浜田市で猫の糞尿に困ったら、まず環境課へ相談します

浜田市の公式ページは、敷地内などへの猫の糞尿で困っている人を対象に、猫よけ器(ガーデンバリア)を貸し出していると案内しています。台数に限りがあるため、事前に環境課へ相談するよう書かれています。貸出は試験利用の位置づけで、貸出期間のあとも使いたい場合は、自分で購入を検討するよう求めています。

窓口は、市民生活部の環境課くらしと環境係です。今回確認した市の公式ページで、猫の被害に使える制度は、猫を近づけにくくする機器の貸出と、飼い主のいない猫の数を増やさないための手術補助の2つです。まずは被害の場所と頻度を整理して、相談しましょう。

参考:浜田市|猫よけ器(ガーデンバリア)を貸し出します

読者の疑問

猫よけ器は、誰でも借りられますか。

比較ガイド

対象は浜田市内に住んでいる人です。数に限りがあるため、事前に環境課へ相談し、貸出期間は2週間以内、次の予約がなければ最長4週間です。費用は無料で、乾電池は自分で用意します。

猫よけ器の貸出条件:対象・期間・費用

借りるには、浜田市内に住んでいることが条件です。目的以外の使用や第三者への転貸はできません。故障したときは、速やかに環境課へ連絡するよう案内されています。電池は借りた人が用意するため、貸出前に単一乾電池4本を準備しておくと、すぐ試せます。

借りられる期間は2週間以内で、貸出の予約が入っていなければ最長4週間です。糞尿の被害が続く場所に置いて効果を確かめ、続けるかどうかを決める期間と考えるとよいでしょう。期間中は、猫が来た日と回数を記録しておくと、購入を検討するときの判断材料になります。

猫よけ器の貸出条件:対象・期間・費用:確認項目
項目市の案内
対象者浜田市内に在住の人
貸出期間貸出日から2週間以内。次の予約がなければ最長4週間
費用無料。単一乾電池4本は自分で用意する
申込み数に限りがあるため、事前に環境課へ相談する
位置づけ試験利用。貸出期間のあとも使うなら、自分で購入を検討する

参考:浜田市|猫よけ器(ガーデンバリア)を貸し出します

猫よけ器でできることと、限界

この機器は超音波を発するため、人に向けたり、スピーカー部に長時間耳を近づけたりしないよう市は注意しています。年齢が若い人には音がよく聞こえるようなので、気分が悪くなったときは、使用を中止するか、置く場所を変えるよう案内されています。家族や近所に小さな子どもがいる場所では、置き場所に気をつけましょう。

市は、猫の個体差や周囲の環境によって、効果が表れないことがあると書いています。機器だけで解決できるとは考えず、餌になるものを屋外に置かない、糞尿のあとを清掃する、猫が潜り込める縁の下などのすき間を確認するといった対策を組み合わせます。追い払うために猫を傷つけたり、毒物を使ったりする方法は取らないでください。糞の確認はベランダや屋根裏にフンらしきものを見つけたときの手順が参考になります。

参考:浜田市|猫よけ器(ガーデンバリア)を貸し出します

繁殖制限手術の補助金:個人と町内会・自治会で条件が違います

市の猫の繁殖制限手術補助金は、飼い主のいない猫の数が増えるのを抑えるため、平成29年度に始まりました。令和3年度から、個人に加えて、町内会・自治会も補助の対象になっています。受付期間は4月1日から翌年3月31日までですが、予算の総額に達した時点で終了します。

個人の補助は猫1匹につき一律5,000円で、手術費の総額を超えない範囲です。県の猫の繁殖抑制支援モデル事業や、保健所から猫を譲り受けた人向けの不妊去勢手術費用助成など、同種の補助を受けているときは対象外とされています。どの制度を使うかは、手術の前に環境課で確認しましょう。

繁殖制限手術の補助金:個人と町内会・自治会で条件が違います:確認項目
項目個人(市民)町内会・自治会
対象の猫飼い猫および飼い主のいない猫飼い主のいない猫
補助額猫1匹につき一律5,000円(手術費の総額を超えない範囲)猫1匹につき、繁殖制限手術費用の全額
事前の手続き市の「手続きの流れ(個人)」を確認する手術の前に環境課へ連絡し、現地調査を受ける。事前の相談なしの手術は受付できない
共通の要件浜田市内の動物病院で、令和8年4月1日以降に手術する左に加えて、手術を受けさせる猫について住民に周知する

参考:浜田市|令和8年度 猫の繁殖制限手術補助金について

町内会・自治会が使う手順と、飼い主のいない猫の扱い

町内会・自治会が申請する場合は、手術を受けさせたい猫がいるとき、まず環境課へ連絡し、環境課による現地調査を受けます。そのあと、住民に周知してから手術を実施します。事前に環境課へ相談せずに手術をすると、受付できないと明記されています。申請の様式は、現地調査のあとに渡されます。

飼い主のいない猫は、手術済みと分かるように耳カットを行い、原則として生息地に戻します。新たな飼い主に譲渡する場合は例外です。地域で世話をする人の決め方や、餌の管理の方法は、近所で話し合ったうえで環境課に相談すると、苦情と取り組みを切り分けやすくなります。近所と情報を共有するときは近所でも被害があるときの共有の方法も参考になります。

参考:浜田市|令和8年度 猫の繁殖制限手術補助金について

飼い猫が庭を汚すときは、県条例の飼い主の責務を確認します

浜田市の案内ページは、県の動物の愛護及び管理に関する条例の概要を載せています。猫の飼い主については、首輪、名札、マイクロチップなどで所有者が分かるようにすること、原則として屋内で飼うこと、やむを得ず屋外へ出る飼い方をするなら、排せつのしつけなどで他人に迷惑を及ぼさないようにすることが挙げられています。

また、繁殖して飼えないときは繁殖制限を行うことが飼い主の責務に、動物が他人の土地をみだりに汚さないようにすることが遵守事項に挙げられています。鳴き声やにおいで周辺住民の生活に著しい支障が出ている場合などは、知事が勧告や命令を行うことがあります。飼い主が分かる猫の場合は、話し合いの日付と内容を記録しておくと、環境課に相談するときに説明しやすくなります。

参考:浜田市|「島根県動物の愛護及び管理に関する条例」

ノミやフンの衛生面は、保健所の案内と専門家へ相談します

県の益田保健所のページは、最近被害が多いネコノミの原因として、ペットに起因するもののほか、野良猫が物置などに侵入して発生するものがあると説明しています。猫が出入りする物置や縁の下でノミやかゆみが気になる場合は、猫よけ器の貸出とは別に、衛生害虫として保健所の案内や専門の駆除業者へ相談します。ノミの見分け方はノミが床やペットの周りにいるときにまとめています。

糞尿の清掃は、手袋を使い、触れたあとは手をよく洗いましょう。大量のフンやにおいが続くときは、猫よけ器の貸出を扱う環境課に被害の状況を伝え、体調に不安があるときは医療機関に相談してください。賃貸住宅の共用部や、管理会社が清掃する敷地で起きている場合は、まず管理会社へ連絡します。

参考:島根県|衛生害虫の相談について(ヤスデ)