天川村の鳥獣被害対策は農作物を守る補助が中心
天川村の公式ページ「天川村の鳥獣被害対策」で案内されているのは、防護施設の設置補助と、有害鳥獣の捕獲器の導入補助の二つです。どちらも提出先は天川村役場の産業建設課で、問い合わせは同課のお問い合わせフォームから行う案内になっています。
役場の開庁時間は、公式ページの表示で午前8時15分から午後5時までです。土曜、日曜、祝日、年末年始は閉庁と案内されています(2026年10月12日に確認)。補助は年度で変わることがあるため、申請の前に最新の案内を確かめてください。
| 項目 | 防護施設(ネット・電気柵等) | 有害鳥獣の捕獲器(捕獲檻等) |
|---|---|---|
| 補助の目的 | イノシシ等から農作物を守る施設の設置 | 有害獣捕獲檻などの購入や、制作の原材料 |
| 対象の人 | 公式ページに限定の記載なし | わな猟免許を持ち、村発行の有害鳥獣捕獲の許可書を持つ人 |
| 補助の金額 | 購入した金額の2分の1以内 | 申請内容により異なり、2分の1以内や上限がある |
| 主な書類 | 交付申請書、資材購入の領収書、共同購入の場合のみ代表者選任届 | 交付申請書、捕獲器の写真、領収書、わな猟免許証の写し、設置個所位置図 |
天川村で電気柵を買うと費用の半分が戻りますか?
公式ページには、防護施設は購入金額の2分の1以内で補助するとあります。ただし上限や対象者、申請の時期は書かれていないため、「半分戻る」と決めず、買う前に産業建設課へ確認してください。
防護柵の補助|購入金額の2分の1以内と共同購入の書類
補助の対象は、防護ネット、ネットフェンス、電気柵などの防護施設の設置にかかる費用です。補助額は購入した金額の2分の1以内とされ、申請には、防護柵設置費補助金の交付申請書と、資材の購入を示す領収書を産業建設課へ出します。
複数の人で共同購入する場合は、代表者選任届も提出します。公式ページには、家庭菜園が対象になるか、購入の前に申請が必要か、上限額があるかは書かれていません。買ってから申請できるとは限らないので、購入前に産業建設課へ確認しましょう。畑の被害を動物の跡から見分けたいときは畑の害獣対策が参考になります。
捕獲檻の補助は、免許と村の許可書の両方が前提
捕獲器の補助は、わな猟免許を持ち、さらに天川村が発行する有害鳥獣捕獲の許可書を持つ人を対象にしています。補助の対象になる機器は、捕獲檻、囲いわな、くくりわなの購入と、それぞれを制作するための原材料です。免許か許可書のどちらかがない人は、この補助の対象と読めないため、申請できると考えない方が安全です。
申請では、捕獲器の写真、領収書または原材料の領収書、わな猟免許証の写し、設置個所位置図などを出します。どこに設置するかを地図で示す書類があるため、設置の場所は思いつきで決めず、土地の持ち主の同意や周囲の人の通り道を先に確かめてから検討しましょう。
自分で罠を仕掛ける前に確認する、捕獲の許可
環境省の説明では、鳥獣は狩猟による場合を除き、原則として捕獲や殺傷ができません。被害があるときは、環境大臣または都道府県知事の許可を受けて捕獲でき、多くの都道府県ではその権限の一部が市町村長に移されています。天川村の捕獲器の補助でも、村が発行する有害鳥獣捕獲の許可書が条件に入っています。
このため、補助の有無に関係なく、箱わななどを買って自分で仕掛ければよい、という判断はおすすめできません。捕獲を考えるときは、許可の申請先、免許の有無、捕獲後の対応を産業建設課に確認しましょう。捕獲した動物の扱いを決めないまま設置すると、後で困ります。
電気柵を付けるなら、感電事故を防ぐ安全面も確認
電気柵は補助の対象に挙がっていますが、設置の仕方を誤ると人が感電する事故につながります。農林水産省は、電気柵を設けた場所に危険を知らせる表示をすること、適合した電源装置を使うことを示しています。
さらに、電源の使用電圧が30ボルト以上で人が容易に立ち入る場所では漏電遮断器を付けること、専用の開閉器を設けることも挙げられています。補助を受けるかどうかとは別に、購入先や施工者にこれらの対応が含まれるかを聞き、子どもや散歩の人が通る場所では位置も見直しましょう。
家の中のネズミやハチの巣は、村のページに案内がない
2026年10月12日に天川村の公式サイト内で「ハチ」「ネズミ」を検索しましたが、該当する記事は表示されませんでした。村の鳥獣被害対策のページも、農作物を守る柵と捕獲器の補助が中心で、住宅の天井裏や軒下の被害を扱う案内は見当たりません。
家の被害は、村が対応するとは限らない前提で、役場に相談できるかを先に聞くと確実です。民間業者へ頼む場合は、村の消費者行政のページにも悪質商法の例として挙がる点検商法や強引な電話勧誘に注意し、契約を急かされたときの確認点や現地調査を頼む前に伝えることを先に整理しておきましょう。






