稲美町のスズメバチ駆除費補助|費用の2分の1、上限は1万円

町のスズメバチ駆除費補助金交付制度(2022年3月16日公開)は、巣の早期発見と早期駆除を進めて町民の生活の安全を守るため、駆除にかかった費用の一部を助成する仕組みです。補助額は駆除に要した費用の2分の1で、上限は1万円です。たとえば駆除費用が1万2千円なら補助は6千円、4万円なら半額の2万円ではなく上限の1万円になります。

補助の対象はスズメバチの駆除で、ミツバチとアシナガバチは対象外と明記されています。対象になるのは、町内に営巣されたスズメバチの巣のうち、周囲おおむね10メートル以内に人が立ち入る可能性のあるものを、駆除業者に委託して駆除する人です。業者への委託が条件に含まれているため、自分で駆除した費用の扱いは案内からは読み取れません。

稲美町のスズメバチ駆除費補助|費用の2分の1、上限は1万円:確認項目
条件町の案内読者が確認すること
対象のハチスズメバチ(ミツバチ、アシナガバチは対象外)巣の種類に迷うときは、依頼前に町へ問い合わせる
巣の場所町内で、周囲おおむね10メートル以内に人が立ち入る可能性がある巣玄関、通路、庭との距離を遠くから見て確認する
依頼の方法駆除業者に委託して駆除見積書と領収書の宛名、金額、作業内容
補助額駆除費用の2分の1、上限1万円補助の計算に含まれる費用の範囲

参考:稲美町|稲美町スズメバチ駆除費補助金交付制度

読者の疑問

稲美町のスズメバチ駆除費補助はいくらまで出ますか?

比較ガイド

駆除に要した費用の2分の1で、上限は1万円です。対象はスズメバチで、ミツバチとアシナガバチは対象外と案内されています。年度ごとの受付状況は生活環境課環境係に確認してください。

申請の順番|先に町へ連絡し、業者に依頼し、終わってから書類を出す

町の案内が示す申請方法は、事前に町へ連絡の上で駆除を依頼し、その後に書類を提出する順番です。先に業者へ頼んでから町に連絡する流れではないため、巣を見つけたら生活環境課環境係に補助の対象になるかを聞き、そのあとで駆除を手配します。申請書と請求書の二つの様式が、町の案内ページに載っています。

領収書は写しではなく原本とされている点に注意が必要です。業者から受け取るときに、日付、金額、作業内容が書かれているかを確かめ、写真は駆除の前に撮り忘れないようにします。隣の播磨町では駆除完了後に申請する形で、領収書も写しでよいため、近隣の制度と取り違えないようにしてください。播磨町の案内もあわせて確認できます。制度の探し方は蜂の巣駆除の補助金が参考になります。

  • 駆除に要した費用の領収書の原本
  • 現場の位置図と見取り図
  • 建物または土地の全景、営巣駆除前、駆除後の写真(各1枚)
  • そのほか町長が必要と認めた書類

参考:稲美町|稲美町スズメバチ駆除費補助金交付制度

補助が使えるか迷う巣|アシナガバチ、ミツバチ、人が近づかない場所

補助の対象はスズメバチだけなので、アシナガバチやミツバチの巣の駆除費用は、この制度では出ないと読めます。見分けが難しいときは、巣の形や出入りするハチの大きさが分かる写真を、巣から離れた場所から撮って業者や町に伝えると確認が進みます。巣に近づいて撮影することは避けます。見分け方は蜂の巣の種類を形で見分けるで整理しています。

また、巣のまわり10メートル以内に人が立ち入る可能性がない場所の巣は、対象の説明に当てはまりません。庭の奥や高い木の上の巣などは条件を外れる場合があるため、場所の状況を説明して確認します。案内には年度ごとの受付期間や、予算が尽きた場合の扱いは書かれていないので、窓口に聞いておきましょう。

参考:稲美町|稲美町スズメバチ駆除費補助金交付制度

サルを見たら|稲美町が示す5つの対処

町は2026年8月7日付の案内で、同日午前9時ごろに野谷付近でサルが目撃されたと伝え、近年町周辺で目撃例があるとして、目撃したときの対処を5点示しています。ハチの巣と同じく、近づかないことが基本になります。

町はまとめとして、サルが人に危害を加えたり農作物を荒らしたりするのを防ぐには、個人だけでなく集落全体で意識することが必要だとしています。集団で大きな音を出して人に馴れさせないこと、田畑に捨てた野菜や放置された果樹を手入れして餌場としての価値を下げることが、居心地を悪くする方法として挙げられています。住宅地での備えは猿の被害対策|住宅地で見かけたときも参考になります。

サルを見たら|稲美町が示す5つの対処:確認項目
町の案内理由として説明されていること
目を合わせない。長く観察しない威嚇と勘違いして襲うおそれがあり、人に馴れることもある
不用意に近づかない威嚇されたと勘違いして襲うおそれがある
大きな声や音で驚かさない集団なら追い払いになるが、個人だと怒って襲うおそれがある
餌を与えない餌場と認識してすみ着くおそれがある
窓や出入り口の施錠をしっかりする引き戸や窓を開けて住居に入るおそれがある

参考:稲美町|サルの目撃情報について

自分で捕獲する前に|わな猟免許の取得支援という道もある

町の狩猟免許取得支援事業(2022年1月4日公開)は、地域の有害鳥獣の駆除に取り組む人が新しくわな猟免許を取る場合に、経費を補助する制度です。条件は、町内に住所があること、その年度に新規で免許を取ったこと、町税の滞納がないこと、暴力団員等でないこと、免許取得後に兵庫県猟友会加古川支部に入会するか、同支部と協力して有害鳥獣駆除の活動ができることです。

補助は予算の範囲内で対象経費の全額、上限は5万円です。対象経費には、初心者狩猟講習会の受講料、免許の申請手数料、医師の診断書料、狩猟者登録手数料、狩猟税(わな猟)、鉄道や路線バスの交通費などが含まれます。申請期限は免許を取った年度の末日で、申請書は産業課に出します。町がわな猟免許の取得を補助し、取得後は猟友会の活動につなげる形をとっていることから、罠を使う捕獲は免許を持つ人の活動が前提になっていると読めます。免許と許可の違いは害獣の罠に資格は必要?で確かめられます。

参考:稲美町|狩猟免許取得支援事業

業者との契約で迷ったら|稲美町民も使える消費生活センター

播磨町の消費生活センター案内(2025年10月20日更新)によると、高砂市、稲美町、播磨町は消費生活相談業務に関する協定を2018年1月31日に結び、同年2月から3市町で相互に利用できるようになりました。対象は3市町に住んでいる、働いている、通学している人で、相談は月曜から金曜の午前9時から12時、午後1時から4時です。

相談は無料ですが、通話料は本人の負担です。他の消費生活センターで相談中の内容や、相談が終わった内容の再相談は受けられないとされています。業者の訪問や電話で契約を急がされたら、契約書や見積書を手元に置いて相談しましょう。駆除の高額請求の事例は蜂駆除の高額請求を防ぐで確認できます。

業者との契約で迷ったら|稲美町民も使える消費生活センター:確認項目
困りごと相談先の目安メモ
スズメバチ駆除費の補助生活環境課環境係業者への依頼より前に連絡する
わな猟免許の取得支援産業課申請期限は免許を取った年度の末日
サルの目撃情報産業課のお知らせに掲載2026年8月7日の案内を確認
業者の勧誘や請求の相談消費生活センター(3市町で相互利用)契約書や見積書を手元に置く

参考:播磨町|消費生活センター案内