掃除機を持ち込む前に記録する
米国CDCは、ネズミのフンや巣材を乾いたまま掃くことや掃除機で吸うことを避けるよう案内しています。フンのような物を見つけた場所では、まず普段の掃除を中断します。触って硬さを確かめたり、鼻を近づけたりする必要はありません。
写真は全体の位置と、近づかず撮れる範囲の状態を一組にします。食品棚の下なら、棚のどの段、床からどの辺りかも伝えます。「フンです」と断定せず「黒い粒状のものがある」と説明して構いません。
参考:米国CDC|How to Clean Up After Rodents(ネズミ被害後の清掃)
フンの数が少なければ問題ありませんか?
数だけでは種類、汚れの広がり、素材への影響は判断できません。見える部分だけで済むのか、家具の裏まで確認が必要かを相談します。
踏んで広げないための動線を決める
汚れを見つけた範囲に、子どもやペットが近づかないようにします。扉を閉められる部屋であれば、その部屋を使わず相談する方法があります。通路であれば、汚れを踏まずに通れる別の動線を選び、家族にも場所を共有します。
片付けのために荷物を次々と別の部屋へ運ぶと、どの物がどこにあったか分からなくなります。動かす必要がある場合は、まず位置と付着の有無を見える範囲で記録し、扱い方を相談してください。粉じんを風で飛ばすことも避けます。
| 見つかった場所 | 相談時に伝える内容 |
|---|---|
| 硬い床 | 広がり、家具の下に続くか |
| カーペットや布 | 素材、洗えるか、付着している範囲 |
| 食品収納 | 開封済み食品や食器に接しているか |
| 天井裏 | 室内に落ちている物の有無、点検口の場所 |
道具を買うより先に、作業範囲を決める
小さな範囲なのか、家具の裏や断熱材まで広がっているのかで、必要な作業は変わります。市販の製品を追加購入する前に、清掃を頼む場合の対応範囲、使う製品、素材への影響、作業後に触れてよい時点を確認します。
複数の洗剤を混ぜたり、製品表示と違う使い方をしたりしないでください。使った物がある場合は、容器の名前と使用した場所を担当者へ伝えます。写真だけで処理の安全性が確定するわけではないため、広範囲や手が届かない場所は現地で説明を受けます。
掃除してしまった場合も、事実をそのまま伝える
すでに掃除機を使ったときは、使用した場所と日時、移動させた物を控え、以降の機器の扱いを清掃担当者や地域の衛生相談窓口に確認します。慌てて掃除機を分解したり、屋内でごみを移し替えたりする前に、対応を尋ねましょう。
体調の変化があり医療機関へ相談するときは、何をいつ扱ったかを説明してください。フンを見ただけで特定の感染症にかかったと判断することはできません。清掃の手配と、体調に関する相談を混同しないようにします。



