大山崎町のアライグマ捕獲檻は役場で借りる
大山崎町は、アライグマが特定外来生物に指定されていることを踏まえ、外来生物法に基づく防除実施計画を立て、捕獲用の檻の貸出を行っています。町のページ(令和8年7月13日更新)によると、町内でも農作物や建物への被害が出ています。貸出を受けるには、役場へ申請書を提出します。
檻の持ち帰りと餌の設置は、借りる人が自分で行います。町は事前の準備を求めているため、檻を運べる車と置く場所の候補を決めてから窓口に向かうと手続きが進みます。担当は経済環境課の農林商工係です。檻の台数や空き状況は公開情報に載っていないため、申請の前に役場へ確認します。
参考:大山崎町|アライグマにご注意ください!(令和8年7月13日更新)
大山崎町でアライグマが獲れたら、町が回収してくれますか?
町の案内では、アライグマが獲れた場合は役場が個体と檻の回収に伺います。ただし玄関等まで出しておく必要があります。回収の対象はアライグマのみで、それ以外の動物が入った場合は逃がすとされています。
捕れたときは玄関先まで出す。回収はアライグマだけ
アライグマが獲れた場合は、役場が個体と檻の回収に伺います。ただし、玄関先など回収しやすい場所まで出しておく必要があります。檻に入った動物へ近づいて持ち上げるのは危険なため、檻を動かす方法、出す場所、回収の日時は、捕れる前に役場へ確認しておくと安心です。
引き取りの対象はアライグマだけで、アライグマ以外が入ってしまった場合は逃がすことになっています。ほかの動物がかかったときの扱いも、貸出を受けるときに聞いておきます。子どもやペットが檻に近づかない置き場所を決めることも、借りる側の仕事になります。
| 場面 | 町の案内 | 事前に聞くこと |
|---|---|---|
| 貸出の申請 | 役場へ申請書を提出 | 受付の時間と、申請書に書く内容 |
| 檻の運搬と餌 | 持ち帰りと餌の設置は利用者が行う | 檻の大きさと、車に積めるか |
| アライグマが獲れたとき | 役場が個体と檻を回収。玄関等まで出す | 回収の連絡方法、日時、出す場所 |
| アライグマ以外が入ったとき | 逃がす | 逃がす場所と方法、周囲の安全 |
見かけても近づかない。かまれた例と衛生面の注意
町は、アライグマの方から人に襲いかかることは通常ないとしつつ、過去に犬を連れて散歩中の人がかまれる被害があったと伝えています。驚かせたり刺激したりすると、身を守るために人を攻撃することがあるため、見つけても不用意に近づかないよう呼びかけています。
町のページはまた、アライグマ回虫症を持っていることがあること、北米では狂犬病を媒介する動物として警告されていることを挙げ、接触を避けるのが安全だとしています。檻に入った後も素手で触れず、体調に不安があるときは医療機関や保健所などの公的な相談先に状況を伝えてください。当サイトは診断や治療の指示はできません。
町の鳥獣被害防止計画から見る、アライグマ対策の位置づけ
大山崎町鳥獣被害防止計画(令和8年度から10年度)は、対象鳥獣にイノシシ、ニホンジカ、ニホンザルとあわせてアライグマを挙げています。令和7年度の被害の現状では、アライグマの農作物被害の面積・金額は0と記されています。一方で、ニホンザルとアライグマは住居エリアにも出没して生活環境の保全を妨げている、と整理されています。
捕獲計画数はアライグマが各年度5で、わなによる捕獲を通年、町内全域で行う予定です。今後の取組方針には、檻貸出を希望する人へ提供できる檻の管理体制を強め、効率的な捕獲を目指すことが挙げられています。課題の欄には、アライグマに限らない捕獲全般の課題として、捕獲頭数が捕獲計画数に届いておらず、農作物等への被害も発生しているため、効果的な捕獲方法の検討が必要とも書かれています。
ハチの巣駆除の仲介業者と、高額請求の事例
町は令和4年6月13日掲載の注意喚起で、蜂の巣駆除をめぐる相談事例を紹介しています。ネットで調べた業者に料金を聞くと「巣1個で4千円、ほかの処置をしても2万円まで」と言われて依頼したが、作業後に別の巣が2個あったとして合計11万円を請求された、という内容です。2個分の巣は見せられておらず、支払いのため銀行へ同行された、とも記されています。
町は、大山崎町でも駆除の仲介業者の紹介を行っているとして、慌てて事業者を呼ばず、不明なことがあれば経済環境課の清掃環境係に問い合わせるよう助言しています。作業の前に内容と料金を確認すること、想定とかけ離れた料金なら依頼を急がず複数社の見積もりを比べること、巣が大きくなると駆除が難しく費用も高くなる傾向があるため定期的に点検することも挙げています。
この注意喚起は令和4年の掲載で、仲介の内容や条件は変わっている可能性があります。現在の取り扱いは、役場に電話で確認してください。見積もりの読み方はハチの巣駆除の費用の見積もりの読み方、種類の見当はスズメバチらしいハチが出入りするときの確認も参考になります。
高額請求に備えて、依頼前に確認する項目
町は、請求額に納得できない場合は料金を支払わずに消費生活センター等へ相談するよう案内しています。窓口として、京都府消費生活安全センター(月曜から金曜の午前9時から午後4時、年末年始と祝日を除く)と、全国共通の消費者ホットラインが挙げられています。
事例を踏まえると、依頼の前に確かめておきたいのは、巣の数が増えたときの総額、現場で見せてもらえる範囲、支払いの時期と方法です。口頭の説明だけで進めず、書面やメッセージで残してもらうと、後から相談するときにも役立ちます。
| 確認項目 | 聞き方の例 | 事例で問題になった点 |
|---|---|---|
| 総額と上限 | 巣が増えた場合も含めて、最大でいくらになりますか | 電話で聞いた金額と、作業後の請求が大きく違った |
| 巣の数と証拠 | 取り除いた巣を、一つずつ見せてもらえますか | 2個分の巣を見せてもらえなかった |
| 支払いの方法と時期 | 請求書をもらい、確認してから支払えますか | 車に同乗して銀行で支払った |
| 納得できないとき | 支払う前に消費生活センターへ相談する | 町が相談先として案内している |
町内で出会う他の野生動物|サル・カラス・天王山の捕獲檻
町は経済環境課のページで、サルの目撃情報を更新しています。令和8年度の掲載には、9月15日と27日に成獣1匹ずつの目撃が出ています。遭遇したときは、近づかない、目を合わせない、背中を見せず静かに後ずさりして離れる、食べ物を見せない・置かない・与えない、窓などの戸締まりをする、という注意が示されています。
天王山一帯では、令和8年9月1日から10月31日まで、檻によるイノシシとシカの捕獲が行われます。入山するときはハイキング道以外に入らず、檻の近くには絶対に近寄らないよう町が求めています。アライグマ用に借りた檻とは目的が違うため、見かけても触れないでください。
カラスについては、令和3年の注意喚起で、人を襲うのは主に繁殖期(春から初夏)にヒナを守るための行動で、大声で鳴く、鳴きながら周りを飛ぶといったサインが先に出ると説明しています。サインが見えたら迂回するか帽子や傘で頭を守り、生ごみはすき間のないネットで覆います。ごみ荒らしの相談の分け方はカラスの被害を相談するときの分け方にまとめています。







