岡山市はネズミの駆除業務を受け付けていません

岡山市の「家庭のねずみ対策」ページ(2026年9月25日更新)は、市として駆除業務は受け付けていないと示しています。業者を探す人には、電話帳の「消毒業」の欄を見るよう案内しています。市に相談しても、職員が自宅へ来て駆除する仕組みではないと考えて準備しましょう。

同じページには、一般財団法人と表記された岡山県ペストコントロール協会が無料相談を行っていると書かれています。市のパンフレットで相談先として載っているのは、保健所衛生課の環境衛生係です。電話番号は変わることがあるため、この記事には書きません。公式ページの掲載を確認してください。

岡山市はネズミの駆除業務を受け付けていません:確認項目
相談したいこと岡山市の案内次に確認すること
ネズミの駆除そのもの市は駆除業務を受け付けていません業者の見積もりと作業範囲を確認する
ネズミ対策の進め方家庭向けのパンフレットを公開しています種類・侵入口・食品の保管を点検する
無料で話を聞きたい岡山県ペストコントロール協会が無料相談を行っています相談は無料でも、駆除や工事の費用は別に確認する
市への問い合わせ保健所衛生課の環境衛生係が相談先として載っています窓口の連絡先は公式ページで確認する

参考:岡山市|家庭のねずみ対策

読者の疑問

岡山市はネズミの駆除をしてくれますか?

比較ガイド

岡山市の公式ページは、駆除業務は受け付けていないと示しています。無料なのは県ペストコントロール協会の相談で、駆除や工事の費用ではありません。

私有地のハチの巣は、市が駆除せず補助制度もありません

岡山市の「私有地にできたハチの巣について」は、民有地や事業所内を含む私有地のハチの巣を市が駆除していないこと、駆除に対する補助制度もないことを示しています。業者を探す場合は、電話帳の「消毒業」や「ハチ駆除」の項を見るよう案内されています。

このページの日付は2020年3月13日で、ネズミのページより更新が古くなっています。2026年10月時点で扱いが変わっていないかは、保健所衛生課の環境衛生係に確認すると確実です。費用は自己負担になる前提で、出張費、高所作業、再訪問の有無を見積もりで分けてもらいましょう。ハチの巣駆除の費用の読み方も参考になります。

巣を見つけても、種類を自分で決めて近づいたり、棒でつついたりしないでください。刺されて体調が悪くなったときは、医療機関に相談します。ハチの種類によって対応の難しさが変わるため、スズメバチらしいハチが出入りするときの相談も読んでおくと、状況を伝えやすくなります。

参考:岡山市|私有地にできたハチの巣について

無料相談を行う岡山県ペストコントロール協会と、業者の探し方

日本ペストコントロール協会の岡山県のページには、(一社)岡山県ペストコントロール協会が岡山市北区の団体として載り、所属会員の名簿(全国の事業者一覧)への案内があります。市の案内にある無料相談の窓口と、会員の事業者を探す手がかりを、公益的な団体の情報から確認できます。

注意したいのは法人名の表記です。岡山市のページは「一般財団法人」と書き、日本ペストコントロール協会のページは「一社」と表記しています。確認した時点では両ページの連絡先は一致していました。連絡する前に、市のページと協会のページを照らし合わせ、同じ団体かどうかを確かめましょう。

無料なのは相談で、駆除や工事の費用ではありません。協会の会員でも、見積もりや契約は事業者ごとに別です。複数の業者から見積もりを取り比べるときは、作業範囲と再発したときの対応をそろえて確認します。

  • 電話帳の「消毒業」「ハチ駆除」の欄を見る
  • 日本ペストコントロール協会の会員名簿(全国の事業者一覧)を見る
  • インターネットで見つけた業者は、運営会社・所在地・見積もりの内訳を確かめる

参考:公益社団法人日本ペストコントロール協会|岡山(都道府県協会)

ネズミの種類と通り道を確かめる:市のパンフレットの目安

市が公開している家庭向けパンフレット(平成25年1月発行と記載)は、日本で家屋に住みつく主なネズミを3種類として紹介しています。大きさとフンの大きさ、好む場所の違いを表にしました。天井裏の音なら高い所を好む種類、床下や水回りなら低い所を好む種類を疑うといった、考え方の手がかりになります。見た目だけで断定せず、現地調査で確かめてもらいましょう。種類の違いはドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミの比較にも整理しています。

パンフレットは習性として、前歯が一生伸び続けるため硬いものをかじること、繁殖力が高いこと、新聞紙やチラシを巣の材料として持ち去ることを挙げています。被害として、食品のほか木製品や配線コードをかじり、コードの被害は火災の原因にもなり得ると注意しています。感染症や食中毒につながることもあるとされています。

ネズミの種類と通り道を確かめる:市のパンフレットの目安:確認項目
種類体の大きさの目安フンの大きさの目安住みやすい場所
ハツカネズミ約6〜9cm約0.5cm農家、住宅地など。畑地や雑草地などから侵入
クマネズミ約15〜23cm約1cm天井裏、ビル内など高い所
ドブネズミ約22〜26cm約1〜2cm下水周辺、床下など水気の多い低い所

参考:岡山市|家庭のねずみ対策パンフレット(1・2ページ:ねずみの種類と習性・被害)

すき間と分電盤まわり:自分で塞がない場所を知っておく

パンフレットは、小型のネズミは1cm以上のすき間があればどこにでも入れるとして、床下の通風口、水道や電線、エアコン配管など、壁に穴を開けて通しているものの周りを観察するよう勧めています。すき間があれば金網を詰めたり、パテを塗り直したりして塞ぎます。

ただし、分電盤やブレーカーの近くの穴は自分で塞がないでください。パンフレットは、漏電や火災などの事故につながる可能性があるとして、危ないと思ったら業者に頼むよう示しています。ネズミ対策と電気設備の安全を同時に見る必要があるため、防鼠金網ですき間を直す前の相談も読んでおくと便利です。

駆除のあとについて、パンフレットは、死んだネズミは回収すること、寄生していたダニに刺されることがあるため掃除機を念入りにかけること、散らばったフンを除去したあと心配ならアルコールスプレー等で消毒することを挙げています。薬剤を使う場合の注意としては、暑い時期は隠れた場所で死んだネズミが腐敗して悪臭の原因になるため冬期に使うこと、ペットや子どもの誤食に注意することが示されています。薬剤は製品の表示に従ってください。フンの片付けの範囲はネズミのフンの片付けを相談する準備で整理できます。

参考:岡山市|家庭のねずみ対策パンフレット(3・4ページ:屋外対策)

業者に頼む前に:準備する情報と、賃貸・集合住宅の連絡先

ネズミの相談では、音がする時間帯と場所(天井、壁、床下)、フンの大きさと見つけた場所、食品やペットフードの保管状況、使った市販品の名前を伝えるとよいでしょう。ハチの巣の相談では、巣の場所と高さ、大きさ、出入りするハチの数、近くに人が通る場所やペットがいるかを整理します。写真は離れた場所から撮れる範囲で十分です。

賃貸や集合住宅では、まず管理会社や大家、共用部なら管理組合に連絡します。市のパンフレットも、集合住宅や団地では個々の家庭の対策に加えて、ごみの集積場所の管理など地域の住民が協力することが必要だと示しています。業者を呼ぶ前に、誰が費用を負担し、どこまでの作業を認めるかを確認しておくと、後の調整がしやすくなります。詳しくは賃貸で害獣被害が起きたときと集合住宅のネズミを参照してください。

見積もりでは、調査費、侵入口の封鎖、清掃、再訪問の有無を分けて書いてもらいます。内訳が「一式」だけのときは、見積書の内訳を頼む方法が参考になります。

契約や請求で困ったら、市と県の消費生活センターへ

見積もりと違う請求や、その場での契約を急がされるといった困りごとは、消費生活センターに相談できます。県の案内によると、岡山市消費生活センターは、月曜から金曜(祝日・年末年始を除く)の9時から16時の受付です。岡山県消費生活センターは火曜から日曜の9時から16時30分です。

全国共通の消費者ホットライン188からも、近くの窓口を案内してもらえます。契約を急がされたときの考え方は契約を急かされたときの確認に整理しています。

参考:岡山県消費生活センター|県内の相談窓口