民有地のスズメバチの巣は、杉並区の環境課が駆除

杉並区のハチの案内(2025年4月14日更新)は、スズメバチは攻撃性が高いため、日常生活の安全のために、民有地にある巣の駆除を区の環境課で行っていると説明しています。巣の大きさ、形、できている場所を確認したうえで、巣のある場所の所有者または管理者が、環境課の「有害鳥獣等相談110番」へ連絡する流れです。

受付は平日の午前8時30分から午後5時です。電話番号は変更される可能性があるため、この記事には載せていません。区のページの最新の連絡先から確認してください。費用の負担については、区のページに記載が見当たりません。連絡のときに、費用がかかるのかどうかを確認しておきましょう。

民有地のスズメバチの巣は、杉並区の環境課が駆除:確認項目
項目区の案内の内容
区が駆除する巣民有地のスズメバチの巣
連絡できる人巣のある場所の所有者または管理者
連絡先環境課「有害鳥獣等相談110番」
受付時間平日午前8時30分から午後5時
連絡前に確認すること巣の大きさ、形、できている場所

参考:杉並区|スズメバチとその他のハチ

読者の疑問

杉並区は、スズメバチの巣を駆除してくれますか?

比較ガイド

民有地にあるスズメバチの巣は、区の環境課が駆除を行っています。巣のある場所の所有者または管理者が、有害鳥獣等相談110番へ連絡します。費用の記載は案内にないため、連絡時に確認してください。

区の閉庁日と、連絡するまでの過ごし方

区役所の閉庁日に巣を見つけたときは、巣などを刺激しないよう注意し、翌開庁日以降に環境課へ連絡するよう案内されています。駆除するまでは、巣に近づいたり、刺激したりしないでください。スズメバチは、黒いもの(頭、瞳、黒い服)や匂いの強い香水に反応して襲ってくることがあります。

ハチが近くに来たときも、手で振り払わず、そっと離れましょう。区の案内が求めているのは、巣を刺激しないことと、開庁日に環境課へ連絡することです。巣の場所が分かるように、離れた場所から写真を撮っておくと、連絡のときに説明しやすくなります。スズメバチらしいハチが出入りするときの相談も、状況の整理の参考になります。

参考:杉並区|スズメバチとその他のハチ

ハチの種類ごとの区の対応。スズメバチ・アシナガバチ・ミツバチ

区の案内は、ハチの種類で対応を分けています。スズメバチの巣は区が駆除し、アシナガバチの巣は区が駆除しません。ミツバチは、巣別れ(分封)で数千のハチが木に塊になったり群れて飛んだりすることがありますが、しばらく放っておくとどこかへ飛び去るため、そっと様子を見るよう書かれています。

ハチの種類を見分けるときは、スズメバチの巣は初期にとっくりや一輪挿しを逆さにした形で、大きくなるとほぼ丸く、下のほうに穴が1つだけで縞模様が出てくるとされています。オオスズメバチは土の中や木の洞にも巣を作ります。アシナガバチの巣は六角形の巣房が合わさった、シャワーヘッドやハスの実のような形で、下から見ると巣穴がたくさん見えます。

ハチの種類ごとの区の対応。スズメバチ・アシナガバチ・ミツバチ:確認項目
ハチの種類区の対応自分で行うこと
スズメバチ民有地の巣は区の環境課が駆除近づかず、所有者・管理者が区へ連絡する
アシナガバチ区は駆除を行っていない自分で撤去するか、業者へ依頼する
ミツバチ(巣別れの塊)区の案内では様子見しばらく放っておくと飛び去るため、そっと見守る

参考:杉並区|スズメバチとその他のハチ

空き家・空き地・公共施設・賃貸の巣の連絡先

空き家や空き地にスズメバチの巣ができた場合、所有者などの了解がなければ区は敷地に立ち入れません。そのため、連絡は所有者または管理者からお願いするとされています。近隣の巣に気づいたときは、その土地や建物の所有者へ伝え、所有者から区へ連絡してもらいましょう。

公園などの公共施設の敷地内にある巣は、それぞれの管理者へ相談します。賃貸住宅やマンションの共用部の巣については、区のページに記載がありません。入居者は先に貸主や管理会社、管理組合へ知らせ、区への連絡を誰が行うかを決めておくとスムーズです。連絡の順番は、賃貸で害獣被害が起きたときの連絡先や、マンション共用部の被害の伝え方で確認できます。

参考:杉並区|スズメバチとその他のハチ

アシナガバチの巣を自分で撤去するときの区の案内と注意点

区の案内によると、アシナガバチの巣は比較的簡単に撤去できるため、区では駆除を行っていません。日が落ちて暗くなるとハチは巣に戻って活動が抑えられるため、その時間帯に殺虫剤を使う方法が紹介されています。巣の真下から噴霧するとハチが落ちてきて刺されるおそれがあるため、巣の斜め下から行うこと、翌日以降にハチがいないことを確認してから巣を取り除くことも書かれています。

薬剤の使い方は、使う製品の表示に従ってください。手袋、白い長袖のシャツなど、肌の露出を減らす服装が案内されています。巣が高い位置にある場合について、区は遠くまで噴射できるハチ用の殺虫剤を挙げています。高い場所にある巣や、アシナガバチかどうか迷う巣は、自分で動かず業者へ相談するほうが安全です。判断の目安はアシナガバチの巣を見つけたときにあります。

参考:杉並区|スズメバチとその他のハチ

同じ窓口で相談できる、ネズミの駆除業者の紹介

環境課の有害鳥獣等相談110番は、ハチ以外の相談の窓口にもなっています。ネズミについて、区は駆除をしておらず、駆除方法の説明、市販の対策グッズの案内、専門業者の紹介を行っています。駆除業者の紹介を希望する場合は、公益社団法人東京都ペストコントロール協会、または環境課に相談するよう案内されています。

区の案内では、ネズミは2センチ程度のわずかなすき間からも出入りするとされ、通風口、換気扇、ドアのすき間、エアコンのホース取り付け口、床下、屋根のすき間、排水管、電線などが侵入口の例に挙がっています。音や痕跡の整理には、家にネズミがいるかもしれないときの最初の対策が使えます。

参考:杉並区|ねずみ

ハクビシンなどの箱わなは、要件に当てはまるときだけ

ハクビシンなどについては、生活環境の被害があるとき、鳥獣保護管理法に基づく許可を得て、区の環境課が捕獲用の箱わなを設置(貸出し)する場合があります。ただし、要件に該当する場合に限られます。区は鳥獣保護管理法に基づく許可を得て行っているため、個人が自分でわなをかけて捕獲できるという意味ではありません。

区が示す要件は、所有者や管理者からの依頼であること、設置場所が杉並区内であること、餌の入れ替えと餌代の負担、毎日の見回りができること、捕獲できたときにすぐ設置業者へ連絡できることです。回収は各地の捕獲現場で順番に行われ、営業時間(午前9時から午後6時)外の回収対応はできません。時間外に捕獲した場合は、布などを被せて翌日以降の回収を待つよう案内されています。

  • 被害のある場所の所有者や管理者からの依頼であること
  • 箱わなの設置場所が杉並区内であること
  • 餌の入れ替え、餌代の負担、毎日の見回りができること
  • 対象動物が捕獲できたときに、すぐ設置業者へ連絡できること

参考:杉並区|ハクビシン等の被害相談について

業者へ頼む場合の見積もりと、連絡前の準備

区が駆除しないアシナガバチの巣や、スズメバチ以外のハチの巣を業者へ頼む場合は、見積もりに含まれる作業を確認しましょう。費用は巣の場所や高さ、巣の大きさで変わるため、ハチの巣駆除の費用を比べる記事で内訳の読み方を整理しています。区のハチの案内には業者の紹介先が書かれていないため、業者探しに迷うときは環境課の有害鳥獣等相談110番に相談先を尋ねてみてください。

連絡のときに伝えるのは、巣の場所(軒下、庭木、ベランダなど)、地面からのおよその高さ、巣の大きさと形、ハチの出入りの多さ、見つけた日、連絡する人が所有者か管理者かです。刺された人がいて、ひどくはれる、じん麻しん、めまい、吐き気、息苦しいなどの症状があれば、すぐに医療機関を受診してください。