個人住宅のスズメバチは、業者を探す前に市民安全課へ連絡する

富士市は、生活環境緊急整備事業として、刺されると特に危険なスズメバチの巣の駆除費用を助成しています。窓口は市民安全課で、受付は祝日を除く月曜日から金曜日の市役所開庁時間内(8時30分から17時15分まで)です。巣の場所を確認してから連絡することになっており、場所が分からないと駆除できないことがあると案内されています。

助成が使えるのは、市と契約している業者に依頼した場合だけです。ほかの業者へ先に頼むと助成の対象外になるため、必ず事前に市民安全課へ相談するよう求められています。市の案内では、自己負担額は税込3,300円です。巣を見つけたあと、自分で業者を探す前に市へ電話するという順番を覚えておきましょう。

個人住宅のスズメバチは、業者を探す前に市民安全課へ連絡する:確認項目
確認すること富士市の案内読者が取る行動
連絡先市民安全課(市庁舎3階北側)巣の場所を確認してから連絡する
受付祝日を除く月曜日から金曜日の8時30分から17時15分まで時間外は、開庁日にあらためて連絡する
依頼先市と契約している業者のみ助成の対象自分で業者を探して先に頼まない
自己負担税込3,300円追加作業は別に実費がかかる場合がある

参考:富士市|スズメバチの巣の駆除について

読者の疑問

富士市のスズメバチ駆除は、いくらかかりますか。

比較ガイド

市と契約した業者に頼む個人住宅の場合、自己負担額は税込3,300円と案内されています。天井裏や戸袋の一時撤去と復旧など、追加作業は別に実費がかかることがあります。

助成の対象外になる住まいと、追加費用が出やすい巣の場所

対象は個人住宅です。事務所、店舗、畑、林、賃貸住宅などは対象外とされています。賃貸にお住まいで巣を見つけたときは、市へ連絡する前後に貸主や管理会社へ伝え、誰が業者を手配して費用を負担するかを決める必要があります。連絡の順番は賃貸で被害が起きたときの伝え方にまとめています。

助成があっても、追加作業が必要なときは別に実費がかかることがあります。市の案内が挙げる例は、天井裏や戸袋に巣ができたときの、天井や戸袋の一時撤去と復旧にかかる費用です。巣が見える場所にあるのか、建物の内部にあるのかを写真で伝えておくと、追加費用の有無を事前に聞きやすくなります。工事中の変更については追加作業を勧められたときの確認の順番も役に立ちます。

駆除業者の夏期休業の間や、依頼が重なった時期は、駆除までに日数がかかる場合があります。巣は春に作り始められ、夏から秋にかけて大きくなるほど危険が増すため、見つけたら早めに連絡するよう市は求めています。待っている間は、不用意にハチを刺激しないでください。

参考:富士市|スズメバチの巣の駆除について

スズメバチ以外のハチは助成対象外。業者への依頼は全額自己負担

アシナガバチやミツバチなど、スズメバチ以外のハチの巣は助成の対象外で、業者へ頼む場合の費用は全額自己負担です。市の案内は相談先として静岡県ペストコントロール協会の東部支所を挙げ、協会に所属する駆除業者を紹介してもらう形だと説明しています。費用は、紹介された業者に直接確認するよう案内されています。アシナガバチの巣の見方はアシナガバチの巣を見つけたときの考え方も参考になります。

巣の種類は、市の案内にある特徴が手がかりになります。巣に近づいて確かめる必要はなく、離れた場所から見える形や大きさだけで十分です。

スズメバチ以外のハチは助成対象外。業者への依頼は全額自己負担:確認項目
ハチ巣の特徴(市の案内)出現の時期
スズメバチボール状で入口は一つ。表面がうろこ状で、大きさは10〜30cm5月から11月
アシナガバチ茶碗を伏せた形で、下側に穴が多数ある。大きさは5〜10cm5月から10月
ミツバチハチがボール状に群がっている。体形は丸く小さい4月から7月

参考:富士市|スズメバチの巣の駆除について

自分で駆除するなら、防護服の無料貸出は予約制

スズメバチ以外のハチを自分で駆除する場合は、市民安全課へ連絡すると防護服を無料で借りられます。貸出は市内で使うときに限られ、ハチの駆除以外への使用、転貸、営利目的の使用はできません。数に限りがあるため予約制で、事前に電話で確認するよう案内されています。

防護服を借りられても、どんな巣でも自力で安全に取れるわけではありません。市の案内も、ハチは益虫でもあるため、生活に支障のない場所ならそっとしておくよう呼びかけています。人が通る場所、はしごが必要な高い場所、屋根裏など建物の内部にある巣は、作業の条件を専門業者へ伝えて相談しましょう。借りる前に、巣の大きさ、高さ、周りの足場を窓口へ説明しておくと、貸出で足りるのかを判断しやすくなります。

参考:富士市|スズメバチの巣の駆除について

ネットで見つけた業者との料金トラブルを避ける

富士市の案内は、ハチやゴキブリなどの駆除をインターネットで見つけた業者に依頼し、高額な請求を受けるトラブルが増えていると注意を促し、国民生活センターのページを紹介しています。国民生活センターは、広告の格安料金とかけ離れた金額を提示される事例が多いとしています。極端に安い表示に注意すること、複数の見積もりを比べる時間を与えない業者とは契約しないことを助言しています。

個人住宅のスズメバチなら、市の契約業者という選択肢があります。ネット検索で先に電話するより、まず市民安全課へ連絡するほうが、料金面の見通しを持ちやすくなります。スズメバチ以外で自分で業者を探すときは、作業内容、出張費、キャンセル料を見積もりで確認し、納得できなければ断ってかまいません。迷ったときは、消費者ホットラインを通じて最寄りの消費生活センターなどを案内してもらえます。富士市にも消費生活センターがあります。契約前の確認は駆除の請求トラブルを消費生活センターへ相談するときの準備にもまとめています。

参考:国民生活センター|害虫・害獣駆除のトラブルにご注意

ハチ以外の動物は、環境保全課の自然保護担当が窓口

富士市は、野生鳥獣は原則として捕獲が禁止され、鳥類の卵の採取も禁止されていると案内しています。被害防止などの目的で許可を受けて捕獲する手続きは、環境部環境保全課へ問い合わせます。カラスの繁殖期の案内では、巣の中に卵やヒナがいる場合、鳥獣保護管理法により許可なく巣を撤去できないと示されています。巣の扱いに迷うときは巣に卵やヒナがあるときの確認先を先に確認してください。

ハチの窓口は市民安全課、野生動物の窓口は環境保全課と分かれています。電話をかける前に、相談したいのがハチなのか、イノシシ、サル、カラスなどの動物なのかを整理しておくと、案内される先を間違えにくくなります。

参考:富士市|有害鳥獣捕獲

市民安全課へ連絡する前に準備しておく情報

巣に近づいて確認する必要はありません。離れた場所から見える範囲で、次の情報をメモしておくと、連絡の際に状況を伝えやすくなります。

  • 巣の場所(軒下、天井裏、戸袋、庭木など)と、地上からのおおよその高さ
  • 巣の大きさと形、出入りしているハチの数
  • 持ち家か賃貸か、住居と事業所の兼用かどうか
  • 自分で駆除するつもりか、業者に頼みたいか
  • 平日の8時30分から17時15分までに連絡できる時間帯