上田市の防護柵補助|対象の資材・補助率・限度額
上田市の鳥獣被害防止施設設置補助金は、イノシシやニホンジカなどの被害を防ぐため、個人などの畑で防護柵を設置する際の資材購入費を助成する制度です。対象になるのは、電気柵、防護ネット、トタン板、金網などの防護施設設置に係る資材費で、設備の取り付けにかかる工賃などは対象外とされています。補助率は10分の3以内(1円未満切り捨て)、限度額は70,000円です。
補助率の上限である10分の3で計算すると、限度額の7万円に届くのは補助対象の資材費が約23万3千円以上の場合で、それより少ない資材費では補助額も限度額を下回ります。資材によって補助対象外になる場合があるため、見積もりや購入候補の資材が対象に入るかを、購入前に森林整備課へ確認しておくと安心です。
| 項目 | 上田市の案内(2026年10月時点) |
|---|---|
| 対象 | 個人等の畑に設置する電気柵、防護ネット、トタン板、金網などの資材費 |
| 対象外 | 設備取り付けの工賃など。令和8年3月31日までに購入・設置した施設 |
| 補助率 | 10分の3以内(1円未満切り捨て) |
| 限度額 | 70,000円(1年度につき1申請) |
| 手数料 | 無料 |
上田市の電気柵の補助はいくらまでですか?
補助率は10分の3以内、限度額は70,000円です。補助の対象は資材費で、設備の取り付けにかかる工賃などは対象外です。令和8年度の申請期間は令和9年2月28日までですが、予算がなくなり次第終了します。
電気柵の補助金の申請の流れと期限|購入前の連絡が最初の一歩
申請期間は令和8年4月1日から令和9年2月28日までですが、予算が終了した時点で受け付けは終わります。補助金は多くの人に使ってもらうため、1年度につき1申請とされています。資材を購入する前に連絡するよう案内されているので、先に買ってしまってから相談するのは避けましょう。
補助金額が5万円以上になる人は事前申請が必要で、様式1と様式2を使います。補助金額が5万円未満の人は様式3を使い、こちらも事前連絡が必要です。受付窓口は、上田地域は森林整備課、丸子・真田・武石地域は各地域自治センターの産業観光課で、受付は平日の8時30分から17時15分までです。
| 状況 | 市の案内 | ポイント |
|---|---|---|
| 補助額が5万円以上 | 様式1・様式2を使う事前申請 | 資材を買う前に申請する |
| 補助額が5万円未満 | 様式3を使う(要事前連絡) | 購入前に連絡する |
| 農業共済に加入している農地 | 共済組合から補助を受ける | 共済組合の補助を使う。扱いは森林整備課にも確認する |
集落ぐるみの防護柵や緩衝帯は、個人向けの補助とは別の枠組み
上田市の被害防止対策の案内では、大型獣の侵入を防ぐ侵入防止柵は、自治会などへの資材支給と地元施工で進める枠組みで、個人向けの補助とは別です。電気柵などの個人向け補助は、中型獣などによる農業被害を防ぐため、設置する人への補助(補助率10分の3以内、限度額7万円)として案内されています。動物が隠れる場所をなくす緩衝帯整備(藪払いなど)も、地元施工で進める対策です。
個人の畑は資材費の補助、集落単位は資材支給や緩衝帯整備と、窓口と対象が分かれています。家庭菜園なのか、果樹園なのか、近隣と連続した農地なのかで合う制度が変わるため、畑の場所と広さ、これまでの被害を整理してから森林整備課へ相談しましょう。集落ぐるみで柵や緩衝帯を考えている場合も、気軽に相談するよう案内されています。
電気柵を設置するときの安全対策|感電事故を防ぐ
上田市は、平成27年7月にシカなどの獣害対策用の電気柵による感電事故が起きたことを挙げて、注意を呼びかけています。30ボルト以上の電源(家庭用コンセントなど)から給電する場合は、電気用品安全法に基づくPSEマーク付きの電源装置を使い、漏電遮断器を設置するよう案内されています。人が見やすい位置に危険表示を行うことも求められています。
設置後も、周辺の草刈りや点検で適切に管理すること、市民は電気柵に近づいたり触れたりしないこと(特に子どもが周辺で遊ばないよう保護者が注意すること)が示されています。工賃は補助の対象外なので、設置を業者に頼む場合は、資材費と工賃を分けた見積書を出してもらうと、補助の申請で整理しやすくなります。
- 30ボルト以上の電源から給電する場合は、PSEマーク付きの電源装置を使う
- 漏電遮断器を設置し、人が見やすい位置に危険表示を行う
- 設置後も草刈りや点検で周辺を管理する
ハクビシンなど外来鳥獣は、自分の耕作地での捕獲許可制度がある
上田市の被害防止対策の案内には、自らの事業地(耕作地)における外来鳥獣(ハクビシンなど)の捕獲許可制度があると書かれています。どの手続きで、どの条件なのかは、このページの記載だけでは分からないため、森林整備課に確認が必要です。市の鳥獣被害防止計画(令和8〜10年度)では、農業被害者などへ箱わなを貸し出す取り組みが、従来の対策に挙げられています。
同計画によると、ハクビシンは市内全域に生息し、リンゴやブドウなどの果樹の収穫期に被害が集中しています。農作物だけでなく、民家の屋根裏に住みつく生活環境被害もあると書かれています。ただし、屋根裏の被害に市がどんな支援を用意しているかは、2026年10月時点で確認できた市の公式ページには記載がありません。屋根を歩くハクビシンの記事も参考に、市の窓口と事業者の両方へ相談して比べましょう。
| 被害の場所 | 上田市の案内上の窓口 | 備考 |
|---|---|---|
| 個人の畑・果樹の食害 | 森林整備課(丸子・真田・武石は産業観光課) | 防護柵の補助、外来鳥獣の捕獲許可制度を確認する |
| 集落ぐるみの柵・緩衝帯 | 森林整備課(自治会等の相談) | 資材支給と地元施工 |
| 屋根裏などの家屋への侵入 | 公式ページに明確な案内なし | 森林整備課へ相談し、事業者の調査も比べる |
業者や「点検」の訪問勧誘への注意|上田市消費生活センター
上田市消費生活センターは、格安料金を広告に載せた害虫駆除の業者に依頼したところ、作業後に高額な料金を請求されたという相談が全国の消費生活センターに寄せられていると注意喚起しています。例として、約500円からの表示で約20万円、約1,000円からの表示で50万円を請求された事例が挙げられています。依頼が本当に緊急かを冷静に考え、複数社から見積もりを取ることが助言されています。
点検を名目に訪問した事業者が強引にシロアリ駆除を勧め、高額な契約をさせられた相談が上田市消費生活センターにも寄せられているとして、2021年3月に注意喚起されています。屋根、床下、排水管などの無料点検をうたって訪問する事業者には対応せず、その場で決めず家族や周囲に相談し、不安なときは上田市消費生活センターや消費者ホットライン188へ早めに相談するよう案内されています。





