小野市の窓口は、ハチは生活環境グループ、獣は産業創造課

小野市の公式ページでは、スズメバチの駆除費補助を市民安全部の生活環境グループが案内しています。一方、アライグマやヌートリアなどの捕獲を求める有害鳥獣捕獲要望書は、地域振興部の産業創造課が受け付ける書類です。ハチと獣で担当が分かれているため、最初の相談では、何がどこにいるのかを先に伝えましょう。

ネズミやハチ以外の虫については、2026年10月12日に確認した範囲の小野市の公式ページに、専用の相談窓口や補助の案内を見つけられませんでした。市の制度が見当たらない相談は、民間業者へ依頼する前に市へ問い合わせるか、見積もりの内訳を比べて判断します。

小野市の窓口は、ハチは生活環境グループ、獣は産業創造課:確認項目
相談したいこと公式案内にある窓口
スズメバチの巣の駆除費補助市民安全部 生活環境グループ
アライグマ・ヌートリア等の捕獲要望書地域振興部 産業創造課(市役所3階)
アライグマ・イタチ等の被害の計画産業創造課(鳥獣被害防止計画を公表)
訪問業者の請求・契約の相談消費生活相談コーナー(くらし安心グループ内)

参考:小野市|スズメバチ駆除費補助金交付制度

読者の疑問

小野市は無料でスズメバチの巣を駆除してくれますか?

比較ガイド

公式案内にあるのは、業者に依頼した駆除費用の一部を補助する制度で、市が無料で駆除する案内ではありません。補助額は委託費の2分の1で上限1万円、予算の範囲内です。

スズメバチの巣の駆除費補助は、業者委託費の半額で上限1万円

小野市のスズメバチ駆除費補助金は、駆除業者に依頼してスズメバチの巣を駆除した人に、費用の一部を補助する制度です。補助額は業者委託費の2分の1で、1,000円未満は切り捨て、上限は1万円です。予算の範囲内とされているため、依頼する前に、その年度に申請できるかを生活環境グループへ確認すると安心です。費用の見積もりの読み方は、ハチの巣駆除の費用を比べる記事も参考になります。

対象になる巣は、市内にあるスズメバチの巣で、周囲おおむね10メートル以内に人が立ち入る可能性のある土地、建物、工作物などに現に営巣しているものです。事務所や工場などの事業所は対象外で、アシナガバチやミツバチなども制度に含まれません。ハチの種類が分からないときは、近づいて確かめず、業者に現地で見分けてもらってから補助の対象かを相談しましょう。

スズメバチの巣の駆除費補助は、業者委託費の半額で上限1万円:確認項目
確認する項目公式案内の内容(2025年4月1日更新)
対象のハチスズメバチ(アシナガバチ、ミツバチ等は除く)
対象の場所市内で、周囲おおむね10メートル以内に人が立ち入る可能性のある土地・建物・工作物等。事業所は対象外
補助額業者委託費の2分の1(1,000円未満切り捨て)、上限1万円。予算の範囲内
申請の期限原則、駆除日から60日以内
添える書類領収書、営巣場所の位置図または見取図、駆除前後の写真(ハチの種類が確認できるもの)、駆除内容と完了日が分かる書類(見積書など)

参考:小野市|スズメバチ駆除費補助金交付制度

申請前に用意する写真と書類、駆除の前に確認すること

公式案内では、提出書類に駆除前後の写真が含まれ、その写真でハチの種類が確認できることが求められています。自分で巣に近づいて撮影する必要はありません。依頼するときに、業者が作業の前後に写真を撮って渡してくれるか、領収書に駆除日と内容を書いてもらえるかを聞いておきましょう。

申請は原則として駆除日から60日以内なので、領収書や見積書をなくすと、期限内にそろえにくくなります。見積書、領収書、写真を一つの封筒かフォルダにまとめ、営巣場所の見取図も駆除したその日のうちにメモしておくと手続きが進みます。店舗や作業場など事業所の巣は対象外になるため、対象に当たるかどうかも先に聞いておきます。

2022年1月19日更新の市の回答ページには、民地内の害虫駆除は基本的に自己責任としつつ、費用の面で大きな負担であることは理解しており、費用負担を検討すると書かれていました。補助があっても、駆除の依頼と費用の支払いは自分で行う前提で、上限が1万円であることも踏まえ、見積もり全体の内容を確かめることが欠かせません。

参考:小野市|スズメバチ駆除費補助金交付制度

アライグマ・イタチが天井裏に入る被害は、市の計画にも書かれています

小野市鳥獣被害防止計画(令和7〜9年度、案内ページは2026年3月5日更新)には、アライグマが家屋に侵入して天井裏に棲みつく被害が多発していると書かれています。令和5年度には約350頭が捕獲されましたが、農作物や住居の被害は減っておらず、引き続き捕獲が必要とされています。

イタチについては、農林業に従事する人の住宅の屋根裏に入り、糞尿で天井板を腐食させたり悪臭を生じさせたりする生活被害が挙げられています。計画では、有害捕獲の許可権限が県から市へ委譲され、対象は小野市全域のイタチです。ハクビシンは、目立った被害は確認されていないものの、近年は目撃情報が増えているとされています。

アライグマ・イタチが天井裏に入る被害は、市の計画にも書かれています:確認項目
動物計画に書かれている状況捕獲に関する記載
アライグマ家屋に侵入し天井裏に棲みつく被害が多発。令和5年度は約350頭を捕獲市内全域で通年、箱わなで捕獲(猟友会などと委託契約)
イタチ住宅の屋根裏への侵入、糞尿による天井板の腐食、悪臭有害捕獲の許可権限を県から市へ委譲。計画の捕獲頭数は年3頭
ハクビシン目立った被害は未確認だが、目撃情報は増加要望に基づく有害鳥獣捕獲の対象
ヌートリア河川やため池付近の田畑の食害、堤防への巣穴アライグマと同じ特定外来生物の捕獲班で対応

参考:小野市|小野市鳥獣被害防止計画(令和7〜9年度)(PDF)

箱わなの申し込みは、捕獲要望書か、許可を得た人への貸出

箱わなを使いたい場合の入口は産業創造課です。市が猟友会に設置を頼む形と、市民が許可を得て小型箱わなを借りる形があり、どちらでも見回りの役割は申請者側に残ります。参照した文書には2020年や2022年の日付のものも含まれるため、現在の運用は窓口で確認してください。

要望書を出して猟友会に設置を頼む流れ

市の回答ページ(2022年1月19日更新)によると、被害を受けた市民が捕獲要望書を市に出し、市が委託する猟友会に箱わなの設置を依頼します。設置と捕獲後の処分は猟友会が行い、箱わなの見回りは申請者に行ってもらう必要があるとされています。要望書の用紙は産業創造課にあり、開庁時間内に随時受け付けています。

許可証を得て小型箱わなを借りる場合

鳥獣被害防止計画には、有害鳥獣捕獲の許可証を発行した市民に小型箱わなを貸し出し、捕獲作業の全部または一部を市民自身に行ってもらうと書かれています。要望書の様式(2020年8月7日付)には、小型箱わなを貸し出す場合は設置から1か月後に設置者へ連絡のうえ市へ返却すること、最長の貸出期間は1か月であることが記されています。

参考:小野市|生活(害獣の駆除)(市長への手紙)

市の捕獲と、天井裏の修理・清掃は別に考える

市の箱わなや要望書の仕組みは、動物を捕獲するための手続きです。確認した範囲では、天井裏に入る道を調べてふさぐ工事、糞尿で傷んだ天井板の補修、清掃や消毒は市の案内に含まれていませんでした。民間業者に頼む作業は、捕獲、侵入口の封鎖、清掃、補修を分けて見積もりをもらうと、何に費用がかかるかを比べられます。

イタチかアライグマか分からない天井裏の音は、時間帯と場所を記録して相談しましょう。屋根裏にイタチがいる?調査の頼み方や、侵入口をふさぐ時期の考え方、清掃の見積もりを比べる確認票が参考になります。動物が中にいる状態で出入口をふさがないよう、調査を先に頼むのが基本です。

訪問業者の請求に迷ったら、消費生活相談コーナーへ

ハチの巣駆除を業者に頼むときは、見積もりの内訳と総額、追加料金の条件を書面で確認するのが基本です。その場で決められないときは断って構いません。契約や請求に納得できないときは、消費生活相談を使えます。

加東市のページによると、小野市の消費生活相談コーナー(市役所4階、市民安全部くらし安心グループ内)は、原則として火曜日と金曜日の9時から17時に相談員が対応します。対面を希望するときは電話やメールで予約し、相談員が不在の日もあるため事前に確認してください。小野市の消費生活のページには、消費者ホットライン188も案内されています。

参考:加東市|消費生活相談