加古川市のスズメバチ駆除費補助は令和8年度の受付が終了
加古川市の補助制度のページには、補助金の申請額が令和8年度の予算上限額に達したため、受付を終了したと案内されています。ページの更新日は2026年9月25日で、この記事のために確認した2026年10月3日時点でも同じ表示でした。ハチの活動が盛んな秋に、制度の案内は残っていても、今年度の分は申し込めない状態です。
令和8年度は2027年3月末までの年度です。受付の再開や令和9年度の扱いは、確認した範囲では案内されていません。この間に駆除する場合は、補助がない前提で費用を考え、受付の状況を公式ページで見直してください。
加古川市のハチの巣駆除の補助は、今も申し込めますか?
2026年9月25日更新の公式案内では、令和8年度は申請額が予算の上限に達したため受付を終了しています。来年度以降の受付は、公式ページで確認してください。
補助の内容は費用の2分の1|上限10,000円と対象外の費用
制度の目的は、多数の人に危害を及ぼすおそれのあるスズメバチの巣の早期駆除を促し、安全な市民生活を確保することです。補助額は駆除作業に要した費用の2分の1で、1,000円未満は切り捨て、上限は10,000円。予算の範囲内に限られます。
対象外の費用もあります。巣の場所が分からないときの調査費と、駆除に伴って壊した工作物の修理費は補助されません。近隣の姫路市のスズメバチ駆除補助は上限が駆除日で変わるなど、同じ兵庫県内でも仕組みが違うため、他市の情報を当てはめないようにします。
| 項目 | 加古川市の案内 |
|---|---|
| 補助率 | 駆除作業に要した費用の2分の1 |
| 端数 | 1,000円未満は切り捨て |
| 上限額 | 10,000円 |
| 予算 | 予算の範囲内に限る(令和8年度は上限に達して受付終了) |
| 対象外の費用 | 巣の場所が不明な場合の調査費、駆除に伴って壊した工作物の修理費 |
対象になる巣・申請者・業者|スズメバチ限定、指定業者のみ
補助の対象は、市内にあるスズメバチの巣の駆除で、次のすべてに当てはまるものです。巣の周囲おおむね10メートル以内に人が立ち入る可能性があること、活動中の巣であること、店舗や事務所など事業用の物件ではないこと、市が指定する駆除業者に頼むこと、巣のある建物や土地を所有、管理、使用している個人が申請することです。
スズメバチの巣だけが対象で、アシナガバチやミツバチの巣は補助の対象外です。市は、スズメバチの巣の特徴を、ボール状で初期は徳利型、表面がマーブル状の模様で、出入り口の穴がひとつと説明しています。指定業者以外に頼むと、スズメバチの巣であっても駆除費用は全額自己負担です。
| 条件 | 市の案内の内容 | つまずきやすい点 |
|---|---|---|
| 巣の種類 | スズメバチの巣のみ。アシナガバチ・ミツバチは対象外 | 種類を写真で整理し、分からないときは市に問い合わせる |
| 巣の場所 | 周囲おおむね10メートル以内に人が立ち入る可能性がある箇所の、活動中の巣 | 庭の奥でも、通路や隣地との距離を確認する |
| 建物の用途 | 店舗・事務所など事業用の物件は対象外 | 事業用に当たるか迷うときは、先に問い合わせる |
| 依頼先 | 市が指定する駆除業者。それ以外は全額自己負担 | 一覧の表示は令和8年6月15日現在。依頼前に市へ確認する |
| 申請者 | 巣がある建物や土地を所有、管理、使用している個人 | 賃貸の入居者の扱いは、管理会社と市に確認する |
受付終了後にスズメバチの巣が見つかったら|補助なしで見積もりを比べる
費用面では、指定業者でも料金は業者ごとに違うため、複数社に見積もりを頼むよう市が勧めています。夏から秋にかけて働きバチが増えて巣が大きくなり、秋には数万円の料金になる場合もあるとして、早期の駆除をすすめています。補助を使えない年度は、この見積もりの差がそのまま自己負担の差になります。
見積もりは、巣の数、作業の範囲、撤去・処分の扱い、再訪の有無をそろえて比べましょう。手順は相見積もりの比べ方にまとめています。補助の受付が再開されたときに備えて、市の指定業者かどうかも、見積もりを頼む際にあわせて聞いておくと役立ちます。
巣には近づかない|市が示すスズメバチの注意点と、刺されたとき
補助が使えない間でも、巣に近づかないことが最優先です。市はスズメバチについて、巣や働きバチに危害を加えたり、むやみに近づいたりしない限り襲ってこないと説明し、巣の近くでは音や振動、においなどの刺激を避けるよう案内しています。巣の位置は、離れた場所から写真に残すだけにします。
刺されてしまったときは、市の案内に沿って応急処置をしたうえで、すぐに病院で手当てを受けます。症状の判断や治療は医療機関に任せてください。
スズメバチ以外の衛生害虫は市が駆除しない
加古川市は、スズメバチ以外の衛生害虫について、市では駆除を行っていないと案内しています。原則として、建物や土地の所有者か管理者が自らの責任で、専門の駆除業者へ有料で直接依頼します。アシナガバチやミツバチの巣は補助の対象外ですが、その駆除がここでいう衛生害虫の扱いになるかはページに明記されていないため、市の環境衛生係に確認してください。
駆除業者の案内は、一般社団法人兵庫県ペストコントロール協会に問い合わせると受けられ、相談は無料と市は案内しています。同協会のよくある質問には、ハチの巣の依頼先に迷ったときの相談先として協会が挙がっていますが、価格は各業者で異なり、協会としての統一価格はないとされています。紹介を受けても、見積もりは複数で比べます。
賃貸住宅や空き家の巣は、所有者と管理者の確認から
補助の申請者は、巣がある建物や土地を所有、管理、使用している個人とされています。賃貸住宅の入居者がこの「使用している個人」に当たるのか、共用部の巣はどうなるのかは、確認した公式ページに細かく書かれていません。管理会社へ状況を伝えたうえで、市の環境保全課環境衛生係に対象かどうかを確認する順番が堅実です。
空き家や、離れて暮らす親の家の巣でも、まず所有者や管理者を確認します。賃貸で被害が起きたときの伝え方のように、場所の写真と見つけた日をまとめて渡すと、管理側も見積もりや業者の手配を進めやすくなります。
高額請求を避けるための見積もり確認
兵庫県の消費者向け情報は、ハチの巣駆除でネットの表示料金より高い金額を請求された相談が増えているとして、表示料金をうのみにしないこと、複数社の見積もりを比べること、すぐ駆除しないと危険だと急がされても契約しないことを勧めています。
見積もりの段階では、巣の数と場所、作業の範囲、出張や追加作業の扱い、巣の撤去と処分が含まれるかを、書面かメッセージで残します。契約を急かされたときの対応も合わせて確認し、納得できないまま署名しないことが大切です。



