通り道にいても自分で追い出そうとしない

兵庫県は、イノシシと出会った際に刺激せず、ゆっくり後退して離れるよう案内しています。棒を振る、物を投げるといった行動は興奮させるおそれがあります。市街地へ迷い込んだ個体や負傷した個体では、動物から見えない場所へ避難することも示しています。玄関前にいるからと人が取り囲んだり、車で追ったりせず、安全に入れる建物などから状況を確認してください。県の掲載する事故情報には過年度の数値が含まれるため、それを今いる場所の危険度の順位として使うことも避けます。

通り道にいても自分で追い出そうとしない:確認項目
場面優先する行動避ける行動
近くにいる落ち着いて距離を取り安全な場所へ走る・投石・取り囲む
うり坊を見た親が近くにいる可能性を考え離れる近寄って撮る・触る
安全確保後場所・時刻・方向を自治体へ伝える見失った個体を追跡する

参考:兵庫県|イノシシによる人身被害防止について

読者の疑問

庭から追い出すため大きな音を出してよいですか。

比較ガイド

県は威嚇や刺激を避けるよう案内しています。追い出そうと接近せず、安全な場所へ離れてください。

子どもの個体と食べ物にも注意する

うり坊だけが見えても、近くに母イノシシがいる可能性があるため、撮影や保護のつもりで近づかないことが県の注意点です。また、餌付けは人への警戒心を下げ、人を食べ物の供給源と覚えさせる原因になります。家の前で見たときに食べ物で遠くへ誘導する方法は選ばないでください。帰宅中の家族には目撃した位置を伝え、同じ道へ確認に向かわせずに動線を変えます。見失った場合も、子どもやペットを連れて草むらを探さず、最後に見えた位置を情報として残します。

目撃の連絡とけがの緊急連絡を分ける

神戸市は、街中での目撃や被害を鳥獣相談ダイヤルで受け、捕獲活動等の被害対策に活用すると案内しています。連絡時は市区町村、道路や施設の目印、見た時刻、向かった方向、人への接近の有無を伝えると現場を説明しやすくなります。神戸市の窓口を県内全域の受付と誤解せず、市外では所在地の自治体の案内を確認してください。けがが発生した場合、神戸市は警察と救急への連絡を案内しています。安全を確保したうえで緊急対応を求め、撮影や見積もりの手配を先にしないようにします。

見失った場所を伝える際は「今もいる」と言い換えず、最後に見た時刻を明示します。建物へ避難して直接見えなくなった場合も、そのまま説明してください。近隣の情報を合わせるときは、撮影時刻が不明な画像を現在の目撃として拡散せず、自分が確認した事実と聞いた話を分けて扱います。

参考:神戸市|イノシシ被害対策

出没が続く場所は餌になる物の管理を見直す

神戸市は、前夜から出したごみや放置したペットの餌も、結果として餌付けにつながると説明しています。動物が離れた後に、集積所の扉、袋の置き場所、屋外の食べ残しを管理者と確認しましょう。神戸市の一部区域には餌付け等の規制がありますが、区域や内容は市の公式案内で確かめます。県内のすべての住宅地が同じ条例の対象とは扱いません。反復する目撃は日時と場所を記録して自治体へ共有し、住民だけの捕獲や住宅業者の即時駆除を前提にせず、地域の鳥獣対策につなげます。