ムクドリらしい姿を見たか、群れだけを見たか

我孫子市は、ムクドリをスズメより大きくハトより小さい、足とくちばしがオレンジ色の鳥と紹介しています。顔や体には白い部分もあります。薄暗い時間の群れでは細部が見えないため、「ムクドリと思われる鳥の群れ」と伝えて構いません。

写真には、鳥の拡大だけでなく、とまっている木や建物が分かる構図も残します。鳴き声の録音だけで種類を確定しようとせず、姿を確認できた時刻と位置を添えます。道路や線路の近くへ出て撮影する必要はありません。

参考:我孫子市|駅前のムクドリについて

読者の疑問

昼に鳥が少なくても調査を頼めますか?

比較ガイド

夕方の状況を伝え、現地確認の時間帯を相談します。昼の写真だけで判断しないよう、集まる時刻や範囲の記録を添えてください。

集団ねぐらと、卵やヒナのある巣は別に考える

千葉市は、ムクドリが繁殖期につがいで生活し、それ以外の時期には夕方に集まって集団ねぐらを形成すると説明しています。夕方に多数集まることだけで、そこに卵やヒナのある巣が多数あるとは判断できません。

建物の穴に出入りする鳥を別に見つけた場合は、街路樹の群れとは分けて記録します。群れの休む場所を調べるのか、建物内の営巣を調べるのかで、確認する場所と施工時期の判断が変わります。季節だけで巣が空だと決めず、必要な場合は状態の確認を依頼してください。

参考:千葉市|野生動物による生活上の被害対策(ムクドリ)

夕方の変化を、小さな地図にまとめる

同じ範囲を見られる位置から、集まり始めた時刻と、その後どこへ移ったかを記録します。羽数を正確に数えられなければ「木の上部を広く覆う程度」など見え方で伝えて構いません。録音は何時に、屋内か屋外か、窓が開いていたかも残すと状況が分かります。

汚れについては、通路、車、店頭など対象を分け、清掃した日からの変化を記録します。歩道上なら街路樹の並びや店舗名などの目印を添え、私有地の場合は敷地境界を示します。別の管理者の木へ移っていないかも、確認できた範囲で共有しましょう。

夕方の変化を、小さな地図にまとめる:確認項目
記録項目記入例相談で決めること
集合時刻18時頃から増え、18時半に隣の木へ調査に適した時間帯
利用範囲交差点から3本目までの街路樹関係する土地・樹木の管理者
生活への影響店頭の床が清掃翌朝に再び汚れる清掃と飛来対策の対象
対策後の変化対象の木から隣の駐車場側へ移動周辺を含めた経過確認の範囲

対策の効果は、周囲への移動も含めて確認する

千葉市は、音による対策に慣れが生じる場合や、樹木への対策で近隣の木などへ群れが移る場合があると説明しています。このため、商品を設置すれば長期間解決するとは決めず、実施前後をどの範囲で比べるかを確認します。

依頼文は「毎日夕方、店の前から交差点までの木に群れが集まり、翌朝の歩道清掃に支障があります。対象の樹木の管理者と、現地確認・清掃・飛来対策の担当を教えてください」と書けます。音や光を使う案では周辺の生活・交通への影響も担当者に確認し、住人が独自に大音量や強い光で追い回すことは避けます。

参考:千葉市|野生動物による生活上の被害対策(ムクドリ)

巣への作業や捕獲を伴う場合は別途確認する

ムクドリの捕獲や卵・ヒナに関わる作業は、地域の許可窓口への確認が必要です。ねぐら対策と、鳥を捕まえたり営巣箇所をふさいだりする作業を混同せず、実施内容を具体的に説明してもらいます。

街路樹の剪定や機器の取り付けは、その場所の管理者と調整します。私有地で業者へ依頼する場合も、対象範囲、何回実施するか、群れが移った場合の扱い、清掃費用が含まれるかを聞いてください。工事当日の変化だけで評価を終えず、確認する期間と再相談の窓口を決めておくと、その後の判断につながります。

参考:大阪市|有害鳥獣の捕獲許可の手続き