公園のシカでも近づきすぎない
奈良県の奈良公園ガイドは、シカによる突進や角、かみつき、蹴りによるけがに注意し、不用意に触れたり子どもだけで近づいたりしないよう案内しています。春の出産後のメス、秋の発情期のオスについても注意が示されています。これは季節外なら安全という意味ではありません。自宅の前で見かけても、手で押す、背後から近づくなどの方法で動かそうとせず、家族や来訪者へ位置を伝えます。記念写真のために子どもを横に立たせることも避け、距離を取れる動線を選びましょう。
| 場所・場面 | 公式案内からの確認点 | 住宅での備え |
|---|---|---|
| 奈良公園での接近 | 野生動物として距離を取る | 子どもだけで近づけない |
| 食べ物・手荷物 | 公園では鹿せんべい以外を与えない | 袋や残飯を屋外に置かない |
| 周辺の住宅・庭 | 市は餌の管理等を案内 | 果実・残さ・集積所を点検 |
人に慣れていれば触っても大丈夫ですか。
県は人に慣れていても野生動物と説明しています。不用意に触れたり子どもだけで近づいたりしないようにしてください。
公園の給餌ルールを住宅地へ広げない
奈良公園では餌を与えることを禁じ、鹿せんべいだけを例外として認めると県は説明しています。パン、菓子、野菜、残飯などは病気や事故につながるおそれがあり、与えないよう求めています。公園内での例外は、自宅の玄関や駐車場へ食べ物でシカを呼ぶことを勧めるものではありません。食べ物を持つ来客にも、敷地で餌を置かないよう伝えます。シカが紙やビニール袋を食べてしまうこともあるため、屋外で開けた袋や包装をそのままにせず持ち帰る管理が必要です。
住宅では庭とごみ置き場を一緒に点検する
奈良市の被害防止案内は、捕獲だけでなく動物が寄り付かない環境づくりを重視しています。ごみの日時・場所を守る、袋を結ぶ、ネットや集積所の扉を閉めることに加え、庭の柿や栗、収穫しない野菜、屋外ペットの残り餌を放置しない方法を挙げています。自分が餌を与えていなくても、こうした物が食べられる状態になっていないかを確かめましょう。借地や共用集積所では個人で樹木や設備を変更せず、管理者と改善する範囲を決め、清掃や回収の担当を共有します。
観光客が通る住宅や店舗では、商品を置く場所と来客の休憩場所を分け、包装や食べ物が外へ残らないよう管理者間で共有します。シカに触れて追い払う役割を従業員へ任せるのではなく、出入り口周辺に人が集まらない動線を考えましょう。状況を相談する図にも、シカの位置と人が通る位置を分けて記入します。
犬の散歩と敷地の困りごとは場所を伝えて相談する
県は奈良公園で犬を散歩させる際、リードを付けてシカへ近づけないよう案内しています。犬に驚いたシカが走り、人や車との事故につながる場合もあるため、見つけたら接近するルートを避けます。生活上の被害を相談するときは、公園内か周辺住宅か、出入りを妨げるのか庭の食害なのかを整理してください。県の公園ガイドと市の被害防止窓口を、場所と困りごとに応じて確認します。奈良県内のシカすべてを同じ公園制度の対象とせず、住民だけで捕獲や移送する計画には進めないようにします。




