市川市のネズミ駆除は自己対応が基本|市が行うこと・行わないこと
市川市は、ネズミについて職員による駆除作業は行っていないと明記しています。個人での対応が難しい場合は専門業者への依頼を検討するよう案内しており、駆除費用は個人の自己負担です。市は特定の業者を紹介できないとしたうえで、参考として害虫駆除業者でつくる千葉県害虫防除協同組合を知らせています。
市が行っているのは、防除方法の情報提供と、殺そ剤の無料配布、忌避剤の試験配布です。担当は環境部の生活環境保全課です。なお、千葉県の説明では、ドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミは鳥獣保護管理法の対象外とされています。アライグマやハクビシンのように捕獲に許可が必要な動物とは扱いが異なるため、天井裏の音の正体が分からない段階では、種類を決めつけずに痕跡を確認することが大切です。
| 項目 | 市川市の案内 | 利用者が行うこと |
|---|---|---|
| 駆除作業 | 市の職員は行わない | 自分で対処するか、専門業者へ依頼する(有料) |
| 業者の紹介 | 特定の業者は紹介しない。業者でつくる組合を参考として案内 | 作業範囲と金額を自分で比べる |
| 殺そ剤 | 希望者へ無料配布(蓄積毒性のもの) | 本人確認書類を持参し、屋内で使う |
| 忌避剤 | 令和8年4月から試験配布 | 市内在住で、調査票の回答に協力する |
参考:市川市|ネズミについて
市川市はネズミを無料で駆除してくれますか?
市の職員による駆除作業は行われていません。希望者への殺そ剤の無料配布と忌避剤の試験配布があり、個人での対応が難しい場合は専門業者へ依頼します。業者の費用は自己負担です。
殺そ剤の無料配布|配布場所と受け取れる時間
殺そ剤は、希望する人に市内14か所で無料配布されています。申請のときは、免許証など本人確認ができるものを用意します。2026年10月3日に確認した時点では、配布場所の表の配布状況欄に「配布中」と表示されていました。在庫や配布状況は変わることがあるため、出かける前に公式ページの表を確認してください。
平日の日中に市役所へ行けない人は、夜まで開いている市川駅行政サービスセンターや公民館を利用できます。年末年始の休みは、いずれの場所も12月29日から1月3日までです。
| 配布場所の区分 | 配布時間 | 休み |
|---|---|---|
| 生活環境保全課、総合市民相談課、行徳支所 総務課、大柏出張所、南行徳市民センター、国分・信篤・中山の各窓口連絡所 | 8時45分〜17時 | 土曜・日曜・祝日、年末年始 |
| 市川駅行政サービスセンター | 月曜〜金曜は8時45分〜20時、土曜は8時45分〜17時 | 日曜・祝日、年末年始 |
| 東部・西部・曽谷・柏井・南行徳の各公民館 | 9時〜21時 | 毎月最終月曜日、祝日、年末年始 |
参考:市川市|ネズミについて
市川市の殺そ剤を使うときの注意|屋内での使用とクマネズミの耐性
市が配布する殺そ剤は、安全性の確保のため蓄積毒性のものになっています。数日間続けて食べさせることで効果が得られるタイプです。屋外で使うとほかの動物に影響するおそれがあるため、市は屋内で使うよう求めています。成分は人や動物にも有害で、小さな子どもやペットが近づける場所は避け、食料品と分けて保管し、使い終わった残りは回収します。
扱うときは使い捨て手袋などで直接触れないようにし、手に付いたときはせっけんと水で洗います。誤って口にした場合は、医師の診療を受けるよう市は案内しています。置き場所や量は、配布時の説明と製品の表示に従ってください。殺鼠剤と捕獲器の選び方では、死骸の回収や誤食の面から違いを整理しています。
市は、天井裏などにすみつくクマネズミには、配布している殺そ剤(ワルファリン)に耐性を持つ個体が多く、効かないことがあると注意しています。効果が見られないときは、耐性のあるネズミに対応した市販の殺そ剤などを使うか、専門業者へ相談するよう案内されています。
参考:市川市|ネズミについて
ネズミ忌避剤の試験配布|対象と調査票
令和8年4月から、生活環境保全課で忌避剤の試験配布が行われています。対象は市内在住で、調査票の回答に協力できる人です。配布場所は市役所第2庁舎の生活環境保全課で、時間は平日の8時45分から17時までです。
調査票は、郵送、ファックス、窓口のほかインターネットでも回答でき、使用後1か月以内の回答が求められています。市は忌避剤について、ほかの動物にとっても嫌なにおいであることがあるため、ペットを飼っている場合はにおいや使う場所に気をつけるよう説明しています。試験配布という位置づけのため、今後の実施状況は公式ページで確認してください。忌避剤だけで解決するかの見方も参考になります。
参考:市川市|ネズミについて
配布品を使う前に行う、侵入口・エサ・巣材の対策
市は、ネズミは1センチメートルほどのすき間があれば侵入できるといわれていると説明し、通気口やエアコンの配管周りなどのすき間を、金属板、目の細かい金網、パテなどでふさぐよう勧めています。食品は冷蔵庫や密閉容器にしまい、生ごみはふた付きのごみ箱へ捨て、ペットのエサは放置しないことも挙げられています。巣の材料になる紙や布、ビニールを放置しないことも対策の一つです。
殺そ剤は好んで食べられるわけではないため、エサになる食品や生ごみを片づけてから置くよう案内されています。屋外では、ごみ集積所のルールを守ること、柿など実のなる木がエサ場になっている場合は落ちた実をこまめに片づけることが対策です。防鼠金網ですき間を直す前の確認で、寸法や換気の考え方を確認できます。
参考:市川市|ネズミについて
業者・管理会社へ相談する目安と、相談前の準備
配布品を使っても音や痕跡が続く、侵入口が高い場所や床下にあって自分では確認できない、天井裏に死骸やフンが残っていそうだという場合は、業者の現地調査を検討します。見積もりでは、侵入口をふさぐ位置、清掃の範囲、作業の回数、作業後の確認方法を分けて書いてもらうと、複数社を比べやすくなります。
賃貸住宅や集合住宅では、殺そ剤を置く前に貸主や管理会社へ状況を伝えてください。共用の配管スペースやごみ置き場が関係している場合、自分の部屋だけの対処では止まらないことがあります。音がした日時と場所、フンやかじり跡の写真、すでに使った配布品や市販品の名前と設置日をメモにまとめておくと、調査の手がかりになります。







