業委員会・林業・有害鳥獣を担当しています。防蜂具の貸出は環境係の案内で、サルなど有害鳥獣の相談は農林係に分かれます。防蜂具のページ本文には「建設環境課」という表記が残っていますが、問い合わせ先と窓口一覧では環境係は農林環境課の所属です。電話では防蜂具の貸出と用件を伝えると、案内が早く進みます。

アライグマやネズミについては、確認した範囲で町の専用ページが見つかりませんでした。被害があるときは、有害鳥獣を担当する農林係に相談できるかを確認し、家の中のネズミは環境係への問い合わせや業者の現地調査を考えます。ネズミの痕跡を整理する手順を準備しておくと、電話で状況を伝えやすくなります。

窓口の使い分け|環境係・農林係・消費生活:確認項目
相談内容町の担当窓口一覧に書かれた業務
防蜂具の貸出、環境保全農林環境課 環境係環境保全、犬の登録、ごみ
サルなどの有害鳥獣農林環境課 農林係農業、農業委員会、林業、有害鳥獣
訪問業者との契約、消費生活まち未来創造課 広報商工観光係シティプロモーション、広報、観光振興、商工業、消費生活など

参考:宇治田原町|各課の窓口

サルの群れの位置情報と、家で気をつけること

町は「サルの位置情報について(令和8年4月~)」のページ(2026年10月10日更新)で、町内に奥山田の和束A群が5頭程度、その他の地域の宇治田原A群が30頭程度いると紹介しています。群れの位置を知らせていた発信器が外れたため、現在は目視などで位置が確認できたときに情報が更新されます。見かけた日時と場所が出ているかを、ページで確認してください。

サルが出たときは、目を合わせずに離れる、建物の中へ逃げ込むなどして身の安全を確保するよう案内されています。子どもが石を投げたり大声を出したりして刺激しないこと、エサを与えないこと、犬のエサもサルの食べ物になること、不要な果樹は伐採すること、家の中に入ることもあるため戸締まりをすることも求められています。住まいの点検は猿の被害対策も参考になります。

参考:宇治田原町|サルの位置情報について(令和8年4月~)(2026年10月10日更新)