江戸川区は私有地の巣を撤去しない。巣のある場所の管理者に依頼
江戸川区のハチの案内(2025年4月18日更新)は、巣のある場所の管理者を確認して、管理者に巣の撤去を依頼するよう求めています。区は私有地内の巣の撤去を行っていません。ハチは害虫を食べたり受粉を助けたりする益虫の面もあり、日常生活への影響が極めて少ないときは、そっとしておくのが望ましいとも書かれています。
巣が作られ始めるのは4月から6月頃で、7月から10月頃に活動がもっとも盛んになります。巣が大きくなると駆除が大変になり、費用も高くなるため、巣が小さいうちに家の周りの作られやすい場所を確認しておくよう案内されています。ただし、小さな巣でも近づいて確かめる必要はありません。
参考:江戸川区|ハチについて
江戸川区は自宅のハチの巣を取りに来てくれますか?
区は私有地内の巣の撤去を行っていません。巣のある場所の管理者に撤去を依頼します。個人の住居のスズメバチの巣は、業者に頼んだ経費の一部が助成されます。
巣のある場所別の連絡先。区の案内の整理
区のページには、巣のある場所ごとの担当窓口が一覧になっています。電話番号は変更されることがあるため、ここには載せていません。連絡するときは、区のハチのページの最新の表で窓口を確かめてください。道路や公園、公営住宅の敷地など、管理者がいる場所の巣は、まずその管理者へ伝えるのが基本です。
| 巣のある場所 | 区の案内にある窓口 |
|---|---|
| 電柱 | 東京電力カスタマーセンター |
| 都道の街路樹など | 東京都第五建設事務所 |
| 首都高速道路 | 首都高速道路株式会社の道路管理課 |
| 東日本高速道路 | NEXCO東日本の千葉管理事務所 |
| 区道の街路樹、区立公園・親水公園の樹木など | 環境部水とみどりの課(地区ごとの公園づくり連携係) |
| 都立公園内の樹木など | 各公園のサービスセンター |
| 都営住宅・公社住宅の敷地内 | JKK東京お客さまセンター |
| UR賃貸住宅の敷地内 | 東京東住まいセンター |
| 上記以外の区施設 | 各区施設の管理者 |
| その他の私有地 | その施設の管理者 |
参考:江戸川区|ハチについて
スズメバチの巣の除去費用の助成。対象と金額
区の助成の案内(2026年9月1日更新)によると、対象は、区内の個人の住居で、スズメバチの巣の除去を除去業者に頼み、その経費を支払った人です。事業所、マンションの共有スペース、賃貸住宅などは除かれています。助成は業者に支払った経費の3分の1で、消費税を除いた金額が基準になり、千円未満は切り上げられます。
上限は7千円で、高所作業用車を使った場合は1万4千円です。単に高いところでの作業というだけでは、高所作業用車を使った場合には当たりません。区の案内に駆除費用の金額は載っていないため、実際の経費は見積もりで確かめ、助成は費用の一部にとどまることを前提に予算を考えましょう。入金は申請から指定口座へ最大1か月半程度かかるとされています。
| 項目 | 区の案内の内容 |
|---|---|
| 対象者 | 区内の個人の住居で、業者に頼んで経費を支払った人 |
| 対象外 | 事業所、マンションの共有スペース、賃貸住宅など |
| 対象の巣 | スズメバチの巣の除去 |
| 助成率 | 消費税を除いた経費の3分の1(千円未満は切り上げ) |
| 上限 | 7千円(高所作業用車を使った場合は1万4千円) |
| 入金の目安 | 申請から指定口座へ最大1か月半程度 |
申請の方法と書類。業者へ頼む時点で準備すること
申請は、環境部環境課相談係(区役所本庁舎北棟3階の窓口)への持参か、2025年4月1日に始まった電子申請で行います。窓口では印章が必要です。助成の申請には、業者の作業報告書に、ハチの場合は「スズメバチの巣の除去」と明記されていることが求められます。業者の作業報告書の書き方は、依頼するときに確認しておくと安心です。
領収書の提出が求められるため、業者へ代金を支払ったあとに申請する流れと考えられます。事前の申請が必要かどうかは、助成のページには書かれていないため、依頼する前に環境課へ確認すると確実です。申請者名と口座名義は同じ名前にする必要があります。
- 作業報告書(「スズメバチの巣の除去」が明記されたもの)
- 領収書
- 振込先の情報(金融機関名・店名、預金種別、口座番号、カタカナの口座名義)
- 巣の写真(撤去後の写真も可)
- 本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証、パスポートなど氏名と住所が分かるもの)
- 窓口で申請する場合は、朱肉を使う印章
アシナガバチの巣は自分で撤去できる。高い場所の巣は業者へ
区のページでは、スズメバチ以外のアシナガバチなどの巣は自分で撤去できるとしています。活動が収まる夜間に専用のスプレー剤を使い、長袖・長ズボンなどで肌の露出を控え、近隣の人や通行人へ事前に知らせるよう説明されています。薬剤は製品の表示に従って使ってください。巣が高い場所にある、危険を感じるなどのときは、無理をせず民間事業者に依頼するよう書かれています。
アシナガバチの巣を見守るか撤去するかの考え方はアシナガバチの巣を見つけたときで、ミツバチの塊が分蜂かどうかの見分け方はミツバチの塊を見つけたときで整理しています(江戸川区のハチの案内にミツバチの扱いは書かれていません)。助成の対象として案内されているのはスズメバチの巣です。アシナガバチの巣を業者に頼む費用が助成されるとは案内されていないため、依頼前に環境課へ確認してください。
参考:江戸川区|ハチについて
賃貸・マンションの巣と、民間事業者の探し方
賃貸住宅やマンションの共有スペースの巣は、助成の対象外です。区の案内では、巣のある場所の管理者に撤去を依頼するのが基本なので、貸主、管理会社、管理組合へ先に連絡し、誰が業者を手配して費用を負担するかを決めておきましょう。連絡文の例は賃貸の害獣被害を管理会社へ報告する連絡文にあります。
巣の撤去を実施している民間事業者が分からない場合は、区が公益社団法人東京都ペストコントロール協会への問い合わせを案内しています。協会は駆除の相談も行っているとされています。費用の内訳の見方はハチの巣駆除の費用を比べる記事で確認できます。
参考:江戸川区|ハチについて




