山口市はハチの巣の駆除を行わず、費用は依頼者の負担です
山口市の「蜂の巣に注意してください」(2025年4月28日更新)は、毎年春から秋に蜂の活動が活発になること、蜂の種類や巣の場所によっては巣の駆除が必要になる場合があることを伝えています。そのうえで、巣の駆除はその土地の所有者または管理者が行うものとし、駆除は大変危険を伴うため専門業者に依頼するよう勧めています。市は、蜂の巣の駆除は行っていないと明記しています。
業者の探し方は、ウェブサイトで検索するか、職業別電話帳の「ハチ駆除」または「消毒業」の欄を見る案内です。駆除にかかる費用は依頼者の負担と書かれており、確認したページには市の補助の記載は見当たりませんでした。問い合わせ先は、環境衛生課の衛生調整担当と南部衛生担当で、受付時間や連絡先は市の公式ページで確認してください。
| 確認したいこと | 山口市の公式ページの案内 |
|---|---|
| 市が巣を駆除してくれるか | 行っていない。土地の所有者または管理者が対応する |
| 危険なハチの場合 | 専門業者に依頼することを勧めている |
| 業者の探し方 | ウェブサイトの検索、職業別電話帳の「ハチ駆除」「消毒業」の欄 |
| 費用の負担 | 駆除に係る費用は依頼者の負担 |
| 問い合わせ先 | 環境衛生課 衛生調整担当、南部衛生担当 |
山口市はスズメバチの巣を駆除してくれますか?
市の公式ページは、蜂の巣の駆除は行っていないと案内しています。巣のある土地の所有者または管理者が、専門業者に依頼する前提です。費用は依頼者の負担と書かれています。
刺されないための行動は、巣に近づかないことが基本です
市のページは、巣に近づかない、石を投げたりつついたりして刺激しない、急いで巣の前を横切ったり振動を与えたりしないことを挙げています。巣の近くでは、香りの強い香水やヘアスプレー、化粧品を使わず、純毛製品や黒い服は刺されやすいため、白っぽい服を着るよう勧めています。
野外で突然スズメバチの巣に出会い、見張りの蜂に威嚇や攻撃を受けたときは、大声で騒いだり腕で追い払ったりせず、頭を隠して姿勢を低くし、巣からゆっくり離れる案内です。蜂は左右や急な動きに敏感だと説明されています。刺された後に体調に強い変化があるときは、自己判断せず、救急や医療機関へ相談してください。
営巣予防のペットボトルトラップは、3月から5月の女王蜂が対象です
市は別のページで、自宅敷地にスズメバチが巣をかけると、刺される危険だけでなく、除去費用が予期せぬ出費になるとして、身近な道具で作れるペットボトルトラップを紹介しています。越冬を終えた女王蜂が巣を作るのは3月から5月ごろで、この時期に女王蜂を捕まえることは、巣を1つ除去することと同じ効果があると説明されています。
6月以降は女王蜂が巣に入り、働き蜂が活動を始めます。この時期にトラップを置いたままにすると働き蜂を呼び寄せるため、安全のため撤去する案内です。市のページは、トラップの目的がスズメバチの根絶ではなく、自宅周辺の営巣を予防して刺される危険を防ぐことだと述べ、スズメバチは生態系の上位にいて、減りすぎると他の蜂や害虫が増える可能性があるとも説明しています。
誘引剤の作り方や図解は市のページにありますが、ここでは再掲しません。使うときは、市のページの手順と注意点に従ってください。すでに巣ができているときや、巣を見つけて不安なときは、トラップではなく、前の項目の流れで専門業者へ相談します。
| 時期・場面 | 市の案内 | 注意点 |
|---|---|---|
| 3月〜5月ごろ | 越冬した女王蜂が巣を作る時期で、トラップ設置の目安 | 設置は蜂が行動しない日没以降が望ましい |
| 設置場所 | 葉に隠れる日陰。高さは子どもの手が届かない2メートル程度 | 1〜2週間様子を見て蜂が入らなければ場所を変える |
| 6月以降 | 働き蜂が活動を始める時期 | トラップを撤去する。蜂が生きているときは近づかない |
業者に頼む前に、見積もりと契約の窓口を確認します
業者に頼むときは、駆除の範囲(巣だけか、再発防止まで含むか)、高所や天井裏などで金額が変わる条件、追加料金の有無を見積書で確認しましょう。費用の見方はハチの巣駆除の費用を比べる、複数社の比べ方は相見積もりの比較手順にまとめています。
契約や請求で困ったときは、山口県消費生活センターが相談を受け付けています。受付は月曜から金曜の8時30分から17時までで、山口県に住む消費者が対象です。契約書などの関係書類を手元に用意し、最寄りの窓口が分からないときは消費者ホットライン188が使えます。作業を急かされたときの考え方は、契約を急かされたときの確認事項も参考になります。
山口市は地域で窓口が分かれ、クマやヌートリアは農林担当です
ハチの巣は環境衛生課ですが、野生の動物は別の担当です。市のクマ対策のページでは、山口地域は農業振興課、南部地域は南部農林振興事務所、徳地地域は徳地農林振興事務所、阿東地域は阿東農林振興事務所が問い合わせ先として並んでいます。ヌートリアは、市内で目撃したら有害鳥獣対策室へ連絡する案内で(2022年更新のヌートリアのページは農業政策課、2025年12月更新のクマのページは農業振興課の所属と表記)、特定外来生物は飼育や運搬が原則禁止と注意されています。
野生鳥獣の捕獲は鳥獣保護管理法で原則禁止されており、山口市も違法な捕獲や飼育には厳しい罰則があると案内しています。ハチと違い、動物の被害は自分で駆除する前に窓口へ状況を伝えるのが基本です。県全体の窓口は、山口県の害獣・害虫の相談先を参照してください。
相談前に整理しておく巣の情報
ハチの種類が分からなくても相談できますが、巣の場所と状況を整理しておくと、見積もりや調整が進みます。賃貸や集合住宅で巣が共用部にある場合は、先に管理会社や貸主へ連絡し、賃貸で被害が起きたときの連絡の順番を確認してください。巣に近づいて写真を撮る必要はありません。
- 巣の場所(軒下、庭木、屋根裏、床下など)と、地面からのおよその高さ
- 巣の大きさと、ハチの出入りの多さ(遠くから見た範囲で)
- 敷地の所有者・管理者(賃貸なら管理会社や貸主)
- 通学路や出入口など、人が通る場所との距離
- すでに使った市販品があれば、製品名と使った日




