所沢市はハチの巣を駆除しない|所有者・管理者が対応する

所沢市は、住宅、アパート・マンションなどの敷地内にできたハチの巣の駆除を、巣のある土地・家屋の所有者や管理者にお願いしています。自分の所有地ではない場所で巣を見つけた場合は、所有者などに巣ができていることを伝えるよう案内されています。賃貸住宅の入居者であれば、連絡する相手は貸主や管理会社です。

自分で駆除できない場合、市は希望する人に専門業者を案内しています。ただし費用は依頼者の全額自己負担で、ハチの巣の案内ページに補助制度の記載はありません。同じ県内でも、越谷市はスズメバチの巣を市の負担で駆除しており、自治体によって扱いが違います。

所沢市はハチの巣を駆除しない|所有者・管理者が対応する:確認項目
巣のある場所対応する人所沢市の関わり
自宅の敷地・建物所有者希望者に専門業者を案内。費用は全額自己負担
アパート・マンションの敷地所有者・管理者入居者は巣があることを管理者へ伝える
他人の土地や建物その所有者等見つけた人が所有者等に知らせる
みどり自然課が所管する樹林地市(みどり自然課)スズメバチを発見次第、順次対応

参考:所沢市|ハチの巣を見かけたら

読者の疑問

所沢市役所はハチの巣を駆除してくれますか?

比較ガイド

住宅やアパート・マンションの敷地内の巣は、市では駆除しません。土地・家屋の所有者や管理者が対応し、自分で駆除できない場合は、希望者に市が専門業者を案内しています。

スズメバチとアシナガバチの巣の見分け方

所沢市内でよく見られるハチは、スズメバチまたはアシナガバチです。飛んでいるハチを見ても種類は分かりにくいため、市は巣の形で判断するよう勧めています。ただし、形を確かめるために巣へ近づき過ぎるのは危険です。近づけない場合は無理をせず、専門業者に依頼します。巣の形は、できた場所によって多少変わることがあります。

スズメバチの巣の特徴

丸いボールのような形で、出入口は通常1か所です。出入口の近くに見張り役のハチがいて、巣穴は外から直接見えず、表面はマーブル模様になっています。

アシナガバチの巣の特徴

茶碗をひっくり返したような形で、巣穴がたくさん見えます。巣の表面にハチが群がっているのも、アシナガバチの巣を見分ける手がかりです。

参考:所沢市|ハチの巣を見かけたら

自分で駆除できる範囲と、専門業者に頼むハチの巣

スズメバチはほかのハチに比べて攻撃的で、巣の中のハチが増える9月頃がもっとも危険だと市は説明しています。対応を誤ると本人だけでなく周辺にも危険が及ぶため、専門業者への依頼が勧められています。アシナガバチはスズメバチほど攻撃的ではなく、自分で巣を駆除することも可能とされています。その場合は帽子、長袖、長ズボン、手袋を着け、ハチの活動が落ち着く日没後に、ハチ専用の殺虫剤を説明書の使用方法を守って使うよう案内されています。

巣が屋根裏や床下、戸袋、植込みの中にあって直接確認できない場合は、専門業者への依頼が勧められています。依頼前には、スズメバチの巣に近づく前の相談準備やアシナガバチの巣を見守れる場所かどうかを確認し、ハチの巣駆除の見積もりの読み方に沿って、巣の処分や再訪問が料金に含まれるかを聞いておきます。

自分で駆除できる範囲と、専門業者に頼むハチの巣:確認項目
状況所沢市の案内
スズメバチの巣がある専門業者への依頼を勧める
アシナガバチの巣がある防護できる服装で、日没後にハチ専用殺虫剤を使えば自分で駆除することも可能
屋根裏・床下・戸袋・植込みの中など、巣が直接見えない専門業者への依頼を勧める
常に多数のハチが飛ぶが、巣が見つからないオオスズメバチの可能性。自分での駆除は非常に危険で、専門業者へ

参考:所沢市|ハチの巣を見かけたら

ハチの巣を駆除しない選択と、古い巣・巣が見つからない場合

ハチには、植物の受粉を助けたり、毛虫などを捕食したりする益虫としての面があります。所沢市は、人通りがない場所などでは、巣をそのままにしておくことも選択の一つだと案内しています。巣に触れたり、ハチを追い払おうとしたりすると攻撃されるため、近くを通るときは大声を出さず、落ち着いて行動します。

ハチの出入りがない巣は、古い巣の場合があります。ハチの巣は一年限りのもので、翌年以降は使われません。ただし、一度巣ができた場所は巣を作りやすい場所なので、翌年以降も注意が必要です。1、2匹が飛んでいるだけなら、エサを探しているだけの可能性があり、刺激しなければそのまま飛び去ると説明されています。

参考:所沢市|ハチの巣を見かけたら

ミツバチの分蜂は数日で移動する|支障があれば生活環境課へ

春先に、庭木や壁にミツバチが大きな塊になって集まることがあります。これは分蜂と呼ばれ、古い女王バチが働きバチを連れて新しい巣の場所を探している途中の姿です。所沢市によると、ミツバチはおとなしい性質で、刺激しない限り人を襲うことはなく、早ければ1日から3日、長くても1週間ほどで移動します。夏や秋の分蜂は規模が小さいものの、とどまる期間が少し長くなる場合があるとされています。

市は、分蜂は一時的なものなので、できれば駆除せずに見守ってほしいとしたうえで、どうしても生活に支障が出る場合は一度生活環境課へ相談するよう案内しています。塊がいつからあるか、場所はどこかを記録しておくと相談しやすくなります。分蜂と巣の違いは、ミツバチの塊が分蜂か巣かを見分ける記事でも整理しています。

参考:所沢市|ミツバチの分蜂について

樹林地のスズメバチと、刺されたときの対応

所沢市内の樹林地では、スズメバチの目撃情報が多数寄せられています。みどり自然課は、同課が所管する樹林地については発見次第、順次対応しているとしています。遭遇したときは、無理に振り払って刺激せず、慌てずにその場から速やかに立ち去ります。住宅の敷地の巣は生活環境課、樹林地はみどり自然課と、案内している課が分かれている点も覚えておくと連絡がスムーズです。

刺されてしまった場合は、まず刺された場所から離れ、速やかに医師の診察を受けるよう市は呼びかけています。スズメバチやアシナガバチに刺されると、発熱やおう吐などの症状が出ることがあると説明されています。体調に異変を感じたら様子を見ずに、医療機関へ相談してください。

参考:所沢市|樹林地での『スズメバチ』の目撃情報が増えています!

ハチ以外の生き物|アライグマは生活環境課、ハクビシンは市の防除対象外

生活環境課は、特定外来生物であるアライグマの被害の連絡先でもあります。所沢市は埼玉県や近隣市町村と協力して防除を行っており、家屋への侵入や農作物の食害を受けた場合は同課へ連絡するよう案内しています。一方、タヌキ、ハクビシン、アナグマなどについては、市では防除を行っていません。屋根裏の動物がどれか分からないときは、ハクビシンとアライグマの見分け方で顔と尾の特徴を確かめてから相談すると、案内を受けやすくなります。

参考:所沢市|特定外来生物のアライグマにご注意ください