和泉市のハチの巣駆除は、場所と世帯で窓口が変わります

和泉市の公式ページでは、家、駐車場、田畑など私有地にあるハチの巣は、その土地の管理者や所有者が責任をもって駆除するとされています。そのうえで市は、自分で駆除する人への道具の貸出、自力で対応できない世帯への相談、公共の場所の巣の駆除というように、場面ごとの窓口を用意しています。

窓口はハチの種類でも分かれます。アシナガバチやスズメバチは環境政策室の生活環境担当、ミツバチは農林担当が案内されています。どのハチか分からないときは、巣やハチの写真を遠くから撮っておくと、電話で伝えやすくなります。近づいて撮る必要はありません。

和泉市のハチの巣駆除は、場所と世帯で窓口が変わります:確認項目
状況和泉市の案内(確認時点)
自分で駆除する市役所とアグリセンターで防護服と駆除用スプレーを無料で貸出(要予約)
高齢者・障がい者のみの世帯で自力が難しいまず生活環境担当へ相談。業者に頼む場合は、事前に申し込めば補助の対象になり得る
公園・道路・公共施設の巣市役所に連絡すると担当部署が駆除
ミツバチ農林担当が窓口
業者に依頼する費用は有料。大阪府ペストコントロール協会への相談が案内されている

参考:和泉市|ハチの巣の駆除について(2022年8月1日更新の表示)

読者の疑問

和泉市は個人の家のハチの巣を駆除してくれますか?

比較ガイド

市が駆除するのは公園、道路、公共施設にできた巣です。個人の家や敷地の巣は所有者や管理者が駆除する扱いで、市は防護服とスプレーの貸出、世帯によっては業者費用の補助で支える形です。

ハチの巣の防護服とスプレーを借りる前の予約と準備

防護服はヘルメット、つなぎ服、手袋、長靴の一式で、駆除用スプレーとあわせて無料で借りられます。貸出場所は市役所の生活環境担当と、下宮町にある和泉市アグリセンターです。南部地域の利便性を高めるため、アグリセンターでの貸出は2022年8月に始まったと公式ページに書かれています。

数に限りがあるため、先に電話で予約してから取りに行きます。貸出期間は原則3日間までです。防護服はかさが大きく、衣装ケースに入れて渡されるため、自動車で行くことが勧められています。スプレーはアシナガバチ用とスズメバチ用の2種類なので、巣の種類を先に確かめておく必要があります。

ただ、道具を借りられることと、安全に駆除できることは別の話です。市は、不用意に巣へ近づくと刺されることがあり、以前に刺された人が再び刺されるとアナフィラキシーが起こる場合もあると注意しています。屋根の高い場所、壁の内側、すでに大きくなった巣は、慣れない人が扱う作業ではありません。スズメバチらしいハチが出入りするときも参考に、業者への相談を考えてください。

  • 巣の場所(軒下、庭木、物置など)と、地面からの高さ
  • 巣の大きさと形、出入りするハチの様子を遠くから撮った写真
  • 借りに行く日と、防護服を車で運べるかどうか
  • 作業の間、周囲に人が通らないようにできるか

参考:和泉市|ハチの巣の駆除について(2022年8月1日更新の表示)

高齢者・障がい者のみの世帯は、業者に頼む前に補助の事前申込みを

和泉市は2018年4月から、高齢者(65歳以上)または障がい者のみで構成される世帯が、スズメバチやアシナガバチの巣を駆除業者に頼んで駆除した場合に、予算の範囲内で補助金を出しています。公式ページの表示は2024年8月2日の更新で、年度ごとの予算や受付の状況は変わることがあります。

補助を受けるには、駆除を頼む前に生活環境担当へ電話か窓口で事前に申し込む必要があります。申込みなしに業者へ依頼した分は対象になりません。また、対象は市に登録のある駆除業者が施工したものに限られ、依頼先の業者は生活環境担当へ問い合わせるよう案内されています。見積もりを取る前に、まず市へ連絡する順番になります。

障がい者のみの世帯の要件は、身体障がい者手帳1級・2級(呼吸器以外の内臓障がいのみの場合を除く)、療育手帳A、精神障がい者保健福祉手帳1級、施設に入所していない要介護3〜5の認定のいずれかに当たる人だけで構成される世帯です。高齢者と障がい者が一緒に暮らす世帯も対象に含まれます。該当するか迷うときは、世帯の状況をそのまま生活環境担当に伝えて確認してください。

高齢者・障がい者のみの世帯は、業者に頼む前に補助の事前申込みを:確認項目
項目公式ページの表示
対象市内に住所があり、市税の滞納がなく、自分が住む建物の敷地内に巣がある、高齢者のみ・障がい者のみ(またはその両方)の世帯
補助額駆除費(消費税込)の3分の2。交付申請1回あたり2万円まで(100円未満は切り捨て)
事前の手続き駆除の前に電話か窓口で申込み。先着順で、申込総額が予算上限に達すると受付停止
申請の時期当該年度の4月1日から1月31日まで。駆除を終えたらすみやかに申請
対象外の費用駆除のために建物の一部を解体する費用や、その復旧費など、巣の駆除に直接関係しない費用
申請に添える書類同意書、要件を確認できる書類の写し、領収書の写し、位置図または見取図、駆除前後の写真各1枚

参考:和泉市|蜂の巣駆除の駆除費を補助(2024年8月2日更新の表示)

和泉市のアライグマ対策は、檻の無料貸出と回収が中心です

和泉市の公式ページによると、山間部だけでなく市街地でもアライグマが目撃され、農作物の被害や糞による生活環境の被害が多数報告されています。市の職員がアライグマの捕獲や追い出しを行うことはありませんが、捕獲に協力できる人に、捕獲檻を3か月間無料で貸し出しています。数に限りがあります。

檻でアライグマを捕獲した場合は、市が回収と処分を行い、捕獲した人に1頭あたり上限2,000円の捕獲報償金が交付されると案内されています。自分で檻を持っている人は市への登録が必要で、未登録の檻で捕獲した分は、回収・処分・報償金の対象になりません。このページの更新表示は2020年3月2日なので、条件は借りる前に農林担当へ確認してください。

捕獲した場合は市が回収と処分を行うとされているため、自分で車へ積んで運んだり、山に放したりせず、市の回収の手順に従います。屋根裏への侵入が疑われるときは、檻を置く前に侵入口や痕跡の確認が先です。記録の取り方はアライグマを庭や家で見かけたらで確認できます。

  • アライグマにエサを与えない
  • 農作物や生ごみを放置しない
  • 屋根裏や納屋に入れるすき間をふさぎ、住みにくい環境にする

参考:和泉市|アライグマにご注意ください(2020年3月2日更新の表示)

個人の敷地に出るイタチ・カラスと、イノシシ・サルへの市の考え方

市域には山間部や緑地が多く、イタチ、アライグマ、カラス、ムクドリ、ヘビ、ハチなど、さまざまな生き物が暮らしています。和泉市は、これらが個人所有地に出たときの捕獲や追い払いを行っていません。専門業者への依頼など、各自で対応する形が基本として案内されています。

イノシシやサルなどの大型の野生獣は、まれに市街地へ出ることがあります。市は、出会っても脅かしたり攻撃したりせず、物かげや建物の中へゆっくり避難するよう案内しています。エサを与えない、生ごみや農作物の残りを放置しない、草むらをなくすために草刈りをこまめにする、といった予防も挙げられています。

野生の鳥獣は、卵を含めて許可なく捕獲することが法律で禁止されています。例外もあるため、自分の庭だからといって罠を設置する前に、まず農林担当へ相談しましょう。他の市の窓口と比べたいときは、大阪の害獣相談の窓口の整理も役立ちます。

参考:和泉市|小型野生獣等について(2020年3月2日更新の表示)

電話や申込みの前に、場所と状況をまとめておく

ハチの巣でもアライグマでも、最初の連絡では、場所と状況を短く伝えられると話が進みます。巣の位置、地面からの高さ、大きさ、ハチが出入りする時間帯、家族に以前ハチに刺された人がいるかを整理しておきます。巣に近づいて確かめる必要はありません。

業者に頼む場合は、補助の事前申込みが先になる点だけ覚えておいてください。見積もりや日程を決める前に生活環境担当へ連絡し、補助の対象になるかを確かめます。見積書では、巣の駆除の費用と、解体・復旧など補助の対象外になる作業が分かれているかも見ておくと、後の申請で迷いません。比べ方はハチの巣駆除の費用を比べるが参考になります。