和束町はハチや害虫の駆除を行わない|防護服の無料貸出
和束町の公式ページ(2025年6月6日更新)は、家庭などで発生した蜂や害虫の駆除は町では行っていないと明記しています。個人で蜂などの駆除をするなら、町が貸し出す蜂駆除用防護服(無料)を使うか、専門の業者などに相談するよう案内されています。借りたいときは、事前に建設農政課へ連絡します。
公式ページには、貸出の期間、数、申込方法、返却の流れは書かれていません。電話では、在庫のほか、いつまでに返すのか、受け取りに必要な物は何かも一緒に聞いておくと、来庁の無駄足を防げます。
| 状況 | 町の案内 | 次に確認すること |
|---|---|---|
| 自分で蜂の巣を駆除する | 蜂駆除用防護服を無料で貸出。事前に建設農政課へ連絡 | 在庫、貸出期間、受け取りに必要な物 |
| 自分で駆除できない・したくない | 町は駆除を行わない。専門の業者などに相談 | 現地調査の有無、見積もりの内訳 |
| 蜂以外の害虫 | 家庭などで発生した害虫の駆除も町では行わない | 虫の種類を伝えて業者に相談 |
参考:和束町|蜂駆除用防護服貸し出し(2025年6月6日更新)
和束町はハチの巣を駆除してくれますか?
公式ページに、家庭などで発生した蜂や害虫の駆除は町では行っていないと書かれています。個人で駆除する場合は蜂駆除用防護服を無料で借りるか、専門の業者などに相談します。
防護服を借りる前に、巣の状況を整理する
防護服を借りるかどうかは、巣の位置、大きさ、ハチの出入りの多さで考えます。屋根の高い所や壁の中など、安全に近づけない場所の巣は、防護服があっても自分で駆除せず、業者の現地調査を考えたほうが安全です。種類が分からないときは近づかず、遠くから写真を撮って、スズメバチらしいハチが出入りするときの相談準備と蜂の巣の種類を形で見分けるを参考に整理します。
町の公式ページには、巣の種類による扱いの違いや、駆除費の補助、業者の紹介制度の記載はありません。費用の見方はハチの巣駆除の費用を比べるで、見積書のどこを見るかを確認できます。
- 巣の場所(地面、軒下、屋根、木の上)と高さ
- 巣の大きさと、ハチの出入りの多さ(遠くから写真で)
- 子どもや高齢者が通る場所からの距離
- 借りたい日と返却の予定
業者を呼ぶ前に|蜂駆除の料金トラブルの例
京都府消費生活安全センターの放送原稿「蜂駆除のレスキュートラブルについて」(2023年9月27日更新)には、蜂の巣の駆除を電話で頼む際に、巣1個で4千円、追加の処置を含めても2万円までと説明されたのに、作業後に別の巣が2個あったとして合計11万円の明細を見せられた、という相談例が出ています。原稿は、広告や電話で聞いた料金をうのみにしないこと、慌てて呼ぶ前に自治体へ業者の紹介などがないか確認すること、納得できない契約はきっぱり断ることを挙げています。
見積もりだけのつもりで呼んだ事業者とその場で契約した場合も、訪問販売に当たるときはクーリング・オフができる場合があるとされています。契約を急がされたときの考え方は契約を急かされたら確認することにまとめています。
契約で困ったときの相談先|相楽消費生活センター
和束町の防犯の注意喚起ページ(マルチ商法に注意)は、消費生活の問合せ先として相楽消費生活センターを案内しています。相談日は月曜から金曜(祝日・休日、年末年始を除く)の午前9時から午後4時です。ただし、同ページに載っている所在地は旧庁舎のもので、精華町の公式案内によると、工事期間中は木津川市の京都府木津総合庁舎内に仮移転しています。来所前に電話で場所を確かめてください。
全国共通の消費者ホットライン188でも、最寄りの消費生活相談窓口を案内してもらえます。害獣駆除や蜂の巣の契約で困ったときの準備は駆除の請求トラブルの相談方法にまとめています。
有害鳥獣とクマの連絡は建設農政課|町のお知らせと誘引物の対策
町の窓口一覧では、建設農政課の産業係が、農業振興、林業振興、保安林と並んで有害鳥獣駆除を担当しています。クマについては、町内で目撃情報などがあれば建設農政課へ連絡するよう、町のお知らせが繰り返し案内しています。
2026年3月30日更新のお知らせは、相楽管内の情報として、3月28日の午後11時30分頃に木津川市の農道でクマらしき動物2頭が目撃されたと伝えています。町は、クマを家の近くに引き寄せないために、家の周りに残飯を捨てない、ごみの管理を徹底する、不要な果樹(柿や栗)を取り除くよう求めています。2025年7月17日には、和束小学校の南側付近での目撃情報も出ています。家の周りの点検はクマ出没への対策も参考になります。
| 場面 | 町のお知らせの案内 |
|---|---|
| 町内でクマらしき動物を見た | 役場の建設農政課へ連絡する |
| 家の周りにクマを引き寄せない | 残飯を捨てない、ごみを管理する、不要な果樹(柿や栗)を取り除く |
| 出没の最新情報を知る | お知らせが参照先に挙げる京都府の出没情報マップと注意情報を確認する |
鳥獣の捕獲は許可が必要|町の要綱から分かる手続き
和束町は、鳥獣保護管理法の施行に関する事務取扱要綱を定めています。要綱では、京都府の事務処理の特例条例で町に移されている範囲の捕獲許可について、申請書を町長に提出すると決めています。従事者証の交付申請書も町長に提出します。被害を受けた人から依頼されて捕獲する場合は、依頼者の依頼書を添えること、町が被害状況を調査書にまとめることも定められています。
つまり、要綱が定める捕獲許可の手続きには、被害者の依頼や町の調査が組み込まれています。自分でわなを置く前に、建設農政課へ被害の状況を伝えて相談してください。この要綱は町の事務の取扱いを定めたもので、読者向けの案内ページではありません。必要な書類や窓口の運用は、建設農政課で確認が必要です。
町の補助金要綱は団体向け|個人宅の駆除費は書かれていない
和束町有害鳥獣関係事業費補助金交付要綱は、農林業の被害を防ぐための有害鳥獣駆除事業と防除施設設置事業に、予算の範囲内で補助金を出すと定めています。対象は、農業協同組合、森林組合、農業者が組織する営農組合、その他町長が認める団体等で、地域は和束町一円です。
要綱が想定しているのは団体による事業で、家庭のアライグマ対策や、自宅の蜂の巣の駆除費を個人に支給する制度としては書かれていません。要綱の制定は平成15年3月20日です。個人や地域の自治組織が使える補助があるかは、建設農政課に聞いて確かめてください。
| 事業 | 補助率 | 要綱に書かれた補助対象経費 |
|---|---|---|
| 有害鳥獣駆除事業 | 駆除経費と計画樹立費の2分の1以内 | 駆除の実施に要する経費、駆除計画の樹立に要する経費 |
| 捕獲柵・捕獲檻の設置事業 | 2分の1以内 | 野猪捕獲柵、野猿捕獲柵、野猿捕獲檻、野生熊捕獲檻の設置に要する経費 |
| 有害鳥獣防除施設設置事業 | 2分の1以内 | 5年以上の使用に耐える鹿侵入防止柵など |
傷ついた野生動物や死んだ動物を見つけたとき
京都府は、交通事故や窓ガラスへの衝突など人との関わりで傷ついた野生の鳥類・哺乳類のうち、対象となるものを救護しています。救護体制は2026年4月1日から変わっています。救護の対象から除かれているのは、シカ、イノシシ、サル、タヌキ、ハクビシン、アナグマ、カラスなど被害の大きい動物と、ヒナ・幼獣です。和束町は山城広域振興局農林商工部の問い合わせ先の所管に含まれます。
死んでいる野生動物を見つけたときは、素手で触れないようにして燃えるごみとして廃棄し、公共の場なら管理者へ連絡するよう案内されています。糞が汚いなどの理由であっても、府や市町村の許可なしに卵やヒナのいる野鳥の巣を撤去することは違法です。詳しくは京都府で傷ついた野生動物を見つけたらにまとめています。






