屋内か屋外かで市の対応手順が異なる

甲賀市は、屋外のアライグマについて被害を確認したうえで箱わなを設置する方法を案内しています。家屋内の被害では、鳥獣害防除指導員による捕獲を試みるという別の説明があります。庭の目撃、屋根裏、階の間、床下をひとまとめにせず、どこで何が起きているかを窓口へ伝えましょう。屋内対応の記載があるからといって、建物のどの場所でも捕獲できるとは限りません。高所や構造上の事情によって断る場合があることも公式案内に示されています。

屋内か屋外かで市の対応手順が異なる:確認項目
作業・情報甲賀市の案内所有者が準備すること
屋内の捕獲指導員が捕獲を試みる場所・構造・録音を伝える
必要な開口工事所有者が建設業者等へ発注開口日と捕獲日時を調整
高所・特殊な構造対応できない場合がある現場確認後に代替対応を相談

参考:甲賀市|鳥獣による田畑での農作物被害や家屋への侵入被害対策

読者の疑問

市が天井を開けて元に戻してくれますか。

比較ガイド

公式案内では必要な開口は所有者が建設業者等へ発注します。復旧も含む工事範囲と日程を別途確認してください。

天井を開ける前に市と工事業者をつなぐ

市は、捕獲のために天井等を開ける必要がある場合、所有者から建設業者等へ発注し、開ける日と捕獲する日時を調整するよう案内しています。先に天井だけを大きく開けてしまうと、住居の使い方や作業体制を後から変えることになります。相談後に、開口が本当に必要か、どの位置をどの程度開けるか、養生と復旧は誰が担当するかを確認してください。賃貸や共有建物では所有者の承諾と発注者を決め、市の訪問予定と施工者の空き日程を照合します。

調整時には市と施工者それぞれの連絡担当を決め、当日に捕獲を試みられなくなった場合の工事の扱いも確認します。開けた場所を一時的にどう養生するか、居住者はどの部屋を使えるかまで話し合っておけば、予定変更の影響を小さくできます。捕獲の可否がまだ分からない段階では、天井の全面交換など大きな工事を先に確定せず、現場確認の結果から範囲を決めていきましょう。

構造と音の記録を相談資料にする

甲賀市は相談時の確認事項として、被害場所、屋内での音や鳴き声、木造・鉄骨造等の構造、平屋・二階建て・物置等の建物の情報を挙げています。音の録音が判断の助けになる場合もあるとしていますが、音だけで種類が確定する説明ではありません。室内の安全な位置で録音した日時と、どの部屋の上から聞こえるかを図に残すと整理できます。既存の点検口の有無は伝えてよい情報ですが、自分で狭い天井裏へ入って動物を確認する必要はありません。

捕獲後の家屋作業まで担当を決める

捕獲の試行、天井の開口、汚れた部分の清掃、開口部の復旧、侵入口の閉塞は、それぞれ必要性を確認したい作業です。市の捕獲案内を住宅工事まで含む一式のサービスと考えず、建設業者や調査業者へ頼む範囲を文書にします。市は獣が出たあとに侵入口を閉じる対策も案内しています。屋内に残っていないかを確認する段階と、穴を閉じる段階を分けて相談してください。訪問や捕獲はすぐにできるとは限らないため、その間に使わない部屋や立ち入りを避ける場所も管理者と決めておきます。