日野町の獣害は農林課が窓口|ハチの巣やネズミは協会も選べる

日野町では、獣害に関する案内ページの問い合わせ先が農林課農政担当にそろっています。集落向けの補助金の申請書は、農林課内にある日野町有害鳥獣被害対策協議会へ提出する流れです。まず、どの動物か、被害が家か畑か集落全体かを整理して伝えると、窓口で話が進みます。

一方、今回確認した町の獣害関連ページには、ハチの巣やネズミを扱う案内がありませんでした。こうした害虫やネズミの相談は、滋賀県ペストコントロール協会が県の害虫相談所として受け付けていると、協会のサイトで説明されています。町の窓口と、協会や民間業者のどちらに頼むかは、被害の種類と場所で分けて考えましょう。

日野町の獣害は農林課が窓口|ハチの巣やネズミは協会も選べる:確認項目
困りごと町の公式ページなどに載る連絡先
集落の獣害対策の補助金日野町有害鳥獣被害対策協議会(農林課内)
アライグマの捕獲器の貸出(2022年8月号の広報)同じ協議会(農林課内)
クマの目撃や足跡・フン警察と日野町農林課
大型野鳥や多数の野鳥の死亡滋賀県中部森林整備事務所(夜間・休日は滋賀県庁)
ハチの巣・ネズミなどの害虫滋賀県ペストコントロール協会(協会サイトの案内)
契約や請求のトラブル日野町消費生活相談窓口(交通環境政策課内)

参考:日野町|日野町集落ぐるみ獣害対策事業補助金のご案内

読者の疑問

日野町でアライグマを捕まえるための捕獲器は借りられますか?

比較ガイド

2022年8月号の広報ひのには、日野町有害鳥獣被害対策協議会が数に限りはあるものの捕獲器の貸出を行うと書かれています。現在の条件や台数は変わっている可能性があるため、農林課内の協議会に確認してください。

アライグマの捕獲器貸出と、家・畑・池の被害防止

2022年8月号の広報ひのは、町内でも家庭菜園や住宅内で、外来性動物(アライグマ)のふん尿による生活環境被害が増えていると伝えました。日野町有害鳥獣被害対策協議会は、数に限りはあるものの捕獲器の貸出を行っていると記載されています。これは4年以上前の広報の情報なので、現在の貸出条件、台数、申請方法は協議会に確認してください。

広報は、被害の場所ごとに対策を紹介しています。畑の作物は餌を与えず、ネットを掛け、電気柵が有効だと説明し、廃棄した作物や生ごみ、収穫しない果物を放置しないよう求めています。住宅では、壁や床下、屋根近くのすき間をふさぎ、夜間のごみ出しにも注意するよう案内しています。見分け方はハクビシンとアライグマの違いと相談の準備でも整理しています。

アライグマの捕獲器貸出と、家・畑・池の被害防止:確認項目
被害の場所広報で紹介された見直しポイント
畑・家庭菜園餌を与えない。ネットを掛ける。電気柵が有効とされる。廃棄した作物や取り残しの果物を放置しない
住宅・屋根裏壁・床下・屋根近くのすき間をふさぐ。柱や雨どいを伝って軒先から入ることがある
池・水槽コイや金魚を守るには水槽を室内へ移すのが安全。難しい場合は目の細かい金網でしっかり固定して覆う
ごみ夜行性のため、夜間のごみ出しに注意する

参考:日野町|広報ひの2022年8月号「外来性動物(アライグマ)の生態と被害防止について」(PDF)

サルは許可なく捕まえない|遭遇したときの動きと集落の追い払い

町のページ(2025年9月4日掲載)によると、町内ではニホンザルの目撃情報が日常的にあります。出会ったときは、近づかず、石を投げず、食べ物を見せず、目を合わせずに静かに離れます。威嚇されても走らずに立ち去るよう示されています。

野生鳥獣は、許可なく捕まえたり飼ったりすることが鳥獣保護管理法で禁じられていて、違法に捕獲した動物を売ったり飼ったりすることも禁止だと町は説明しています。被害を減らす方法として、餌になるものを残さない、防護柵で作物を守る、草刈りで藪をなくす、見かけたら追い払うなどが紹介されています。追い払いは個人より集落ぐるみで行うほうが効果的で、ロケット花火を使うときは火事に注意するよう書かれています。

参考:日野町|ニホンザルにご注意ください

集落ぐるみ獣害対策事業補助金|申請するのは自治会など

町は、日野町有害鳥獣被害対策協議会と連携し、集落ぐるみの獣害対策にかかる費用を補助しています。補助の上限は5年間で合計150万円までで、対象は町内の自治会等です。個人が自宅の被害対策に直接申し込む制度としては書かれていないため、近所にも被害があるなら、自治会長や農業組合長を通して相談しましょう。

要望調査は毎年2月から3月に行われ、案内と調査票は自治会長と農業組合長あてに送られます。翌年度に事業を予定する場合は要望書の提出が必要で、期限までに出さないと翌年度に補助できないことがあるとされています。ページは2026年5月26日に公開されました。採択の要件は次のとおりです。

集落ぐるみ獣害対策事業補助金|申請するのは自治会など:確認項目
採択の要件内容
研修会集落の住民を対象とした研修会を実施している
集落環境点検集落が協議会とともに点検を実施している
プランへの位置づけ点検の結果から課題を整理し、実施するプランに盛り込んでいる
集落内の合意プランを実施することについて、集落内で合意ができている

参考:日野町|日野町集落ぐるみ獣害対策事業補助金のご案内

クマの情報|見かけたら警察と農林課へ、伝える内容

町のページ(2026年9月11日掲載)は、町内でツキノワグマの姿や足跡、フンなど有力な出没情報はないとしながら、県内や近隣市町では痕跡も含めて出没が確認された地域があると伝えています。特に湖北地域では、木の実が不作でクマの行動範囲が広がるおそれがあるとされています。

クマを見かけたら、近づかず刺激せず、背を向けずに静かに後退して、安全な場所から警察と日野町農林課に連絡します。通報では、いつ、どこで、何頭を見たか、どちらへ行ったか、大きさや様子を伝えるよう求められています。スマホやドライブレコーダーの写真や動画も手がかりになります。足跡やフンを見つけたときも連絡をお願いしています。

参考:日野町|クマに関する情報と安全対策について

死んだ野鳥を見つけたら、直ちに鳥インフルエンザを疑わず条件を見る

野鳥が死んでいても、直ちに鳥インフルエンザを疑う必要はないと町は説明しています。ただし、カモ類、ハクチョウ類、サギ類、タカ類などの感染リスクが高い大型野鳥や、同じ場所で多数の野鳥が死んでいた場合は、平日の昼間は滋賀県中部森林整備事務所へ、夜間と休日は滋賀県庁へ連絡します。素手で触らず、連絡の前に場所と状況を記録しておくと伝えやすくなります。

参考:日野町|野鳥における鳥インフルエンザについて

業者との契約や請求で迷ったら、消費生活相談窓口へ

日野町の消費生活相談窓口は、平日の午前9時から午後4時45分まで、役場2階の交通環境政策課内で、来所または電話で相談を受けています。契約や解約、製品事故のトラブルが対象で、町内に住む人だけが利用できます。メールでの相談は、聞き取りが十分にできないため受け付けていません。

個人間のトラブルや、事業者への指導・命令を求める相談は受け付けていないと明記されています。町外に住む人は、住んでいる市町村の窓口か滋賀県消費生活センターへ相談します。駆除業者との契約で見積書と請求額が合わないと感じたときも、署名や支払いの前に窓口へ相談できます。準備する資料は駆除の請求トラブルを188へ相談するときの準備も参考になります。

参考:日野町|消費生活相談窓口