栗東市のアライグマ捕獲わな貸出|対象者・期間・借りられるもの
栗東市は、特定外来生物のアライグマの目撃が市内で上がっているとして、市民にアライグマ捕獲用のわなを貸し出しています。2020年10月8日更新の環境政策課の案内によると、対象は、市内でアライグマにより生活環境などへの被害を受けている、または受けるおそれがある市民です。
手続きは、環境政策課の窓口でアライグマ捕獲用わな貸出申請書を記入し、担当職員から捕獲方法と安全管理の指導を受けたうえで借りる流れです。2023年8月18日更新の野生動物の注意喚起ページも、自宅でアライグマを見ている人にはわなの貸出があると紹介しています。制度の内容は変わる場合があるため、窓口に電話で現在の条件を確かめてから出向いてください。
| 項目 | 市の案内 |
|---|---|
| 貸出の対象者 | 市内でアライグマの被害を受けている、または受けるおそれがある市民 |
| 農作物の被害がある農業者 | 農林課へ相談する |
| 対象の鳥獣 | アライグマ |
| 設置する場所 | 申請者の所有地内 |
| 貸出期間 | 1か月間 |
| 借りるもの | アライグマ捕獲用わな、わな収容BOX、皮手袋の3点 |
参考:栗東市|特定外来生物であるアライグマに対する捕獲わな貸し出しについて
栗東市でアライグマ捕獲わなを借りる手続きは?
環境政策課の窓口でアライグマ捕獲用わな貸出申請書を記入し、担当職員から捕獲方法と安全管理の指導を受けて借ります。貸出期間は1か月で、設置は申請者の所有地内です。
借りる前に確認したいこと|所有地内・賃貸・隣の敷地
市の案内は、わなの設置場所を申請者の所有地内と定めています。持ち家の庭であれば当てはまりやすい一方、賃貸住宅の庭や共用部、借りている畑、隣の家の屋根裏などは、案内からは当てはまるのか読み取れません。申請の前に、自分の敷地の扱いを環境政策課へ伝えて確認してください。
賃貸では、庭や共用部への器具の設置を管理会社や貸主が認めるかどうかも関わります。他人の敷地、空き家、公共の場所には置かないでください。賃貸の害獣被害は管理会社への連絡が先になることが多く、連絡の順序もあわせて整理しておくと進めやすくなります。
被害が近所の複数の家に出ているときは、近所での情報共有の方法も確認しておくと、わなの位置や見回りの負担を一軒だけで抱えにくくなります。
捕獲後は市役所へ持ち込む手順|アライグマ以外が入ったとき
特定外来生物のアライグマは、環境省の説明では、飼養、保管、運搬、野外へ放つことが原則として規制されています。栗東市の案内にある市役所への運搬は、市の貸出手続きの一部として示されている方法です。自己判断で別の場所へ運んだり放したりせず、市の指導に沿って動いてください。
アライグマが入ったとき
市の案内では、アライグマが捕獲された場合は、皮手袋を使い、わなを捕獲用わなの収容BOXに入れて、栗東市役所まで運びます。市役所では職員がBOXごと預かり、その後の処理を行います。素手で触らず、貸出時に渡される皮手袋と収容BOXを使う手順です。
案内ページには、持ち込める曜日や時間、持ち込む前の連絡が必要かどうかは書かれていません。借りるときの指導で、わなにかかった日の連絡先と持ち込みの受付時間を確かめておきましょう。かまれたりひっかかれたりした場合は、自己判断せず医療機関に相談してください。
アライグマ以外の動物が入ったとき
市の案内は、アライグマ以外の動物が捕獲された場合は、速やかに自分で放獣するよう求めています。理由として、鳥獣保護法により野生動物の捕獲などが禁止されていることを挙げ、アライグマは外来生物法により防除が認められていると説明しています。
アライグマのほかの動物が入る可能性もあります。どの動物が入りうるか、安全に放すにはどうするか、危険な場合は誰に連絡するかは、貸出時の指導で具体的に尋ねてください。自分の判断で別の場所へ運んだり、持ち帰ったりしないことが基本です。
ハチの巣・ネズミは対象を確認|市は衛生害虫等の駆除を行わない案内
栗東市のセアカゴケグモの案内(2026年10月9日更新)の注意事項は、市では衛生害虫等の駆除を行っておらず、各私有地の管理者が駆除するよう求めています。相談は環境政策課、種類の確認は滋賀県の自然環境保全課に、害虫の相談(無料)と駆除依頼(有料)は滋賀県ペストコントロール協会の草津支部に、という窓口の分け方も示されています。
この文面はクモの注意喚起の一部で、ハチの巣やネズミを名指ししてはいません。ハチの巣やネズミの相談では、まず環境政策課に対象になるかを尋ね、市が駆除を担わない案内であれば、協会や民間業者の見積もりを比べる順序になります。賃貸なら先に管理会社へ連絡します。巣に近づく前の準備はスズメバチらしいハチが出入りするときの相談準備、音や痕跡の整理はネズミの食品・すき間・痕跡の見方が参考になります。
| 状況 | 最初の連絡先 | 駆除や工事を頼む先 |
|---|---|---|
| 自宅のアライグマ被害 | 環境政策課(わなの貸出) | 市のわなを借りる。建物の調査や補修は別に業者へ |
| 農作物のアライグマ被害 | 農林課 | 農林課の案内に従う |
| ハチの巣・ネズミ | 環境政策課に対象かを確認 | 対象なら私有地の管理者。協会の草津支部や民間業者 |
| サル・アライグマの目撃 | 環境政策課 | 市の案内に従い、触らず距離をとる |
| 死んだ野生イノシシ | 農林課または県の関係機関 | 市・県の指示に従う |
サル・アライグマの目撃と、死んだ野生イノシシの連絡先
栗東市は、市内全域でサルやアライグマなどの目撃情報が増えているとして、病原菌を持っている可能性があるため、見かけても絶対に触らないよう呼びかけています(2023年8月18日更新)。撮影のために携帯電話を向けるなど、こちらから刺激しなければ攻撃される可能性は低いとして、距離をとってその場から離れるよう求めています。
死亡した野生イノシシは、触らずに栗東市役所の農林課か県の関係機関へ連絡するよう案内されています。市内で捕獲された野生イノシシから豚熱ウイルスの陽性が確認されたことが背景で、豚熱は人に感染しないと説明されています。夜間・休日は対応していません。山林に入ったあとは、靴底の土を洗い流してウイルスを広げないよう呼びかけています。
ケガをした野生鳥獣は、県の案内で原則そのままにするとされ、救護の対象外にはアライグマやハクビシンなどの外来鳥獣が含まれます。救護の対象になる鳥獣を見かけたときの連絡先として、県は栗東市の分を西部・南部森林整備事務所と示しています。イノシシ以外で死んでいる鳥獣は、土地の管理者が市町の指示に従って一般廃棄物として処分し、公道上のものは道路管理者へ依頼します。
業者に頼む前に知っておく消費生活相談の窓口
栗東市の消費生活相談は自治振興課の窓口で受けており、2025年9月10日更新の案内では、平日の午前9時15分から12時と午後1時から4時に、電話か来所で相談できます。来所は事前の電話連絡が必要です。対象は市内在住の人で、契約した本人から相談し、契約書などの資料と、契約日・事業者名・契約のきっかけを時系列でまとめたメモを用意すると話が進みます。
害獣駆除の見積もりや契約で不安があるときは、署名や支払いの前に相談してください。契約を急かされたときの確認点や、相見積もりの比べ方も参考になります。





