親子らしい行動を見たまま残す
環境省の手引きは、アライグマの繁殖と屋根裏利用を紹介しています。庭で大小の個体が一緒にいた場合、子育てに関連する可能性はありますが、見かけた家で生まれたとは限りません。
記録は「大きい一頭と小さい三頭が同時に東側を通過」のようにします。鳴き声だけから子どもの数を数えたり、時間をずらして見た個体をすべて別個体として合計したりしないでください。
| 見えた場面 | 優先する対応 |
|---|---|
| 大小が庭を横切る | 距離を保ち通過方向を記録 |
| 小さな個体が軒から出る | 出入り口と同時目撃数を記録 |
| 一頭だけ出た後に静か | 内部確認が済むまで封鎖を保留 |
参考:環境省|アライグマ防除の手引き(地域から構築する効果的な防除、2025年改訂版)
小さい一頭だけなら迷子ですか?
親が見えないだけの可能性もあり、目撃だけでは分かりません。追わずに場所と状態を担当者へ伝えます。
幼獣を見つけても近づかない
堺市はアライグマを特定外来生物として案内し、安易に近づいたり餌を与えたりしない対応を求めています。小さく見えても、家庭で触って慣らそうとする動物ではありません。
親らしい個体が見えない場合も、物陰へ手を入れて探さず、子どもや犬猫を離します。玄関の前なら別の出入口を使うなど人の側を動かし、追い込むために出口を囲わないでください。
一頭が出た後も内部の確認を残す
建物の隙間を通って外へ出た姿を見ても、奥にほかの個体がいるかは分かりません。複数の小さな個体や鳴き声が確認されている場合は、その情報を封鎖担当に最初に渡します。
調査では、どこまで内部を確認できたか、見えない空間があるか、再確認をどのようにするかを聞きます。カメラに動きがない時間が続いたというだけで、奥の状態まで確認済みとは扱わないことが重要です。
保護目的でも持ち帰らず相談する
幼獣が動かないなど気になる状態があっても、独自に家へ持ち帰って飼育しないでください。特定外来生物は飼養や運搬などに規制があるため、状態と位置を地域の担当窓口へ伝え、取扱いを確認します。
家への侵入がない通過の場面なら、まず食べ残しや落果をなくし、その後の来訪を見ます。建物内部を使っている場面なら、親子の処置と封鎖を一つの工程として調整し、先に工事だけ済ませないようにします。




