高取町のハチの巣駆除は町が行わない|窓口を整理

高取町は、私有地などのハチの巣駆除を町では行っておらず、土地の所有者または管理者が自らの責任で行うよう案内しています。自分で駆除するのが難しいときは、有料の専門業者に依頼する流れです。町のページは2024年5月2日の更新で、2026年10月12日に内容を確認しました。

町が駆除しない代わりに、スズメバチの巣に限って、業者への支払いを助ける補助金があります。ネズミやアライグマの箱わな貸出については、今回確認した町のページに案内が見当たりませんでした。該当する相談をするときは、住民課かまちづくり課に、相談できる制度があるかどうかから聞いてください。

高取町のハチの巣駆除は町が行わない|窓口を整理:確認項目
困りごと町の案内窓口
私有地のハチの巣町は駆除せず、所有者・管理者が対応。難しければ有料の専門業者へ住民課
スズメバチの巣の駆除費用業者に払った費用の半額を補助(上限1万円)住民課
イノシシ・シカ・サルの出没安全な場所へ避難して連絡まちづくり課
契約や請求のトラブル専門の相談員による消費生活相談(水曜午後)住民課のページで案内

参考:高取町|ハチの巣駆除について

読者の疑問

高取町はハチの巣を駆除してくれますか?

比較ガイド

町は私有地などのハチの巣の駆除を行っておらず、所有者や管理者が自ら対応するか、有料の専門業者に依頼する案内です。スズメバチの巣を業者で駆除した費用には、半額(上限1万円)の補助制度があります。

スズメバチの巣駆除補助金|対象と金額

高取町スズメバチの巣駆除補助金は、スズメバチによる危害を防ぎ、町民生活の安全を守ることを目的にした制度です。町のページは、駆除業者に依頼して駆除した費用であること、巣が建物の軒下などか、日常的に人が通る場所にあることを条件に挙げています。

補助額は費用の2分の1で、100円未満は切り捨て、上限は1万円です。支払った費用の半分が1万円を超える場合は、上限の1万円が補助額になり、見積もりの総額との差額は自己負担です。補助が出る前提で業者を選ぶのではなく、総額と補助額を別に考えて依頼を決めましょう。

スズメバチの巣駆除補助金|対象と金額:確認項目
項目町の案内
対象の人町内で土地や建物を所有し、使用または管理する人(要綱では、借りている人も所有者・管理者の承諾があれば対象)
対象の巣スズメバチの巣(要綱の定義はスズメバチ亜科のスズメバチ類)
巣のある場所建物の軒下など、または日常的に人が通行する場所など
対象の費用駆除業者に依頼して駆除に要した費用
補助額費用の2分の1(100円未満は切り捨て)、上限1万円

参考:高取町|高取町スズメバチの巣駆除補助金

補助金の申請書類と受け取りまでの流れ

町のページと交付要綱によると、申請には、申請書(様式第1号)、駆除費用が分かる領収書の写し、駆除前と駆除後の写真(駆除した巣が分かるもの)、駆除した場所の位置図が必要です。駆除前の写真は、作業が始まると撮れません。業者に任せきりにせず、作業の前に、誰が巣の写真を撮るかを決めておくと安心です。

町が審査して交付の可否を決めると、交付額確定通知書(様式第2号)で知らされます。その後に交付請求書(様式第3号)を出すと、請求日から30日以内に、指定した口座へ振り込まれると要綱に書かれています。要綱は2024年4月1日に施行されたもので、年度ごとの受付期間や予算の扱いは町のページに記載がありません。依頼する前に、住民課へ確認してください。

  • 交付申請書(様式第1号)
  • 業者に払った費用の領収書の写し
  • 駆除前と駆除後の写真(駆除した巣が分かるもの)
  • 駆除を実施した場所の位置図
  • 交付請求書(様式第3号)は、確定通知を受けたあとに提出

参考:高取町|高取町スズメバチの巣駆除補助金交付要綱(PDF)

補助の対象になるか迷いやすいケース|賃貸・空き家・アシナガバチ

要綱は、対象になる人を、営巣している建物や土地の所有者・管理者、または借りている人で、所有者・管理者から駆除の承諾を得た人としています。賃貸住宅の入居者は、先に管理会社や貸主へ連絡し、承諾と費用の負担を決めてから、業者を呼ぶ必要があります。国や地方公共団体などが管理する建物は、この補助の対象から外されています。

空き家で所有者が分からない場合や、所有者が駆除せず通行する人に危険がある場合は、自治会で駆除するときに大字区長が対象になります。また、要綱が定める「スズメバチ」はスズメバチ亜科のスズメバチ類で、アシナガバチなど他のハチが含まれるかは文面から分かりません。見つけたハチの種類で結果が変わりうるため、写真を持って町に確認しましょう。種類の違いは 蜂の巣の種類を形で見分ける で比べられます。

参考:高取町|高取町スズメバチの巣駆除補助金交付要綱(PDF)

ハチの巣を業者に頼む前に確認すること

高取町の案内に、町が業者を紹介する記載は見当たりません。要綱は、駆除業者を、ハチなどの駆除をうたっている事業者という広い意味で定めており、業者選びは自分で行います。巣の場所、大きさ、足場の有無で作業が変わるため、現地確認のうえで見積もりを出してもらいましょう。比べ方は ハチの巣駆除の費用を比べる見積もりの読み方 と 害獣駆除の相見積もり にまとめています。

ご自身で巣に近づくのは危険を伴います。巣を見つけたら、刺激しない距離から位置と大きさを写真に残し、人の出入りが多い場所なら周囲の人に知らせてください。種類が分からないときの相談の準備は スズメバチらしいハチが出入りするときの相談準備 が参考になります。

  • 巣の場所と大きさが分かる写真(離れた場所から撮ったもの)
  • 補助の申請に使える領収書を発行してもらえるか
  • 作業前と作業後の巣の写真を、誰が撮るか
  • 巣の処分と、再び巣を作られたときの対応

ハチ以外の相談|イノシシ・シカ・サルの出没は町のまちづくり課へ

高取町は、イノシシ、シカ、サルなどの野生鳥獣が増え、人への被害が心配される動物が市街地に出ているとして、注意を呼びかけています。町は、奈良県猟友会高取支部などによる銃器やわなでの捕獲と、住民の防護柵による対策の、捕獲と防御の両面で取り組んでいると説明しています。

有害な野生鳥獣に出会ったときは、安全な場所に避難して、まちづくり課へ連絡するよう案内されています。近づいたり追いかけたりせず、見た場所と時刻を覚えておくと伝えやすくなります。対策のリーフレット(イノシシ・シカ、サル、クマ)は町のページから開けますが、掲載は2017年のため、最新の対応は町に確認してください。庭にイノシシが来たときの考え方は 庭にイノシシが来たら にあります。

参考:高取町|野生動物についての注意喚起

駆除業者とのトラブルは消費生活相談へ|水曜午後に明日香村役場

高取町のページ(2026年4月1日更新)によると、消費生活相談は明日香村と共同で設置され、専門の相談員が、商品やサービス、悪質な販売、契約などのトラブルの相談に応じます。開設日は毎週水曜日の13時から16時(祝日と年末年始を除く)、場所は明日香村役場の1階の相談室で、相談は無料です。開設日は電話相談もできます。

開設日以外は、奈良県の消費生活相談の窓口が案内されています。ハチの巣駆除の見積もりより高い請求をされた、契約を急がされたといったときは、作業の前後の書類と写真をそろえて相談しましょう。準備の仕方は 請求トラブルを消費者ホットラインへ相談する準備 に詳しくあります。

駆除業者とのトラブルは消費生活相談へ|水曜午後に明日香村役場:確認項目
窓口日時場所
高取町・明日香村の共同相談毎週水曜 13:00〜16:00(祝日・年末年始を除く)明日香村役場1階 相談室
奈良県県民くらし相談センター月〜金 9:00〜16:30(祝日・年末年始を除く)奈良市高天町(近鉄奈良駅から徒歩1分と案内)
県の中南和出張所月〜金 9:00〜16:30(祝日・年末年始を除く)大和高田市のコスモスプラザ内
消費者ホットライン土曜・日曜全国共通の相談窓口(消費者庁)

参考:高取町|消費生活相談