淡路市の窓口は、動物や虫の種類で分かれる

淡路市のページは、イノシシやサルに出会ったときの注意、イノシシ被害の補助、セアカゴケグモの注意、動物愛護センターの案内に分かれています。ハチの巣の駆除、ネズミの相談、アライグマの捕獲といった住宅の困りごとに直接答える案内は、今回たどった範囲の公式ページでは見つかりませんでした。

載っていないからといって、市が対応する、あるいは対応しないという意味ではありません。住宅の被害で連絡するときは、動物や虫の種類を決めつけずに場所と状況を伝え、どの課が担当かを窓口で確認します。

淡路市の窓口は、動物や虫の種類で分かれる:確認項目
困りごと市の公式ページに載っていた窓口確認できた内容
イノシシ・サルの目撃、農地の被害農林水産課遭遇時の注意、鳥獣被害防止計画、イノシシ被害防止事業の補助
セアカゴケグモ生活環境課。県の洲本健康福祉事務所食品薬務衛生課も問い合わせ先に記載特徴、生息しやすい場所、かまれたときの対処
小動物に関する苦情・相談兵庫県動物愛護センター淡路支所(市の案内ページ。2018年12月更新)犬の引き取りや小動物の苦情相談などを県の支所が行うという案内
ハチの巣・ネズミ・アライグマ今回確認できた市の公式ページには案内なし担当課への確認が必要

参考:淡路市|淡路市鳥獣被害防止計画(令和8〜10年度、PDF)

読者の疑問

淡路市でイノシシが住宅地に出たら、まず何をしますか?

比較ガイド

近づかず、慌てずゆっくり後ずさりして離れます。棒を振り上げたり物を投げたりして刺激しないよう、市が案内しています。市へ連絡するときは、見かけた場所と時刻を伝えます。

イノシシに出会ったとき、市が案内する行動

市のイノシシの案内(2024年12月12日掲載)は、イノシシは警戒心が強くて臆病な動物であり、出会ったら慌てず落ち着いて行動するよう求めています。近づかず、ゆっくり後ずさりして離れること、棒を振り上げたり物を投げたりして刺激しないことが挙げられています。

暗い時間に歩くときは、大きな音や光で人がいることを知らせて、出会い頭の遭遇を避けます。イノシシは一度エサを見つけた場所に再び現れることがあるため、農作物の不要物、収穫しない果実、生ごみを適切に管理するのも市の案内です。

市の鳥獣被害防止計画(令和7年度作成)によると、淡路市はもともとイノシシの生息が確認されていない地域でしたが、約18年前から市北部で増え、現在はほぼ市内全域で確認されています。最近は市街地にも出没し、人的被害が心配されています。庭先に来る場合は庭にイノシシが来たら、兵庫県内の住宅地での対応は兵庫の住宅地でイノシシに出会ったらにまとめています。

参考:淡路市|イノシシに注意しましょう!!

サルに出会ったとき、家の近くにいるときの行動

淡路市は、市内でサルが目撃されているとして、2026年5月22日更新のページで注意を呼びかけています。一般的に野生のサルは、こちらから何もしなければ襲ってくることはほとんどないとされています。出会ったときは近づかず、大声を出したり物を投げたり棒でたたいたりして刺激せず、目を見ないようにして、落ち着いてその場を離れます。

サルが家の近くにいるときは、ドアや窓から入られることがあるため、2階以上も含めて施錠します。家の中から大声を出したり目を見たりして威嚇せず、立ち去るのを待ちます。餌を与えると人を怖がらなくなり、庭や家の中へ入ってくるようになるので、市は餌を与えないよう求めています。

野菜くず、生ごみ、落ちた果実、お供え物の放置は餌付けと同じだと市は説明しています。放置された果樹を伐採して、餌場にならないようにする対策も挙げられています。

参考:淡路市|サルに出会ってしまったら

市の捕獲体制と、わなを自分で設置する前に確認すること

淡路市鳥獣被害防止計画(計画期間は令和8年度から令和10年度)は、対象鳥獣をイノシシ、ニホンジカ、ニホンザルとしています。従来の対策として、猟友会に有害鳥獣捕獲を委託し、捕獲檻などで捕獲していると書かれています。令和8年度から3年間、毎年箱わな10基を導入し、狩猟免許の取得を促す計画です。

緊急時の連絡体制は、警察から淡路市を経て鳥獣保護管理員と地元猟友会へ、または地元住民から淡路市を経て同じ連絡先へ、という流れが示されています。住民の連絡先は市です。県内の野生イノシシで豚熱の感染が確認されているため、捕獲に当たる人の靴底や車両の消毒を徹底する、とも書かれています。

兵庫県の捕獲許可のページ(2025年12月16日更新)では、イノシシやサルは市町長が許可する獣種に挙がっており、申請の窓口は市町です。野生鳥獣は狩猟によらない捕獲が原則として禁じられているため、わなを自分で設置する前に、市へ確認が必要です。

参考:淡路市|淡路市鳥獣被害防止計画(令和8〜10年度、PDF)

イノシシ被害防止事業の補助:販売目的の農地が対象、購入前に申請

市は、イノシシ被害を防ぐため、電気柵やメッシュ柵などを農地に設置する資材の購入費の一部を補助しています(2025年6月5日掲載)。対象と条件を、市の案内から表にまとめます。

条件が「販売目的で農作物を栽培する農地」となっているため、販売しない家庭菜園が対象になるかは、このページからは分かりません。購入前に農林水産課へ確認してください。購入済みの資材は補助できないとされているので、見積書を取る段階で相談するのが安全です。

イノシシ被害防止事業の補助:販売目的の農地が対象、購入前に申請:確認項目
項目市の案内
対象者市内に住所がある人
対象の資材販売目的で農作物を栽培する農地を防護するための資材
補助の内容3万円以上の資材購入経費の3分の1。上限は5万円
受付期間予算がなくなり次第終了
手続きの順序資材の購入前に交付申請をし、交付決定後に購入する。過去に購入済みの資材は対象外
申請書類交付申請書、納税調査同意書、購入資材の業者見積書、施工位置図(窓口での聞き取りでも可)

参考:淡路市|イノシシ被害防止事業補助

セアカゴケグモは市内に定着。かまれたら洗い流して早めに受診

淡路市のセアカゴケグモのページ(2026年5月8日更新)によると、市内では2005年5月に生穂漁港で大量に見つかったのを始めに各所で生息が確認され、すでに定着したと推測されています。メスは体長約10〜15mmで背中に赤い帯状の模様があり、オスは約3〜5mmで背中に白い斑紋があります。

市は、性格はおとなしく、素手で触らない限りかまれることはないと説明しています。日当たりがよく暖かく、乾燥していて巣を張りやすい隙間を好み、側溝の中やふたの裏側、プランターの裏、エアコンの室外機やプロパンガスのボンベと壁の隙間、放置された空き缶、墓地の花立てなどが例に挙がっています。

万一かまれたときは、あわてずに毒を石けんや水で洗い流し、できるだけ早く病院で治療を受けるよう市は案内しています。可能なら、かまれたクモを持っていくと適切な治療につながるそうです。駆除の方法も市のページに載っていますが、薬剤は製品の表示に従ってください。屋外作業では手袋をはめるなど、ページの注意も確認します。問い合わせ先は、生活環境課と洲本健康福祉事務所の食品薬務衛生課です。

参考:淡路市|セアカゴケグモにご注意を!

小動物の相談先と、業者に頼む前の確認

淡路市の動物に関するページは、犬の引き取りや小動物の苦情相談などを、兵庫県動物愛護センター淡路支所が行うと案内しています。業務の一覧には、動物に関する相談、所有者不明の負傷動物の収容や治療、動物取扱業の登録受理なども載っています。ページの更新は2018年12月なので、相談できる内容は支所に確認してください。

ハチの巣やネズミ、アライグマなど、市のページで確認できなかった困りごとを民間業者に頼むときは、兵庫県の消費者トラブル情報にあるとおり、表示料金をうのみにせず複数社から見積りを取り、急がされても契約しないよう助言されています。見積もりの揃え方は兵庫県で害獣駆除の見積もりを比べるに、契約で困ったときは駆除の請求トラブルを188へ相談するにはにまとめています。

参考:淡路市|小動物に関するお問い合わせは兵庫県動物愛護センター淡路支所へ