木津川市のアライグマ捕獲檻は農政課と両支所で借りる

木津川市の農政課は、アライグマによる農作物や生活環境への被害が増えていることから、捕獲用の檻を貸し出しています。窓口は市役所の農政課、加茂支所、山城支所の3か所で、貸出費用は無料です。貸出は1人につき1基、期間は2週間で、返却日が閉庁日にあたる場合は次の開庁日が返却日になります。

貸し出される檻は、間口が約27センチ、高さ32センチ、奥行82センチ、重さ約4キログラムとされています。運搬・設置・管理・返却は申請者が自分で行うため、車に積めるか、置く場所まで運べるかも先に考えておきます。借りた檻は、借りた窓口に返却します。

木津川市のアライグマ捕獲檻は農政課と両支所で借りる:確認項目
項目公式案内の内容事前に決めること
窓口と費用農政課・加茂支所・山城支所。貸出は無料通いやすい窓口と来庁日
数と期間1人1基、2週間。返却日が閉庁日なら次の開庁日返却日と、その前後の予定
在庫数に限りがあり、農業の繁忙期などは貸せないことがある来庁前に電話で在庫を確認する
運搬と設置運搬・設置・管理・返却は申請者が行う車への積み込みと、設置場所までの運び方

参考:木津川市|アライグマ捕獲檻の貸出

読者の疑問

木津川市の捕獲檻はいくらで借りられますか?

比較ガイド

公式案内では貸出費用は無料です。ただし1人1基、期間は2週間で、在庫が限られ農業の繁忙期などは貸せないこともあるため、来庁前に電話で在庫を確認するよう案内されています。

申請書に書く被害の理由と、貸出の条件

申請書では、住所・氏名のほか、申請理由として「農業への被害防止」「生活環境への被害防止」「人身への被害防止」から選び、檻を置く場所と別紙の位置図を示します。農業の場合は、被害を受けている作物名と面積などを書く欄もあります。

貸出は、被害対策を行っても被害を防げない場合に限られます。近所のネコやイヌの糞や鳴き声で困っているので捕まえたい、という理由では貸し出されません。檻は申請した目的・場所以外には設置できず、又貸しも禁止です。餌を檻の中に置き、捕れないときは檻の場所を変えるか、檻の近くにも餌を置くよう市は案内しています。設置後の管理や餌の入れ替えは申請者が行います。

参考:木津川市|アライグマ捕獲檻貸付申請書・貸出通知書(PDF)

捕れたときの連絡は開庁時間だけ。5種類以外は放獣する

檻にアライグマ、ハクビシン、アナグマ、ヌートリア、タヌキが入った場合は、生け捕りのまま農政課へ連絡すると、時間を調整して引き取りに来てもらえます。連絡できるのは市役所の開庁時で、閉庁日や夜間は対応していません。貸出通知書にも、檻の返却と捕獲の連絡は平日夜間と閉庁日には対応していないと書かれています。

5種類以外の動物が入った場合は、借りた人が速やかに放獣すると定められています。申請書にも、対象外の動物をかけてしまったら直ちに放す、という文言があります。檻の中でも爪で引っかかれたり噛まれたりするおそれがあるため、むやみに近づいたり手を近づけたりせず、運ぶときは厚手の手袋をして持ち手を持つよう案内されています。似た動物の違いはアライグマとタヌキの違いの見分け方も参考になります。

捕れたときの連絡は開庁時間だけ。5種類以外は放獣する:確認項目
檻に入った動物市の案内気をつけること
アライグマ・ハクビシン・アナグマ・ヌートリア・タヌキ生け捕りのまま農政課へ連絡し、引き取りの時間を調整連絡は開庁時のみ。檻に手を近づけない
上の5種類以外の動物借りた人が速やかに放獣対象外の動物は、申請書の約束どおり直ちに放す
閉庁日・夜間返却と捕獲の連絡は対応していない設置の日取りを、連絡できる日に合わせて考える

参考:木津川市|アライグマ捕獲檻の貸出

ホームセンターの檻で捕まえる前に|市販檻の許可と罰則

市は、ホームセンターなどで檻を買って捕獲する例が増えているとして、檻を買うこと自体に問題はないが、捕獲行為には許可が必要だと案内しています。許可なく檻で捕獲した場合は、1年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金に処される場合があるとされ、設置前に窓口へ相談して許可を得るよう求めています。

環境省も、鳥獣保護管理法に違反して野生の鳥獣を捕獲した場合の罰則を示しています。さらにアライグマは特定外来生物で、飼育・保管・運搬は原則禁止です。捕れたからといって、自分で車に積んで別の場所へ運ぶことは避け、市の引き取りの手順を待ちます。

参考:木津川市|市販の捕獲檻の設置許可

ハチの巣は市が駆除しない。防護服の貸出とスズメバチの扱い

木津川市は、家庭や個人の所有地内で発生した蜂や害虫は市では駆除できないとしています。ハチに刺されると痛いだけでなく、体質によってはアレルギー反応でショック症状を起こす人もいると説明し、人身事故を防ぐために可能な限り専門業者へ依頼するよう勧めています。

小型の蜂を自分で駆除する場合に限り、環境課が蜂用防護服を無料で貸し出しています。着用して市販の噴射式殺虫スプレーなどで駆除する使い方で、貸出中のこともあるため、必ず事前に問い合わせます。この防護服はスズメバチなど大型の蜂にも対応しますが、市は個人で行わず害虫駆除の専門業者に依頼するよう求めています。費用の見方はハチの巣駆除の費用の見積もりの読み方、種類の見当はスズメバチらしいハチが出入りするときの確認で確認できます。

ハチの巣は市が駆除しない。防護服の貸出とスズメバチの扱い:確認項目
巣のある場所・用件連絡先備考
自宅や自分の土地の小型の蜂環境課で防護服を借りて自分で駆除するか、専門業者へ防護服は無料。貸出中のことがあるため事前に問い合わせ
スズメバチなど大型の蜂可能な限り害虫駆除の専門業者へ防護服は大型にも対応するが、個人での駆除は勧めていない
公園などの公共施設施設の管理者市のページが管理者への連絡を求めている
害虫駆除の一般相談京都府ペストコントロール協会(市の案内では月曜から土曜の午前9時から午後5時、夏季休業あり)市のページに相談先として掲載

参考:木津川市|蜂や害虫の駆除

農作物を守る柵の補助は、檻の貸出とは別の制度

市には、アライグマの檻とは別に、農作物を守る柵への補助があります。令和8年度の有害鳥獣防除施設設置事業補助金は、農家2戸以上が共同で電気柵やトタン柵などを設置する場合が対象で、募集期間は令和8年4月7日から5月12日まででした。配分の上限は対象事業費の40パーセント以内、設置した柵の1メートルあたり単価は1,600円以内で、取り付け費用・手数料・人件費は対象事業費に含まれません。

この募集期間はすでに終わっているため、次の年度の予定は農政課に確認します。住宅の庭や屋根裏の被害については、この補助の案内には出てこないため、檻の貸出や業者への相談とは分けて考えます。

参考:木津川市|令和8年度有害鳥獣防除施設設置事業補助金

業者に頼むときの消費生活相談と、ネズミの相談先

ハチの巣駆除や屋根裏の工事を業者に頼んで、見積もりと請求額が違う、契約を急がされたというときは、消費生活の相談窓口が使えます。木津川市では、相楽会館1階の相楽消費生活センターが、月曜日から金曜日(祝日・年末年始を除く)の午前9時から午後4時まで、電話または来所で消費生活相談員が対応すると案内しています。全国共通の消費者ホットラインもあります。

ネズミの駆除や相談先については、今回確認した市の公式ページに専用の案内が見つかりませんでした。制度の有無を決めつけず、環境課に問い合わせて確かめてください。受付日や時間は変わることがあるため、利用する日に公式ページで確認することも大切です。

参考:木津川市|消費生活相談窓口のご案内