各務原市のコウモリ忌避装置の貸出は、市民・居住敷地内の被害が対象です

各務原市は、住環境でのコウモリの糞尿などの被害を軽減するため、コウモリ忌避装置(防鳥防獣装置)を貸し出しています。対象は各務原市民で、居住敷地内でコウモリの糞尿などの被害を受けて困っている人です。2026年10月3日に確認した市の公式ページ(2024年6月12日更新)にもとづいて、条件を整理します。

装置は、動物が近づくと嫌がる音を出して追い払う機器と案内されています。貸出は無料ですが、使うときの充電は必要に応じて自分で行います。装置の詳しい仕様や使い方は、市役所の環境政策課へ問い合わせるよう案内されています。

各務原市のコウモリ忌避装置の貸出は、市民・居住敷地内の被害が対象です:確認項目
項目市の公式案内
対象各務原市民で、居住敷地内にコウモリの糞尿などの被害がある人
貸出内容原則1台を14日間。1世帯1回限り
費用貸出は無料。充電は必要に応じて自分で行う
申込電話で申込の予約をするか、環境政策課の窓口へ。在庫がない場合は貸出予約を順番に受付
持ち物窓口で、住所を確認できる書類(マイナンバーカード、運転免許証など)を提示。貸出申込書の様式が市のページに掲載
責任使用中の破損や紛失は使用者が弁償。使用中の故障・事故も使用者の責任

参考:各務原市|コウモリ忌避装置(防鳥防獣装置)の貸出について

読者の疑問

コウモリの忌避装置は誰でも借りられますか?

比較ガイド

対象は各務原市民で、居住敷地内にコウモリの糞尿などの被害がある人です。窓口で住所を確認できる書類の提示も必要です。市外在住の人や、被害が敷地外にある場合の扱いは書かれていないため、環境政策課へ確認してください。

借りる前に、被害の場所とコウモリの出入りを記録しておきます

貸出は14日間、しかも1世帯1回限りです。装置を設置してから状況を探り始めると、期間が観察だけで終わってしまいます。借りる前に、フンや尿の跡がある場所、コウモリが見える時間帯、出入りしていそうな外壁のすき間などを記録しておくと、設置の位置を決めやすくなります。コウモリの出入りを記録する手順が参考になります。

市のページも、コウモリが住んでいる箇所を特定し、侵入場所に合わせてすき間をふさぐ方法を対策の例に挙げています。換気口や軒の周りが疑わしい場合は、換気口の周りの痕跡と補修も確認してください。

  • フンや尿の跡がある場所の写真(足場に上らず、地上や室内から撮れる範囲で)
  • コウモリが見えた日時と、出入りしていそうな場所
  • 装置を置きたい場所(充電や持ち運びがしやすいか)
  • 賃貸・集合住宅なら、貸主や管理会社の了承が取れるか

参考:各務原市|コウモリ忌避装置(防鳥防獣装置)の貸出について

市が挙げる対策は、追い払いとすき間の封鎖の組み合わせです

市のページは、コウモリを寄せ付けない方法の代表例として、市販の忌避剤(使用説明書に従う)、ナフタレンやハッカなどのにおい、センサー感知の超音波やブザー・ラジオ、侵入場所に合わせたグッズによるすき間の封鎖を挙げています。貸出装置は、音で追い払うタイプに当たります。

音やにおいで追い払うだけでは、出入り口が残っていれば別の場所から入り直すことがあります。忌避剤や音の対策の限界にあるように、効果の確認と侵入口の調査は組みにして考えます。薬剤を使うときは製品表示に従い、混ぜたり量を変えたりしません。

市が挙げる対策は、追い払いとすき間の封鎖の組み合わせです:確認項目
市が挙げる対策向いている使い方注意点
忌避装置の貸出(音で追い払う)被害場所が分かっている居住敷地内での一時的な追い払い14日間・1世帯1回のため、設置前の観察と封鎖の準備が必要
市販の忌避剤・においの利用外壁の周りなどで、製品表示に従って使う使用説明書に従う。混ぜたり量を変えたりしない
センサー式の超音波・ブザー・ラジオ出入りする時間帯の追い払い音が届く範囲や近隣への配慮を確かめる
侵入場所に合わせたすき間の封鎖侵入場所を特定したあとに行う高所や屋根の作業は無理をせず、調査を含めて業者へ相談する

参考:各務原市|コウモリ忌避装置(防鳥防獣装置)の貸出について

猫侵入防止装置との違い:台数・電池・申込方法

各務原市は、同じ仕組みで猫侵入防止装置も貸し出しています。コウモリ用と比べると、貸出台数や、自分で用意するものが少し違います。コウモリと猫の両方で困っている世帯が、それぞれ貸出を受けられるのかは案内に書かれていないため、窓口で確認します。

猫侵入防止装置との違い:台数・電池・申込方法:確認項目
項目コウモリ忌避装置猫侵入防止装置
対象市民で、居住敷地内にコウモリの糞尿などの被害がある人市民で、居住敷地内に猫の糞尿などの被害がある人
貸出台数・期間原則1台を14日間。1世帯1回限り原則1台(最大2台)を14日間。1世帯1回限り
自分で用意するもの必要に応じて装置の充電単1乾電池(1台につき4本)
申込電話で予約するか、環境政策課の窓口へ電話で予約のうえ、環境政策課の窓口へ

参考:各務原市|猫侵入防止装置の貸出について

賃貸・集合住宅や、被害が屋根裏に及ぶときの考え方

貸出の条件は、居住敷地内の被害であることです。賃貸住宅やマンションで、外壁やベランダ、共用部に装置を置く場合は、設置してよいかを先に貸主や管理会社へ確認します。賃貸で被害が出たときの連絡や、マンション共用部で被害を見つけたときも確認してください。

コウモリも野生鳥獣で、県は、野生鳥獣の無許可での捕獲や飼育は鳥獣保護管理法で禁止されていると案内しています。貸出装置は捕獲ではなく追い払いの道具です。屋根裏に入り込んでいる、フンが多い、高所の作業が必要といった場合は、無理に自分で対処せず、調査と封鎖を含めて業者に相談します。コウモリのフンとネズミのフンの違いも判断材料になります。

参考:岐阜県|病気やケガをした野生鳥獣を見つけたら(県事務所の連絡先)

14日間が終わったあと、続けて困るときの進め方

貸出は1世帯1回限りと案内されているため、期間が終わったあとに続けて借りる前提では考えません。返却の前に、14日間で出入りの回数やフンの量がどう変わったかを記録しておくと、業者に相談するときの材料になります。装置を壊したときは、破損等報告書の様式が市のページに掲載されています。

音や装置で出入りが減っても、原因のすき間が残っていれば再発する場合があります。業者に頼む場合は、調査で見つけた侵入口の位置、作業範囲、再発したときの対応を見積書に書いてもらいます。見積書の項目の読み方と相見積もりの比べ方が参考になります。

参考:各務原市|コウモリ忌避装置(防鳥防獣装置)の貸出について