明日香村はハチの巣を駆除しない|相談・業者案内・貸出
明日香村のページによると、役場ではハチの巣の駆除は行っていません。そのかわり、スズメバチやアシナガバチなどに関する相談を受け、駆除業者を案内し、自分で駆除する人に防護服と駆除機材を貸し出しています。担当はくらし窓口課で、詳しくは同課へ相談するよう案内されています。2026年10月12日に内容を確認しました。
村は、スズメバチもアシナガバチも草木の害虫を捕まえる益虫だが、身近な場所に巣を作ると危険になることがあると説明しています。ページには、巣の特徴が写真つきで2通り示されています。ボール型で巣穴がひとつのもの、蓮の実型で巣穴が下から見えるものといった違いがあるので、見分けが難しいときは写真を撮って相談しましょう。種類ごとの違いは 蜂の巣の種類を形で見分ける でも比べられます。
| 村の対応 | 内容 |
|---|---|
| 巣の駆除 | 役場では行わない |
| 相談 | スズメバチやアシナガバチなどに関する相談を受ける |
| 業者 | 駆除業者を案内する |
| 自分で駆除する人 | 防護服や駆除機材を貸し出す |
明日香村はハチの巣を駆除してくれますか?
村役場は巣の駆除を行っていません。相談、駆除業者の案内、自分で駆除する人への防護服や機材の貸出は、くらし窓口課で受け付けています。詳しくは同課に確認してください。
ハチの巣は4〜6月に点検する|巣が小さい時期の確認
村には、毎年7月から10月にかけて、ハチが巣を作ったがどうしようという相談が寄せられます。その時期は巣が大きくなっていることが多く、専門業者に委託するしかなくなり、相当額の費用がかかると、村は説明しています。
一方、4月から6月は、最初の働きバチが羽化するまでの時期で、女王バチ1匹が巣作りをしています。この間に巣を見つけられれば、比較的安全で、費用も安く駆除できるというのが村の案内です。春先に、巣を作られやすい場所を確かめることが勧められています。巣を調べるときは、急に近づかない、揺らさない、近くで騒がないよう注意が必要です。初期の巣の見え方は 蜂の巣の作り始めの見分け方 に詳しくあります。
- 天井裏・壁の中(スズメバチのみ)
- 床下・戸袋の中(スズメバチのみ)
- 垣根・植え込みの中
- 木の洞の中(スズメバチのみ)
殺虫剤を使う前に|村が求める近隣への連絡
村のページは、ハチ駆除専用か、ハエ・蚊用のピレスロイド系の殺虫剤をスーパーや薬局で買えると紹介し、使うときは、近隣の人や通行する人に、ハチ駆除のために薬剤を使うと伝えるよう求めています。
製品によっては、噴射の時間が短いものがあります。使う場合は、必ず製品の表示に従い、使い方を自己判断で変えないでください。大きな巣や高い場所、壁の中の巣は、薬剤で済ませようとせず、業者に相談する前提で考えましょう。費用の比べ方は ハチの巣駆除の費用を比べる見積もりの読み方 が参考になります。
アライグマの目撃が村全域で増加|箱わなによる捕獲方針
明日香村鳥獣被害防止計画(令和7年度作成、期間は令和8〜10年度)は、対象をイノシシ、ニホンジカ、アライグマとしています。アライグマについては、村全域で目撃情報が増え、自家菜園だけでなく、イチゴやぶどうでも被害が多いと書かれています。農産物が中心ですが、在来種への影響や、家屋への侵入による生活環境の被害も広がっているとされています。
アライグマは特定外来生物で、村はアライグマ防除実施計画に基づき、個体の完全排除を目指すとしています。方針は、被害の報告に基づいて箱わなを設置し、積極的に捕獲するというもので、各年度50頭という捕獲計画数が置かれています。捕獲は、奈良県猟友会明日香支部と有害鳥獣対策専門員に村が委託し、村と連携して行う体制です。今回確認した村のページには、住民向けの箱わな貸出の案内は見当たりませんでした。被害があるときは、自己判断で捕獲器を設置せず、明日香産業課へ被害を知らせて、対応を聞いてください。
| 項目 | 村の計画の内容 |
|---|---|
| 対象鳥獣 | イノシシ・ニホンジカ・アライグマ |
| 計画期間 | 令和8〜10年度(令和7年度作成) |
| アライグマの被害 | 村全域で目撃が増加。自家菜園・イチゴ・ぶどうの被害、家屋への侵入 |
| アライグマの捕獲方針 | 被害報告に基づく箱わな。各年度50頭の計画 |
| 緊急時の連絡の流れ | 住民等から村へ。村から猟友会(捕獲)・警察(安全確保)へ |
農地の被害は設備の補助も|購入費の4分の1
村の有害獣対策設備購入補助金は、防護柵による防護と、猟友会の協力による駆除に取り組んでも被害が続くため、農業者の獣害対策を支える制度です。補助率は購入費の4分の1で、対象は村内の1,000平方メートル以上の農地(田・畑・果樹園)。自分で所有するか、賃貸借などで使っている農地が対象です。
ほかに、今後5年以上、生産と維持管理に取り組む意欲があること、過去にこの事業を使っていない農地であることが条件です。申請書や誓約書、設備の見積書などは、購入・設置の前に出します。利用したい場合は、購入や設置の前に、明日香産業課へ相談するよう書かれています。家庭菜園のように小さな畑は、面積の条件に当てはまるか、先に確かめましょう。
- 購入・設置の前に出す書類:交付申請書、誓約書、対策設備の見積書など
- 購入・設置の後に出す書類:実績報告書、交付請求書、領収書
駆除の契約で困ったら|消費生活相談は水曜午後
明日香村は、高取町と共同で消費生活相談の窓口を設けています。高取町の案内(2026年4月1日更新)によると、専門の相談員が対応し、場所は明日香村役場の1階の相談室、開設日は毎週水曜日の13時から16時(祝日と年末年始を除く)です。相談は無料で、開設日は電話相談もできます。問い合わせ先は、明日香村のくらし窓口課とされています。
開設日以外は、奈良県の消費生活相談の窓口が案内されています。ハチの巣駆除の見積もりや契約に不安があるときは、書類と作業前後の写真をそろえて相談しましょう。契約を急がされたときの考え方は 害獣駆除で契約を急かされたら にあります。
参考:高取町|消費生活相談





