横浜市のハチの巣相談は、区の福祉保健センター生活衛生課から始めます

横浜市栄区の案内(2025年6月更新)では、生活衛生課がネズミや害虫の駆除相談に応じ、ハチの防護服やネズミの捕獲かごなどを無料で貸し出しています。生活衛生課では駆除作業を行っておらず、駆除業者は自分で探すか、例として挙げられている公益社団法人 神奈川県ペストコントロール協会に相談します。依頼の前には、料金を事前に聞くなど、よく確認するよう求めています。

横浜市は区ごとに福祉保健センターがあり、市の「ハチについて」のページ(2025年11月更新)は、福祉保健センターでは巣の駆除は行わず、ハチの相談、駆除業者の案内、自分で駆除する人への防護服や駆除機材の貸出を行うと説明しています。この記事では、栄区、旭区、泉区の3区のページも確認しました。貸し出す器具の種類や在庫、相談の方法は区によって違うため、表の内容を自分の区にそのまま当てはめず、お住まいの区の生活衛生課で確かめてください。

横浜市のハチの巣相談は、区の福祉保健センター生活衛生課から始めます:確認項目
区公式ページで確認できた内容ページの更新時期
栄区相談に応じ、ハチの防護服やネズミの捕獲かごなどを無料で貸出。駆除作業は行わない2025年6月
旭区駆除方法と業者の案内。アシナガバチ向けに、防護服(区役所窓口のみ)と高所用器具のハチローを無料で貸出。区内の巣は写真でのオンライン相談もできる2026年8月
泉区スズメバチは自分で駆除せず専門業者へ、まず生活衛生課へ相談。衛生害虫の駆除器具やネズミ捕りのカゴの貸出も案内2022年10月

参考:横浜市栄区|ネズミ・害虫の相談

読者の疑問

横浜市はハチの巣を駆除してくれますか?

比較ガイド

区の福祉保健センター生活衛生課は、駆除方法の案内や防護服などの貸出を行いますが、市のハチのページでは巣の駆除は行っていないと明記されています。駆除業者は自分で探すか、区で案内される団体に相談します。

旭区の案内にあるスズメバチとアシナガバチの見分け方と、動き出す時期

旭区の案内によると、よく見かけるハチはアシナガバチとスズメバチの2種類で、大きさはどちらも3〜4センチほどですが、巣の形で見分けられます。巣の観察は、ハチを刺激しない距離から行い、肌の露出が少ない服装で、不安があれば近づかないようにします。

時期については、女王バチが巣を作り始める4月下旬から6月は巣にいるハチが少なく、この時期に見つければ比較的安全で安価に駆除できると説明されています。夏から秋の最盛期はハチの数が多く攻撃性も増すため、旭区は最盛期の自主駆除をおすすめしないとしています。巣にハチの出入りがない場合は、使われなくなった巣のことがあり、ほかのハチがその巣を再利用することはないとも述べています。

旭区の案内にあるスズメバチとアシナガバチの見分け方と、動き出す時期:確認項目
見分けるところアシナガバチスズメバチ
巣の形おわん型で、六角形の巣穴がたくさん見えるボール型で、出入り口の穴は1つ
飛び方足をだらりと垂らして、ふわふわ飛ぶ巣に向かって直線的に飛ぶ
旭区が示す駆除方法自分で駆除するか、業者に依頼する専門業者に依頼する

参考:横浜市旭区|ハチの相談

泉区の案内:駆除しなくてよいアシナガバチの巣もあります

泉区の案内(2022年10月更新)は、スズメバチは危険なので自分で駆除せず、専門業者に任せるよう求めています。まずは生活衛生課に相談するのがよいとされています。更新日が古い案内のため、現在の貸出の扱いは窓口で確かめてください。

アシナガバチについては、スズメバチほど危険ではなく、巣が日常生活に影響のない場所にあるなら、駆除せずそのままにしておくという考え方が示されています。いたずらをしなければ襲ってこず、10月いっぱいくらいでいなくなり、翌年はその巣に戻らないと説明されています。生活の動線に近い巣かどうかで、見守るか駆除するかを分けましょう。

参考:横浜市泉区|ハチ・ネズミ・衛生害虫等の駆除相談

防護服やハチローを借りるときに、先に確かめること

旭区では、アシナガバチを自分で駆除する人向けに、高所用駆除器具のハチローと防護服を無料で貸し出しています。防護服は区役所窓口のみの取り扱いで、ハチローは区内の協力薬局でも借りられます。ハチローに使う専用の殺虫剤は、協力薬局などで購入します。貸出器具の在庫は変わるため、行く前に問い合わせるよう案内されています。

区が示す協力薬局の一覧は2022年6月1日現在のもので、現在も同じ薬局で借りられるかは分かりません。薬局へ向かう前に、区の生活衛生課で貸出の扱いを確かめると、無駄足を避けられます。旭区の案内は、自主駆除でも刺される危険をなくせるわけではないとし、決して無理をしないよう求めています。薬剤は製品の表示に従い、巣が大きいとき、高い場所にあるとき、体調に不安があるときは、業者へ切り替えましょう。

参考:横浜市旭区|ハチの相談

種類が分からないときの写真相談と、電話で伝える巣の情報

スズメバチかアシナガバチか判断できないときは、旭区の区内にある巣に限り、写真を投稿するオンライン相談が使えます。写真からハチの種類を判断して対処方法を返信しますが、画像の状態によっては判断できず、撮り直しか電話での相談になります。土日祝日の投稿への返信は、翌開庁日以降です。

撮影はハチを刺激しない距離から行い、不安があれば無理に撮らず、電話で相談するよう案内されています。電話では、巣の状況を詳しく聞かれます。ほかの区でも、次のような情報を用意しておくと、貸出か業者かの案内を受けやすくなります。

  • 巣のある場所(軒下、庭木、壁の中など)
  • 巣の大きさと形
  • ハチの出入りの状況(出入りがなければ、使われなくなった巣のこともあります)

参考:横浜市旭区|ハチの相談

民間業者へ頼む範囲と、賃貸・集合住宅の連絡先

区の窓口は駆除をしないため、スズメバチの巣や、高い場所・屋根裏の巣は専門業者の対応になります。栄区の案内は、業者を自分で探すか、団体に相談し、料金を事前に聞いて確認するよう求めています。見積もりでは、巣の場所、駆除後の巣の処分、再訪問の条件を分けて聞くと、ハチの巣駆除の見積もりの読み方と見比べやすくなります。

賃貸住宅やマンションの共用部、公園・道路などに巣がある場合は、自分で業者を呼ぶ前に管理者へ連絡しましょう。費用を誰が負担し、誰が発注するかが変わります。連絡の順番は賃貸で被害が起きたときの連絡先も参考になります。相模原市の案内と比べたい方は相模原市のハチの巣駆除の案内もご覧ください。

参考:横浜市栄区|ネズミ・害虫の相談

刺されて体調が変わったら、急いで受診します

旭区の案内は、刺されたときに気分が悪くなったり、動悸や発疹が出たりした場合は、速やかに病院へ行くよう求めています。ハチは巣や命を守るために威嚇や攻撃をするので、飛んでいても静かに見守り、巣には近づかないことが基本とされています。症状の判断は医療機関に任せ、窓口への相談は受診のあとで構いません。

参考:横浜市旭区|ハチの相談