枚方市の相談先は動物ごとに分かれている

枚方市の案内では、アライグマとイタチの被害は環境部の環境政策課が相談先です。アライグマは2023年6月13日更新、イタチは2023年6月16日更新のページに、箱わな貸出の条件が載っています。ハチの巣を含む害虫全般は、2020年10月19日更新のページで、ご自身での対応か専門業者への相談を求めています。

どのページも更新から時間がたっています。貸出できる台数や受付の状況は変わることがあるため、相談の前に公式ページと窓口で現在の取り扱いを確認してください。なお、イタチのページでは、市は特定の業者を紹介できないとしたうえで、駆除専門業者が登録する大阪府ペストコントロール協会を案内しています。

枚方市の相談先は動物ごとに分かれている:確認項目
困りごと市の案内借りる・頼む前に確認すること
自宅のハチの巣市は駆除せず、本人か専門業者が対応巣の場所とハチの種類、賃貸なら管理者への連絡
アライグマ被害(家屋・敷地・畑)環境政策課が相談を受け、委託業者が箱わなを貸出・回収自分の管理地か、貸出期間、回収日までの世話
イタチ被害(天井裏・床下)環境政策課で捕獲許可と箱わなの貸出台数の空き、来庁の準備、捕獲後の放獣
野鳥の巣・ヒナ・卵許可なく撤去できない。市は野鳥を引き取らない巣立ち後か、卵が残っていないか

参考:枚方市|アライグマについて(2023年6月13日更新)

読者の疑問

枚方市はハチの巣を駆除してくれますか?

比較ガイド

枚方市の害虫の案内は、ご自宅のハチの巣の除去をご自身で行うか、専門業者に相談するよう求めています。市が駆除する窓口としては案内されていないため、業者や管理者への連絡を前提に準備します。

ハチの巣駆除は市ではなく、本人か専門業者が行う

枚方市の害虫の案内は、ご自宅のハチの巣の除去やその他の害虫の駆除について、ご自身で対応するか、専門業者に相談するよう求めています。市が出向いて巣を取る、費用を補助する、防護服を貸すといった内容は、確認した市のページには記載がありませんでした。

大阪府のよくある質問(2024年5月14日更新)は、アシナガバチは殺虫剤などで対応できる場合があるとする一方、スズメバチは攻撃性が高いため巣に近づかず、専門業者に依頼するよう求めています。蜂の種類が分からないときは、不用意に近づかないよう注意しています。駆除は原則として土地や建物の所有者、管理者が行うとされ、多数の人が行き来する場所で被害の恐れがあるスズメバチとミツバチは、市町村が対応した例もあるため、その場合は市町村の窓口に相談するとしています。

業者の見積もりを比べる段階では、ハチの巣駆除の費用を比べる見積もりの読み方も役に立ちます。巣の高さ、再訪の有無、処分費の扱いを同じ条件でそろえて聞くと、金額の違いの理由が分かります。

参考:枚方市|害虫にご注意ください。(2020年10月19日更新)

アライグマの箱わな貸出は原則2週間、借りた人の管理地に置く

枚方市は、アライグマが家屋や敷地、畑に入るなどの被害があるとき、委託業者による箱わなの貸出と回収を行っています。箱わなの大きさは高さ約30センチ、幅約30センチ、奥行き約80センチと案内されています。市職員や委託業者が捕獲網などで捕まえることはなく、大阪府のアライグマ防除実施計画で、安全のため原則として箱わなを使うと定められている、という説明です。

市のページに示された貸出の条件を、借りる前に確かめたい点として整理すると次のとおりです。

  • 貸出期間は原則2週間
  • 置けるのは、自宅敷地内の家屋や畑など、借りた人の管理地
  • 捕獲後、委託業者が回収するまでは、水を与えるなど生体の管理を借りた人が行う
  • アライグマ以外のタヌキ、イタチ、猫などが入った場合は、借りた人がすみやかに放獣し、市は回収しない
  • 事故のないよう、箱わなの運用管理は借りた人が行う

参考:枚方市|アライグマについて(2023年6月13日更新)

箱わなを借りる前に、見回りと安全の体制を確かめる

借りる前に、箱わなを置く場所が本当に自分の管理地か、水やりや見回りの時間が取れるか、子どもやペットが近づかないかを考えておきます。賃貸住宅や集合住宅では、設置してよい範囲を管理者に確認してください。市のページは、アライグマは追い込まれると引っかいたり噛みついたりする危険があり、マダニなどの病原体を持つ可能性があるため、素手で触らないよう案内しています。

大阪府のアライグマの案内は、捕獲にあたって事前に最寄りの市役所へ問い合わせ、捕獲者台帳への登録と捕獲器標識の配布を受けるよう求めています。自分で器具を用意しようと考えている場合も、先に環境政策課へ相談してください。被害を見つけた日時と場所の記録の取り方は、アライグマを庭や家で見かけたときの相談前の記録にまとめています。

参考:枚方市|アライグマについて(2023年6月13日更新)

イタチは捕獲許可を受けて、箱わなを借りる

イタチが天井裏や床下に入っている場合、枚方市は環境政策課の環境保全担当で、捕獲許可と箱わなの貸出を行っています。箱わなは高さ約20センチ、幅約20センチ、奥行き約60センチで、台数に限りがあります。来庁する前に電話で空きを聞くこと、来庁時は身分証明書を持参することが案内されています。

貸出の条件は、期間が原則2週間、置けるのは借りた人の管理地、捕獲後の放獣は借りた人が行うことです。放獣先は、人家から離れた緑地や山中、河川敷などと示されています。猫など別の動物が入ったときも、借りた人がすみやかに放します。市は、箱わなの設置や回収、イタチの引き取りをしません。受け取りも返却も、環境政策課へ出向いて行います。

市のイタチ対策では、追い出しと侵入口の封鎖を組み合わせます。追い出せても戻ることがあるため、しばらく対策を続け、必ず侵入口を塞ぐと案内されています。匂いの強いものや殺虫用のくん煙剤を使う方法も紹介されていますが、製品の表示に従い、屋根裏など使ってよい場所かを確かめてください。屋根裏の音や痕跡を調べたいときは、屋根裏にイタチがいるかを確かめる調査の頼み方が参考になります。

参考:枚方市|イタチについて(2023年6月16日更新)

無許可の捕獲は禁止。鳥の巣やヒナ、卵がある場合も撤去を急がない

枚方市は、春から夏の繁殖期に野生鳥獣を見かけたら、原則として見守るよう案内しています。鳥獣保護法により、むやみに捕まえたり殺傷したりすること、許可なく飼うことは禁止されています。鳥の巣が作られた場合も、ヒナや巣の中の卵を許可なく撤去できません。大阪府の案内は、鳥獣保護管理法に違反して野生の鳥獣を捕獲した場合の罰則を、1年以下の拘禁刑(府のページでは旧表記)又は100万円以下の罰金としています。

巣は、鳥が巣立った後なら撤去できますが、卵が残っていないか確認するよう示されています。ベランダの室外機の裏などに巣を見つけたら、ヒナや卵の有無が分かるまで撤去を始めず、判断に迷うときは環境政策課に相談します。落ちたヒナは、親鳥が近くで見ていることがあるため、基本は何もしないとされています。市は野鳥の引き取りや、捕獲による保護をしません。

参考:枚方市|野生鳥獣の保護について(2022年5月31日更新)

ネズミは府の案内を確かめ、種類を決めつけずに相談する

枚方市の「害虫にご注意ください。」のページには、アカカミアリ、セアカゴケグモ、ヒアリ、マダニなどの注意喚起が並んでおり、ネズミ駆除を扱う個別のページは確認できませんでした。大阪府は、毎年1月15日から2月末日を「総合ねずみ駆除運動」とし、府と府内市町村が広報や講習会、駆除指導を行うとしています。

天井裏の音などで困ったときは、動物の名前を決めつけず、見たものと音の時間を整理して市の窓口に確認してください。手がかりは、天井裏で音がするときに最初にできることで整理しています。

参考:大阪府|ねずみ・衛生害虫について~身のまわり ちょっと気になる いやな虫~

業者との契約で迷ったら、消費生活センターに相談できる

業者との契約で迷ったときは、枚方市立消費生活センターに相談できます。相談専用ダイヤルの受付は月曜から金曜の午前9時30分から午後4時30分で、祝日と年末年始は除きます。対象は市内に住んでいる、または市内で働く、学ぶ人で、相談は無料、1回30分が目安です(2024年9月24日更新)。

見積書、契約書、業者の説明資料、ネット契約なら注文画面と確認画面のスクリーンショットを手元に用意すると、相談が進みやすいとされています。請求のトラブルの伝え方は、駆除の請求トラブルを188へ相談するときの準備にもまとめています。

参考:枚方市|枚方市立消費生活センターへのご相談は相談専用ダイヤルへお願いします(2024年9月24日更新)