阿南市のサル・シカ出没情報は、農林水産課のページで更新されています
阿南市の農林水産課は、「サルの出没にご注意ください!」と「シカの出没にご注意ください!」のページで、目撃情報を日付と場所つきで公開しています。サルのページは2026年9月25日の公開で、1月14日の福井町から9月25日の富岡町までの目撃が並びます。シカのページは8月26日の公開で、2025年7月4日の見能林町と、2026年1月以降の目撃が掲載されています。件数や場所は更新で増えるため、下の表は2026年10月に確認した時点の整理で、サルは全体で36件、1匹の記載が27件です。
| 動物 | 掲載されている目撃 | 掲載内容の特徴 |
|---|---|---|
| ニホンザル(1〜3月) | 7件 | 福井町が5件、橘町が1件。3月に中大野町で10匹の記載がある |
| ニホンザル(6〜9月25日) | 29件(6月1件、7月10件、8月6件、9月12件) | 富岡町、黒津地町、畭町、才見町など市内の複数の町。6月に橘町で2〜3匹の記載がある |
| ニホンジカ(2025年7月と2026年1〜8月) | 16件 | 羽ノ浦町付近が13件。5月と6月が4件ずつで、メスの記載や親子2頭の記載もある |
阿南市でサルを見かけたら、まず何をすればよいですか。
不用意に近づかず、餌や食べ物を見せないようにして、威嚇されたら目をそらして後ずさりしながら離れます。走って逃げないでください。目撃した場所と時間は市の農林水産課へ連絡します。
サルやシカに出会ったときは、近づかず、餌を見せず、走らずに離れます
阿南市のサルとシカのページは、同じ3点を案内しています。1つ目は、不用意に近づかないこと。不用意に近づくと襲われることがあり、特に子どもや高齢者は危険とされています。2つ目は、餌を与えたり、食べ物を見せたりしないこと。人が餌をくれると覚えた個体は居つき、農作物を荒らしたり、サルの場合は人家に侵入したりして、被害が地域全体に広がる原因になると説明しています。
3つ目は、威嚇されたときの動き方です。目を合わせると威嚇されたと思って襲われることがあるため、目をそらして後ずさりし、その場を離れます。離れるときは決して走って逃げないでください。県の案内も、サルには大声を出したり棒を振り回したりせず、追払いの道具があっても一人で行わないよう呼びかけ、イノシシには石を投げたり棒を振り上げたりして刺激しないよう案内しています。
目撃した場所と時間を、市・警察署・県のどこへ伝えるか
県は、市街地でイノシシやサルを見かけたら、市町村、最寄りの警察署または県にお知らせくださいと案内しています。出没情報を県民が閲覧・投稿できる専用サイト「鳥獣対策マップ」も用意されています。阿南市のサルとシカのページを公開しているのは産業部の農林水産課で、問い合わせ先として電話とメールが載っています。目撃を伝えるときは、この担当課の連絡先を使います。電話番号は変わることがあるため、市の公式ページで最新の連絡先を確かめてください。
県の「市街地徘徊鳥獣対応ガイドライン」(2026年4月改訂)では、通報を受けた警察署は市町村へ速やかに連絡し、市町村が窓口として出没情報を集め、ホームページなどで情報提供するとされています。連絡の受付票には、目撃した日時と場所、鳥獣の種類と頭数、その後の状況(逃走、居座り、住宅地への侵入、交通事故、人身被害)などの項目があります。電話の前に、この順で情報をメモしておくと伝わりやすくなります。
県のガイドラインが対象にするのは、主にイノシシと単独のサルです
ガイドラインは、人身被害や重大な交通事故を起こすおそれのある中・大型の哺乳類として、主にイノシシとニホンザルを対象にしています。サルは群れから離れて単独で行動する個体が対象で、群れで市街地に出るサルは、県の適正管理計画に基づく個体群管理で扱うとされています。シカは対象として挙げられていません。阿南市がシカについても注意喚起を出しているので、見かけたときは市のページの3点に従いましょう。
ガイドラインは、市街地でのイノシシの追い払いや捕獲について、必要な装備や手続きが整い、従事者や周辺住民の安全が十分に確保でき、ほかに手段がない場合にのみ実施を検討するとしています。想定されているのは市町村、警察署、猟友会などの関係機関による対応です。県のページも追払いの道具を一人で使わないよう呼びかけています。野生の鳥獣は、狩猟を除いて許可なく捕獲できないことも、環境省が示す原則です。
2026年度の有害鳥獣捕獲頭数は、読み方に注意します
阿南市は、2026年10月1日公開のページで、令和8年度の有害鳥獣捕獲頭数を9月30日現在の数字で示しています。ニホンジカは捕獲934頭に対して捕獲予定1,090頭、ニホンザルは75頭に対して予定90頭です。イノシシは捕獲529頭が予定290頭を上回り、残り頭数が「-239」と表示されています。この数字は市の捕獲の実績であり、個人が自由に捕獲できる頭数ではありません。
県のガイドラインの附属資料では、市街地で捕獲を行う場合は市町村による有害鳥獣捕獲許可が必要とされています。環境省も、多くの都道府県で捕獲許可の権限の一部が市町村長に移譲されていると説明しています。阿南市でどの手続きが必要かは、個人で檻やわなを用意する前に、農林水産課に確認してください。
| 動物 | 捕獲頭数 | 捕獲予定頭数 | 残り頭数(市の表示) |
|---|---|---|---|
| ニホンジカ | 934 | 1,090 | 156 |
| イノシシ | 529 | 290 | -239 |
| ニホンザル | 75 | 90 | 15 |
餌付けを防ぐための備えと、賃貸・集合住宅の連絡先
ガイドラインは、人に慣れた個体が市街地に居つく原因として、生ごみの放置や餌付けを挙げています。予防として、生ごみを放置しない、収穫残渣を放置しない、収穫済みの作物をサルやイノシシの手が届かない場所で管理する、お墓のお供え物は持ち帰る、収穫しない柿や栗の木を除く、といった行動が示されています。庭や畑の収穫は、早めに済ませる備えにもなります。
賃貸住宅や集合住宅の敷地で見かけたときは、市への連絡に加えて、管理会社や貸主にも知らせると、ごみ置き場や植栽の管理を見直してもらいやすくなります。イノシシについての具体的な行動は庭にイノシシが来たときの追い出さない対応、シカとの遭遇は向日市でシカを見かけたときの戸締りと連絡が参考になります。




