福崎町のスズメバチ駆除費補助は、費用の2分の1で上限5,000円

福崎町は、2024年10月30日に公開した案内で、スズメバチの巣の駆除にかかる費用の一部を補助するとしています。多数の人に危害を及ぼすおそれのある巣の駆除の経済的な負担を軽くして、早期の駆除を促し、住民の安全な生活を守るための制度と説明されています。書類を出す先は農林振興課です。

補助額は、駆除作業に要した費用の2分の1で、100円未満は切り捨て、上限は5,000円です。たとえば費用が7,500円なら半額は3,750円で、100円未満を切り捨てた3,700円になります。費用が12,000円なら半額は6,000円ですが、上限により5,000円です。この例は計算の仕方を示す仮の金額で、実際の駆除料金の目安ではありません。

福崎町のスズメバチ駆除費補助は、費用の2分の1で上限5,000円:確認項目
項目案内の内容
書類の提出先農林振興課
補助の割合駆除作業に要した費用の2分の1
上限額5,000円
端数の扱い100円未満は切り捨て

参考:福崎町|スズメバチの巣の駆除にかかる費用の一部を補助します。

読者の疑問

福崎町でアシナガバチの巣の駆除にも補助はありますか?

比較ガイド

町の補助の対象はスズメバチ亜科のスズメバチ類で、アシナガバチとミツバチの巣は対象外と案内されています。アシナガバチの巣を駆除する費用は補助が出ない前提で、見積もりの総額を確かめてください。

補助の対象になる巣は、4つの条件を全て満たすもの

補助の対象は、町内に営巣したスズメバチの巣の駆除で、次の4つの条件の全てに当てはまるものです。ハチの種類、巣の場所、駆除の方法、申請する人の立場のどれか1つでも外れると、対象にならない可能性があります。

案内に書かれていない点は、想像で補わないことも大切です。賃貸住宅は借りている人が申請者に含まれると読めますが、管理会社への連絡や、巣が共用部分にある場合の扱いは書かれていません。迷う点は農林振興課に確認してから、業者を決めます。

補助の対象になる巣は、4つの条件を全て満たすもの:確認項目
条件案内の内容確かめたい点
ハチの種類スズメバチ亜科のスズメバチ類。アシナガバチの巣、ミツバチの巣は対象外種類が分からない巣は、写真を見てもらう業者にも確かめる
巣の場所町内の住居等の建物(土地の樹木等を含む)に営巣し、活動しているもの畑の隅や空き地など、建物と関係ない場所の扱いは書かれていない
駆除の方法駆除業者に委託して駆除したもの自分で駆除する場合は、この条件に当たらない
申請する人住居等の建物を所有する者、または貸借する者他人の建物の巣を代わりに申請できるかは書かれていない

参考:福崎町|スズメバチの巣の駆除にかかる費用の一部を補助します。

申請から振込までの順番は、見積書と巣の写真を先に出す

案内に書かれた手続きの順番は、申請、駆除の依頼、駆除、報告、通知と振込です。申請には、申請書に加えて、駆除を頼む業者の見積書と、巣の写真を添えます。申請をしたあとに、速やかに駆除業者へ依頼する流れです。先に駆除を済ませた場合の扱いは書かれていないため、すでに業者へ頼んでしまった場合は、農林振興課にまず連絡して確かめます。

駆除が終わったら、完了の報告書と、巣の駆除後の写真、業者の領収書の原本を提出します。報告の期限は、事業の完了日から30日を経過した日と、駆除に要した費用が書かれた領収書の発行日から30日を経過した日の、いずれか早い日です。補助の金額が決まると通知書が届き、請求書に書いた口座に振り込まれます。様式は、交付申請書(様式第1号)と、実績報告書兼交付請求書(様式第3号)が町サイトに載っています。

申請から振込までの順番は、見積書と巣の写真を先に出す:確認項目
順番すること必要なもの
1申請書を農林振興課に提出する交付申請書、駆除業者の見積書、巣の写真
2申請後、速やかに駆除業者へ依頼する見積書の内容に沿った依頼
3駆除が終わったら、期限内に報告する実績報告書兼交付請求書、駆除後の巣の写真、領収書の原本
4通知書を受け取り、補助金の振込を受ける請求書に書いた振込先の口座

参考:福崎町|スズメバチの巣の駆除にかかる費用の一部を補助します。

見積書と写真は補助の書類になる。業者に頼むときに確かめること

見積書、領収書の原本、巣の写真は、補助の手続きで必要になる書類です。業者へは、補助の申請に使うので見積書を出してほしいこと、駆除後の巣の写真を残してほしいこと、領収書の原本を渡してほしいことを、依頼の前に伝えます。作業日が決まったら、報告の期限から逆算して予定を立てます。

ハチの種類は見分けにくいことがあります。写真は離れた場所から安全に撮り、巣に近づいて確かめないでください。見分けと相談の準備はスズメバチらしいハチが出入りするときの相談、ミツバチらしい塊を見つけたときはミツバチの塊は分蜂か巣か、料金の読み方はハチの巣駆除の費用を比べる記事で整理しています。

  • 見積書に、ハチの種類、巣の場所、作業内容が書かれている
  • 申請書類に添える巣の写真を、離れた安全な場所から撮った
  • 領収書の原本と、駆除後の巣の写真を、業者に頼んである
  • 報告の期限の日付を、カレンダーなどに控えてある

訪問業者のトラブルは、神崎郡消費生活中核センターに相談できる

福崎町の消費者相談の案内によると、福崎町・市川町・神河町の神崎郡3町が共同で、平成22年4月に神崎郡消費生活中核センターを福崎町立生活科学センター内に開設しています。神崎郡の住民から広く相談を受け、相談日は火曜日から金曜日の午前9時から午後4時です。月曜日は休館で、祝日と年末年始は除かれます。相談は無料で、方法は電話か来所です。

町は2021年10月27日の注意喚起で、以前から取引のある事業者に給湯器の水漏れを指摘されて取り替えを頼み、費用を渡したのに工事がされない、見積書と違う機器を付けられた、というトラブルが郡内で起きていると伝え、相談日以外は消費者ホットライン188でも相談できると案内しています。その場で契約をしない、すぐに代金を支払わない、複数の事業者から見積もりを取る、という対応は、ハチの巣の駆除でも同じように役立ちます。相談前の準備は188へ相談するときの資料の整え方、契約を急かされたときは契約を急かされたときの確認が参考になります。

参考:福崎町|消費者相談

ハチ以外の虫|町が案内するセアカゴケグモへの対応

セアカゴケグモは、2021年9月10日に町内で発見されたと町が伝えています。攻撃性のない大人しいクモで、必要以上に刺激しなければ咬まれる危険は高くないとされ、素手で触らず、触る場合は手袋を着けるよう案内しています。咬まれたときは、すぐに水洗いして清潔にしてから、医療機関で診察を受けます。町の案内には、発見したら手袋を着けて、市販の殺虫剤を使うか、靴の裏で踏みつぶして駆除する方法も示されています。

参考:福崎町|セアカゴケグモにご注意ください

福崎町の公式サイトで確認できなかったことと、最新の受付状況

福崎町の公式サイトのくらしの情報、農林業、ごみ・環境・衛生、相談の各分類を確認しましたが、アライグマやハクビシンの箱わなの貸出、ネズミの相談や殺鼠剤の配布、動物の死がいの回収に関する案内は見つかりませんでした。ないとは言い切れないため、役場に電話か来庁で、町として対応する範囲があるかを聞いてから、民間の業者を考えます。担当が分からないときは、何についての相談かを先に伝えてください。

補助の案内には2024年10月30日の公開日の表示がありますが、更新日は書かれていません。今年度の受付状況や、予算に達した場合の扱いは案内に載っていないため、申請の前に農林振興課へ最新の状況を確かめておくのが安全です。