松原市の害獣相談は環境予防課が軸、ハチは環境業務課

松原市の公式サイトでは、動物や環境に関する相談の窓口として環境予防課が案内されています。アライグマの問い合わせ、野生の鳥獣を捕獲する際の許可と有害鳥獣用の捕獲器、道路などで見つかった飼い主不明の小動物の死骸の連絡が、いずれも環境予防課の項目に載っています。一方、ハチの巣のよくある質問では、環境業務課へ相談するよう書かれています。

どの窓口か迷うときは、動物の種類と困りごとを先に整理して電話で伝えます。案内ページの更新日は、アライグマが2018年12月、ハチの巣のよくある質問が2022年6月、動物の案内が2024年5月と、時期がまちまちです。古い案内は制度や担当課の名称が変わっている可能性があるため、来庁や申請の前に窓口で最新の扱いを確かめてください。

道路などで死んでいる犬や猫、その他の小動物で飼い主が分からない場合も、環境予防課に連絡するよう案内されています。野生動物の死骸が対象かどうかは明記されていないため、素手で触らず、窓口に確認してください。

松原市の害獣相談は環境予防課が軸、ハチは環境業務課:確認項目
困りごと市の案内の窓口案内ページの更新
アライグマの目撃・被害環境予防課2018年12月
イタチ・タヌキ等の捕獲器の貸出環境予防課2024年5月
ハチの巣の駆除(専門業者が必要な巣)環境業務課2022年6月
道路などで見つかった飼い主不明の小動物の死骸環境予防課2024年5月
業者との契約や料金の相談消費生活センター(市役所6階)2023年8月

参考:松原市|ペット・動物(2024年5月1日更新の表示)

読者の疑問

松原市ではアライグマの捕獲器を借りられますか?

比較ガイド

市のアライグマのページには、住民への貸出の記載はなく、目撃情報をもとに市が捕獲器を設置して捕獲する対策が案内されています。自分で器具を使う前に環境予防課へ確認してください。

アライグマは市が目撃情報をもとに捕獲器を設置します

松原市のアライグマの案内では、アライグマは外来生物法で特定外来生物に指定されており、市は寄せられた目撃情報をもとに捕獲器を設置して捕獲する対策を行っているとしています。ページには、アライグマの捕獲器を住民に貸し出す記載は見当たりませんでした。まず目撃を市に伝えることが、対策の出発点になります。

見かけたときの基本は、手を出さない、近づかない、追いかけない、の3つです。追い詰めたり脅かしたりしなければ向かってくることはないとされ、こちらから刺激しないよう求められています。ペットの食べ残しなどを屋外に放置せず、エサを与えないことも大切です。市の案内によると、都市部では水路などを使い、生ごみやペットのエサを求めて移動しているようです。

目撃したら、日時、場所、見た状況をメモして環境予防課に伝えると、捕獲器を置く場所を考える手がかりになります。大阪府は、捕獲にあたって事前に最寄りの市役所に問い合わせ、捕獲者台帳への登録と捕獲器の標識の配布を受けるよう案内しています。自分で捕獲器を用意する前に、市へ確認してください。家での被害の記録のしかたはアライグマを庭や家で見かけたときに載せています。

参考:松原市|アライグマを見かけたら(2018年12月13日更新の表示)

イタチ・タヌキ等の捕獲は許可制|捕獲器は無料で貸出

松原市は、野生の鳥獣を捕獲するには鳥獣保護法による許可が必要だと案内しています。そのうえで、有害鳥獣のイタチやタヌキなどの捕獲器を無料で貸し出していて、相談先は環境予防課です。許可なく捕獲することはできないため、器具の貸出と捕獲の許可を分けて考え、どちらも窓口で確認します。

大阪府の案内では、被害を防ぐ目的でタヌキ、イタチ、アライグマ、ハクビシンなどを捕獲する許可は市町村長の権限にあたり、窓口は各市町村の鳥獣行政担当課とされています。許可の基準は許可権限者ごとに定められているため、松原市に確かめる必要があります。松原市のページには、申請の様式、貸出期間、捕獲後の連絡方法は書かれていませんでした。

被害が屋根裏で起きている場合は、捕獲だけでは入口が残ります。侵入口の確認と封鎖も含めて考えたいときは、屋根裏にイタチがいるときの調査の頼み方が役に立ちます。

参考:松原市|ペット・動物(2024年5月1日更新の表示)

ハチの巣は種類で変わる|アシナガバチ・ミツバチ・スズメバチ

松原市のよくある質問は、集団で巣を作るハチを概ね3種類とし、最も多いアシナガバチは軒下などに、お椀を伏せたような巣を作ると説明しています。比較的おとなしいハチなので、手が届かない場所など人に危害を加えるおそれがない場合は、無理に駆除しなくてよいとされています。見守れる巣かどうかの考え方はアシナガバチの巣を見つけたときにまとめています。

やむを得ず自分で駆除する場合の流れも示されています。長袖の服や帽子で体を覆い、ハチが巣に集まっている夜に、市販のスプレー式殺虫剤を離れた場所から使って、すぐその場を離れます。翌日、巣にハチがいないことを確かめてから取り除く手順です。薬剤の使い方は製品の表示に従い、高い場所や狭い場所での作業は無理をしないでください。

ミツバチが集団でいる場合や、丸い形のスズメバチの巣は、専門業者による駆除が必要だとされ、環境業務課へ相談するよう案内されています。大阪府のよくある質問も、スズメバチは攻撃性が高いので巣に近づかず専門業者に依頼すること、駆除は原則として土地や建物の所有者・管理者が行うことを示しています。多数の人が行き交う場所で人への被害のおそれがある場合は、市町村が対応した事例があるため、市町村窓口に相談するとされています。

確認した市のページには、ハチの巣の駆除費の補助や防護服の貸出の記載はありませんでした。別に制度がないかは、環境業務課に尋ねて確かめてください。

ハチの巣は種類で変わる|アシナガバチ・ミツバチ・スズメバチ:確認項目
ハチ・巣の状態市の案内の方向
アシナガバチ(軒下のお椀を伏せたような巣)危害のおそれがない場所なら、無理に駆除しなくてよい。やむを得ない場合の方法が案内されている
集団のミツバチ専門業者による駆除が必要。環境業務課へ相談
丸い形のスズメバチの巣専門業者による駆除が必要。環境業務課へ相談
種類が分からない巣不用意に近づかない(大阪府の案内)

参考:松原市|ハチの巣の駆除方法について教えてください(2022年6月21日更新の表示)

カラスの被害は、ごみの出し方と繁殖期のヒナへの距離で防ぐ

松原市はカラスによる生活被害(ごみを散らかす、うるさい、襲われる)への対策として、ごみの出し方の工夫を挙げています。決まった場所に決まった時間、できれば収集日当日にごみを出すこと、生ごみは水気を切って紙で包み中身が見えないようにすること、目の細かい防鳥ネットに重しをつけて使うことが案内されています。ネットの目は5mm以下が有効とされています。

カラスの繁殖期は3月頃から7月頃で、巣立ち直後のヒナは地面に落ちることがあります。親鳥はヒナを守るために人を威嚇することがあるので、落ちたヒナには近づかず、そのままにしておくよう求められています。頭上を低く飛ぶ、濁った声で鳴くなどの威嚇があれば巣が近い可能性があるため、すみやかにその場を離れ、巣のありそうな木や電柱に近寄らないようにします。巣やヒナを見つめたり、つついたりしないことも示されています。

参考:松原市|カラスによる被害を防ぐために(2022年3月25日更新の表示)

業者に頼む前後の不安は松原市消費生活センターへ

ハチの巣やネズミ、屋根裏の害獣の業者を選ぶときは、見積もりや契約に不安が出ることがあります。松原市は、市内に住む人向けに、商品やサービスに関する相談とトラブル解決の助言を行う消費生活センターを、市役所6階に置いています。面談と電話で受け付けていて、土曜・日曜・祝日・年末年始を除く毎日、午前10時から正午、午後1時から午後5時までと案内されています(2023年8月更新の表示)。

相談の際は、契約書やパンフレットなど関係書類を用意するよう求められています。見積書、広告の画面、駆除前後の写真があると、何にいくら請求されたのかを説明しやすくなります。契約を急かされたり、広告の金額と請求額が大きくずれたりしたときは、支払いや署名の前に相談してください。複数社の見積もりの比べ方は害獣駆除の相見積もりの比較手順にまとめています。

参考:松原市|消費生活相談窓口(2023年8月16日更新の表示)