人とペットが近づかない状態を先につくる
大阪市都島区は、野生動物に触れたり近づいたりしないよう呼びかけています。室内でも、ほうきで追い回す、手でつかむ、物を投げるといった行動は避けます。子どもやペットは無理なく移れる別の場所へ誘導し、飛ぶ動物の下を何度も行き来しないようにしてください。
移動が難しい人がいる、唯一の出入口付近にいる、ペットが追いかけているなど、距離を保ちにくい状況は最初に相談先へ伝えます。動物がいる部屋の扉や窓を操作する必要がある場合も、接近せずにできるかを考えます。体を乗り出したり高い窓へ登ったりする対応は選ばず、安全な場所から連絡しましょう。
家具の裏で見えなくなりました。探すべきですか?
無理に家具を動かさず、最後に見た位置と時刻を相談先へ伝えます。人やペットの接近を避け、建物や部屋の条件に合う確認方法を案内してもらってください。
今いる場所と、見失った場所を区別する
連絡時には「飛んでいる」「カーテンに止まった」「家具の後ろへ入り見失った」のように現在の状況を伝えます。写真は無理なく撮れる距離からで構いません。見失った場合は家具を次々動かしたり、カーテンを振ったりせず、最後に見た位置と時刻を残します。
記録例は「13日20時、居間で小さな飛ぶ動物を確認。20時5分、窓上のカーテン付近で見失った。家族と猫は別室へ移動」です。開いていた窓やドアがあれば書きますが、そこから入ったところを見ていなければ侵入口と断定しません。室外へ出るところを見たかどうかも、後で重要な確認になります。
| 相談で伝える項目 | 具体例 | 分けて確認すること |
|---|---|---|
| 現在位置 | 居間のカーテン付近 | 現在も見えているか |
| 出入り | 窓は開いていた | 実際に通過を見たか |
| 人との接触 | 触れた可能性がある | 誰がいつどう接触したか |
| ペットとの接触 | 猫が追ったが接触不明 | 獣医師への相談情報 |
捕獲の相談と、対処方法の相談を分ける
横浜市のFAQは、市ではコウモリの捕獲・駆除を行わず、難しい場合は専門業者へ相談すること、捕獲許可は県の担当へ確認することを案内しています。この役割分担は全国で同じとは限りません。関西では所在地の自治体に、室内にいる状況と、今必要な相談内容を伝えて窓口を確認します。
「室内だから自分で捕まえてよい」とは判断せず、捕獲等に該当する行為を含むなら手続きと実施者を確認します。窓を使って外へ出るのを待つ方法を案内された場合も、窓の高さ、転落や逃走の危険、他室へ移る可能性を伝え、自宅で実施できる条件か確かめてください。一律の待機時間で解決するとは考えません。
接触があった場合は、建物対策と別に相談する
人がかまれた、引っかかれた、触れた可能性がある場合は、接触した部位や日時を記録し、医療機関や保健所へ相談します。症状があるかどうかだけで自己判断せず、コウモリらしき動物との接触であることを伝えてください。動物を証拠としてつかんだり、診療先へ自分で持参したりする必要はありません。
ペットが接触した可能性があるときは、動物の種類、接触の様子、現在の状態を獣医師へ伝えます。人の相談とペットの相談は分けて行います。この記事では感染の有無、投薬、処置を判断せず、状況を専門窓口へ渡すための項目にとどめています。医療上の対応は個別の案内を受けてください。
いなくなった後は、侵入と定着を分けて調べる
外へ出たところを確認したなら時刻を記録し、どこから入ったかは別に検討します。窓を開けていた際の一度の迷い込みなのか、軒や壁の内部を利用しているのかは、室内の一件だけでは分かりません。繰り返す、窓外で出入りを見る、同じ場所へ落下物が増える場合は、位置図を添えて建物の調査を依頼します。


